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柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

柳津にて2

2014年01月08日 | 旅行など
 お昼まで延長した宿を後にして、せっかくの「柳津」、「柳津」といえば「虚空蔵さま」の門前町です
何はともあれ「福満虚空藏菩薩圓藏寺」に向かいました。
この日は日曜日であり、お天気もよく善男善女たちのお参りも多いらしく、車の長蛇の列で大駐車場に入れません。

 あきらめてターンをして、お土産店などの並ぶ道路沿いの有料駐車場に入りました。
なんと、そこは「虚空蔵さま」を見上げる、まさに真下でした。

 前夜の雪が凍ってまだ溶けきらない状態の石段を、一歩一歩慎重に登りました。
「仁王門」を潜り抜け、さらに石段が続きます。それでも登りきると目の前に「菊光堂」でした。

 「水屋」で身を清め、「撫牛」の頭を撫でて「菊光堂」で手を合わせ「知と財」の健全なることを願いました。










 再び石段を慎重に下りました。名物「あわまんじゅう」を口にすると、そのおいしさと風味が体に充満しました。
町通りも、まさに門前町の風情でした。


 観光パンフによれば、ご当地B級グルメは「ソースカツ丼」とか。
「道の駅・柳津」で、さっそく挑戦してみました。「ソースカツ丼とお蕎麦セット」は旅の締めくくりに最高でした。

柳津にて1

2014年01月06日 | 旅行など
 お正月の慌ただしさも過ぎて、ほっとした状態となり、どこかの温泉にでもつかりたいね、そんな気持ちでした。

 長男家族が3日(金)に雪のない新潟から福島県に出かけて、「柳津温泉スキー場」で初滑りを楽しんでいました。
そのよく日、土曜日でしたが、長男の案内で「柳津温泉一泊」の初旅ということになりました。

 たしか、以前に写真仲間と「柳津の虚空蔵さま」を訪れていたことを思い出しました。
宿に入ってびっくり、素晴らしい景観の中に「虚空蔵さま」が見えるではありませんか。

 雪にけぶる赤いアーチの「瑞光寺橋」です。夜になって「虚空蔵さま」がライトアップされていました。




 よく日の朝(日)は、とても心地よい晴天となりました。




 目の前には「柳津温泉スキー場」です。宿の方からリフト無料券をいただきました。
家内は何年振りかの「リフト」に、すっかり興奮して「乗れた!乗れたは!」と大満足でした。
ボーダーたちも、春日のような日差しを楽しんでいました。




 私は、赤いアーチ橋「瑞光寺橋」と「柳津橋」を一緒に撮ることができました。素敵な景観でした。


 実は、スキー場中腹から「磐梯山」を狙ったのですが、雲が上がってくれず、ついに写真にできなかったことが
とても残念でした。
午後になって、思いがけない幸運に恵まれますが、それは次回ということにします。

秋の日のロングドライブ

2013年12月12日 | 旅行など
 12月も中旬になるというのに、お話はまだ11月末のことになります。

 11月の末、お天気も良く秋のドライブとばかりに走りました。
けっきょく、私たち二人がたどり着いたのは「水上」でした。宿も見つかりました。
なんとも寂れた水上温泉郷とホテルでしたが、さすがに温泉には満足でした。




 よく日、目覚めると「谷川連峰」が見事でした。また旅心をくすぐられました。


 「天神平ロープウェイ駅」では「天神平」は雨や雪になっているとのこと。
あえて高速道を使わずに、国道17号線に出て「たくみの里」に出てみました。





 
 シーズン的にはOFFなのでしょうか。観光客も少なく、ゆったりと散策できました。

 この帰り道、新潟県に入り長岡市を過ぎるころから道路わきに、うっすらと積雪がありました。
この状態は新潟市に入るまで続いていました。「初雪」ということでしょうか。

 あれから、ずっと降雪もなかったのですが、
この記事を書いている12月12日(今日)は屋根の上がうっすらと白くなっていました。

田子倉湖

2013年07月20日 | 旅行など
 今日(9日)は大湯からのお帰りということになります。
どこを通って帰りましょうか、
「関越高速道」あり、「290号線」、「六十里越の道」、いろいろありです。

