火星への道

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Sharp山に到着して、はや115Sol 

2015-01-16 22:44:14 | MSL

1月14日のWhat'sNewによりますとCuriosityは、Pink Cliffsにある"Mojave,"でドリルを使ってサンプル採取することになりました。
下図が"Mojave,"です。 
 "Mojave," には、多くの細長い特徴のあるものが見られます。それは、米粒よりも僅かに小さなもので、鉱物の結晶のように見えます。
この結晶は、湖が干上がったため生じた塩類なのか?または、岩の中を流れる液体によって形成されたものなのか? 

 

Sol864には、Curiosityが "Mojave,"に近づいて、ドリルを使用する準備に入りました。
そして、Sol867(1月13日)にミニドリルを実施しました。 

 

下図がその結果です。

ただし、すぐに本格的なドリルは、行わないとのことです。
ソフトウエアの更新に1週間程度かかる為です。
また、丁度来週の月曜日がマーティン・ルーサー・キングの日(1月第3月曜日)ということで祝日なので今週末から連休になります。
ソフトウエアの更新後に本格的にドリルを使用するとのことです。
でも、科学チームは、ただ手をこまねいて待っているのではなく、ミニドリルで露出した岩の断面をじっくり観測するとのことです。 

来週に予定されているソフトウエアの更新は、以下の二つのことを目的としています。
①掘削作業中にローバーの滑りを検出する性能向上のため、ローバのドリルと同時にローバのジャイロスコープを含む「慣性測定装置」の使用を可能にすることです。
②より良い地形を選んで走行するための自律的に特定し、運転する能力の改善することです。

Pink Cliffs の位置は、下図にて


 

Sol753(9月18日UTC)にSharp山の麓に到着してからもうSol868(1月14日UTC)となりました。
早く山登りをして欲しいと思っていますが 、まだまだ、Sharp山の麓でやることがあるようです。
Sol868にCuriosityが自分撮りをまた行いましたので、画像のアップを待ちましょう。 
ドリルとかのイベントや節目に自分撮りをするようです。

コメント
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