1月4日のNHK NEWS_WEBでNASAが有人火星探査に向けてISSで1年間の滞在実験を開始するという報道がありました。
気になって調べたところ、NASAが一卵性双生児の宇宙飛行士の一人をISSに1年間滞在させて、人体への影響を調査研究するということでした。
下図が、その2人で左がScott Kellyさん、右がMark Kellyさんです。
今回は、Scott KellyさんがISSに3月から1年間滞在することになります。
Mark Kellyさんは、既に引退しているので地上で通常通り過ごす事になります。
この二人の遺伝子情報と身体的、生理的情報を収集することで、2030年に計画している有人火星探査のためのデーターとする計画です。
このミッションには、ロシアの宇宙飛行士Mikhail Kornienkoさんも参加して、1年間ISSに滞在します。
国際的な協力体制が作られているとのことです。
先月、Orionの無人での打上が成功しました。
いよいよ、2030年代の有人火星探査に向けて具体的な活動が動き始めましたね。
*ただ、この情報は、NHKのニュース以外は、2013年のものです。従いまして、多少変化があるのかもしれませんが・・・
*追記:ISSで3月から始まるExpedition43に上記お二人の名前がありました。