 ドライバーに「一任」ということになり悩みました。
大河ドラマ「八重の桜」にあやかり「六十里越」を走ってみようと決断しました。

 出発はすでにお昼近くになっていました。
「入広瀬」を通過して、「六十里越」の道に入りました。道は左右にカーブを繰り返しながら、標高を上げていきました。

 ついに峠を超えて「福島県」に入り、眼下に「田子倉湖」を望むことができました。
昨日、遊覧船に乗って遊んだ「奥只見湖」の水も、この「田子倉湖」に入り、只見川、阿賀川となり、
我が家の近くを流れる大河「阿賀野川」となるわけです。
「田中角栄の碑」とともに、しばし感概にふけっていました。




 昼食は、ちょっと遅くなりましたが、田子倉ダムの売店で「おにぎり」を求めました。


 只見町を走っていると「河井継之助記念館」がありました。今日のポイントはここでした。
「八十里越」を負傷のため戸板に乗せられて、会津をめざした彼でしたが、ここ只見町で命を落としました。
只見の人々は、彼を手厚く葬ったとされています。
道はやがて「八十里越」への分岐点を通過しました。「しみじみさ と 温もり」を感じながらのドライブとなりました。




 予想以上のロングドライブとなってしまいました。さいわい「シニア」の皆さんは意気軒昂でした。
「西会津IC」から磐越高速道を走り「新潟空港IC」で降りました。
そして、このメンバーでよく利用する「越後茶屋」での「はんばき抜き」となり、
旅の締めくくりまで、「ばっちり」でした。

奥只見湖

2013年07月19日 | 旅行など
7日(日)でした。
家内の実家の方の二組の夫婦と私ども夫婦、3組の夫婦が「小さな旅」へ走り出すことが決まりました。

 わが「WISH」のシートを6人乗りにセッティングして、出発。落ち着き先は「大湯」でした。
久しぶりの温泉三昧とおしゃべりに、ひさびさの「じょんのび」を味わいました。

 よく日(月曜日)、とにかく走りましょう、ということで「奥只見シルバーライン」の20kmを超えるトンネル走行となりました。
いまや観光道路のトンネルですが、もとは「電源開発用のトンネル」でした。

 それなりに上る下るもあり、結構大曲しているところもあります。何度か走行を経験していました。
しかし、この日のようなことは経験していませんでした。
なにしろ、この時期です、梅雨の真っ最中でした。トンネル内に霧が発生していました。
特に外気に通じるトンネルの継ぎ目の開口部分の前後数kmには、視界ゼロの濃霧が発生していました。
このようなときには「ライト」は上向きは不可です。慎重な上にも慎重に、そろそろと進みました。

 トンネルを抜けたときには「救われた!」てな感じでした。
それでも、「奥只見湖遊覧船」に乗ろうじゃあないかと衆議一致しました。シニアは元気なものです。




 「人造湖」としては日本一とか、出航しました。右手の山は新潟県、左手が福島県の山、中央の山並みが尾瀬の山々とか。






 遊覧は40分ほど、帰ってくると雨も激しく霧が立ち込めていました。


 私たちは大湯のホテルに連泊を決め込んでいました。
再び、あのトンネルです。ところどころ肝を冷やしながら、白い世界を潜り抜けて、無事帰還できました。
やれやれ、あのような状況は、もうこりごりでした。

 この後の、温泉と旨酒それに熟睡は最高でした。
明日は、どこを走って帰ろうかな、などと考える暇もなく寝入ってしまったようでした。

ブナの森へ 9

2013年07月12日 | 旅行など
 仲間の声に誘われて駆けつけてみると、そこは乳白色の世界でした。
「梅花皮(かいらぎ)沢」に架かる橋の上で、ポンチョをはねのけ、ザックからカメラを取り出し三脚に取り付けます。
上流から流れ下る川霧は舞い上がり、瞬時として落ち着いてはいません。レンズは曇るしピントはどこだ!


 ちょっとの晴れ間に、ようやく上流に砂防ダムの姿が見えました。


 せめてもの最後の願いでした。飯豊連峰の姿を撮るべく「温身平」に移動、コントラストをあげて撮りました。
あの山々の向こうは、新潟県阿賀町や胎内市でしょうか。「奥胎内」のブナ林も見事なことでしょう。


 ブナの森の「林道・メインロード」をとぼとぼと歩いて駐車場目指しました。
途中、森の巨人「ヤチダモ」の木が見送ってくれました。樹高34m,推定樹齢200年。




 仲間みんなが燃え尽きたようでした。帰りの林道は、なぜか歩いても歩いても遠く、よろめきながらでした。

 みなさん、「ブナの森へ」、最後までお付き合いいただき、ほんとに感謝申し上げます。
ひとまず、この辺で切り上げて、また元気回復しましたら、次なる「挑戦への旅」をはじめようと思います。
ほんとに、有り難うございました。

