Curiosityが彗星Siding SpringをMastcam、Navcamそして、ChemCamのRMIで観測に成功したようです。
What'sNewがまだ更新されていないので、詳しい情報を確認することが出来ていません。
でも、 Hubble Space Telescope、OpportunityのPancamそして、MROのHiRISEでの観測画像が以下の通り発表されていますので紹介します。
下図は、Hubble Space Telescopeの画像です。
この時、地球から火星と彗星は、約1.49億マイル(約2.384億km)離れていました。
実際には、火星のほうが彗星よりも1万倍も明るいので、同時に撮影することが出来ませんでした。
彗星は、10月18日08:06 EDTから10月19日23:17 EDTの間露出して撮影され、火星は、10月19日22:37 EDTに撮影されたものです。
下図は、OpportunityのPancamが撮影したものです。
彗星接近時に1.5時間から2時間の露出で撮影されています。
その時、Opportunityの上空では丁度夜が明け始めていたとのことです。
JPLの発表画像は、こちらです。
http://photojournal.jpl.nasa.gov/catalog/PIA18617
下図は、MROのHIRISEによる彗星の最接近時の画像です。
左右は、9分の差があります。
上の画像は、核と核の周りの輝くコマを撮影したもので、下の画像は、弱い光の外側のコマを撮影したものです。
Curiosityからの発表も楽しみです。