ブナの森へ 8

2013年07月11日 | 旅行など
 ブナの原生林を堪能しながら小雨となった「けもの歩道」を進みました。
突然、一本の巨木が待ちかまえていました。全体を、幹の部分を、後ろからも丁寧に撮りました。
頭を下げて「おじゃましていました。よろしくお願いします」、そんな気持ちとなりました。






 やがて雨も本降りとなってきていました。
目の前が開けました。目的ポイントの「温身池(ぬくみいけ)」でした。

 池の中のわき水で潤っているそうですが、水量がとても少ない状態でした。もともととても小さな池なのです。
でも、なぜか癒されます。岩石の「心の字」のせいでしょうか、いやそれだけではない雰囲気があります。
「温身の池(ぬくみのいけ)」とは、よくぞ名付けたものですね。




 一種の脱力感のようなものを感じながら、カメラをザックに入れ、ポンチョを出して羽織りました。
ほんのちょっと歩くと、玉川の支流「梅花皮沢(その先は石転び沢)」沿いの道です。

 後は帰るのみ、ぐったりしながら歩いていると、先を歩いていた仲間が奇声をあげました。
何事でしょうか。

ブナの森へ 7

2013年07月10日 | 旅行など
 朽ちた倒木を乗り越え、小さな上り下りを繰り返しながら、進んでいきます。
時には、カメラ用の三脚で体を支えられながら、汗もびっしり、すごい湿度です。

 そしてやはり、撮らずには通過できない親分(巨木)に出くわして、ごあいさつ(撮影)をしました。










 「けもの歩道」も、終わりに近づいたはずです。「温見池」にまもなく到着できるはずです。
じつは、ついに細かいながら雨が降り出してきました。カメラにタオルを載せたりして撮影です。

ブナの森へ 6

2013年07月10日 | 旅行など
 「ブナの森へ」も思いがけなく続いてしまっています。
久しぶりに本格的な撮影旅行に、思いっきり撮りまくっていました。お付き合いのほど、よろしくです。

 さて、今日は二日目(3日水曜日)となりました。「飯豊山荘」を8時半頃に出発して「ブナの森」に向かいました。
昨日の沢水も「濁流」から「清流」に変わっていました。

 やがて、林道(メインロード)から「けもの歩道」へと分け入りました。
これから、約1時間の予定で玉川沿いの「けもの歩道」の終点「温見(ぬくみ)池」を目指します。  










 まだまだ、道半ばなのですが、どうもいつ降られても仕方ないような雲行きとなり、薄暗い「ブナの森」を進みました。

ブナの森へ 5

2013年07月09日 | 旅行など
 さて、もう一度「日差しとブナの木」をご覧ください。
「ブナの森」は、先まで続く「林道」と「けものみち」と称する「玉川」沿いのブナ林の中の小道に分かれます。

 その分岐点までやってきました。翌日の下見に、そのあたりをちょっと散策してみました。
「玉川」の下流方向をみると、先ほど出発した宿「飯豊山荘」が見えました。










 ブナの林の林床には、あちらこちらに「ギンリョウソウ」の姿がありました。
明日は「けものみち」からブナ林に入る予定です。
ひとまず、この日はこのへんで引き上げました。

 思いがけない収穫に、私どもの夕食は大いに盛り上がりました。夜は曇り空であるし、夜中の星空撮影もなし!
ということで、ぐっすりと眠ることができました。

ブナの森へ 4

2013年07月07日 | 旅行など
 沢水が一気に増水して茶褐色になって、駆け下っていました。
この先の林道から、道の左右にブナ林が本格的に始まります。

 皆さんの後、殿(しんがり)を歩きながら、キョロキョロ、林を見て、地面を見て、必死に被写体を探します。
仲間のレンズの先をみて、うーん、俺も撮ろう!どうも安易な私です。

 さいわいなことに時間が経過して、ブナの森にもところどころに日が差し込んで木漏れ日が見られるようになりました。
そうだ、やはり「ブナの木肌」そして「木漏れ日」だ!












 もう一度、「ブナ林の木漏れ日」を特集して、いよいよ「木から森」へと視点を移そうかと思っています。
どうぞ、お付き合いください。
それから「柄目木庵・収蔵庫」のほうに「7月の写真」を、私なりの感性で切り取った「紫陽花」を載せました。
「ブックマーク」をクリックいただきたくおもっています。よろしくです。

ブナの森へ 3

2013年07月06日 | 旅行など
 午後の3時過ぎ、「飯豊山荘」から歩いて「ブナの森(温見の森)」入り口まで歩くことになりました。




 ところが、きちんと整備された山荘の周辺には、何本ものブナの巨木たちが毅然と聳えていました。
そうか、この辺も立派なブナ林だった。そして何百年か後に「人間ども」が切り開き「山荘」などを作ったのでしょう。

 この日、選択に迷ったのですがレンズは「24mmから120mm」までのズームレンズでした。
じつは、以前に撮っていた「雨に濡れたブナの木肌」、この写真を先輩にほめられたことがありました。
今回もぜひ「ブナの木肌」を撮ろうと思っていました。そのシチュエーションが目の前にあるではありませんか。

 畏敬の念を感じながら、レンズを「広角」側にして巨木たちに抱きつくように、雨に濡れた木肌を撮りました。
木肌を伝って流れ落ちた雨の滴は、その根元から地面に吸い込まれて、やがて清らかな川の流れとなるのでしょう。








 次回は、急流に架かる橋を越え車も進入禁止の林道を歩き、やがて「けもの道(ブナの森)」への入り口に到着です。


ブナの森へ 2

2013年07月05日 | 旅行など
 私たちは、当然のことながら雨への対応は、しっかりしてきていました。
とはいえ、体勢を整えるために「飯豊山荘」へのチェックインをお願いしたらOKでした。午後2時半くらいでした。

 まだ準備ができていない部屋もあり、とりあえずのお部屋が用意されました。
ところが、玄関ホールの先にある食堂からの眺望に、メンバー全員が「あっ!」と絶句しました。

 ここからが戦場です。メンバーといえども互いにライバルとなります。
互いに構図などベストのショットをねらって秘術を尽くすことになります。

 このようなときに、いつも後塵を拝してしまう私なのです。どうも、動作がのろいようです。
でも、「露出ブラケティング」で3枚づつの連写を活用しました。撮った撮った!もう満足でした。
このまま帰っても悔いはない、などと思いました。










 不思議なものです。指定された2階のお部屋に上がり落ち着くと、もう次なる写欲がふつふつと湧いてきました。
まだ、午後3時をちょっとまわったばかりです。雨も小降りとなってきていました。
みんなで「温見(ぬくみ)の森」入り口まで下見をしようと言うこととなり、「飯豊山荘」を徒歩で出発しました。

ブナの森へ 1

2013年07月04日 | 旅行など
 7月2日(火)、この日は、かねてから計画されていた「PHOTOグループf」の一泊の撮影会出発の日でした。

 我が車「Wish」は、8時からのTV「あまちゃん」が終わると、メンバーのみんなの家を次々とまわり、
人と機材を「どーん」と積み込んで、5人でいよいよ出発です。このようなときに、とても頼りになる奴です。
目指すは山形県西置賜郡小国町の小玉川「飯豊山荘」です。

 この日は、午前中は申し分ない晴れのよいお天気でした。国道113号線から山形県に入り、
すぐに「玉川」沿いに飯豊連邦の裾野を走ります。




 私は2回目の「小国町小玉川」ですが、他のメンバーの皆さんは何度も来ているところです。
定番のスポットを心得ていて、その地点になると車を止めてくれました。そこでバチバチと撮りまくりました。

 やがて、昼食予定の「梅花皮荘(かいらぎそう)」でした。


 ところが、昼食をいただいている間に、なんと雨模様となりました。
かなり激しい雨となり、思案に暮れたのですが、すこし来た道をもどり「マタギ館」なるところに入りました。
ここで、思わぬ事でしたが、素敵なステレオでジャズを聞かせていただきながら、熱いコーヒーをいただくことができました。


 十分にリラックスした後、とにかく宿泊予定の「飯豊山荘」を目指しました。
その途中では、激しい降雨により、あちこちの山肌ににわかな滝ができていたり、
川の水は、あの清流が土砂混じりの濁流となっていました。

 そして、幻想的な「川霧」が発生して、写欲を掻き立てられることとなったのでした。

 
 ときに、自然は、まことに思いがけない演出をするもののようです。
晴れのち曇り、そして雨、そして日差し、私たちには忘れがたい一日となりました。
続きをお待ちください。

佐渡へ佐渡へと2

2013年04月23日 | 旅行など
 外海府海岸に出て、すぐに「二ツ亀」近くのホテルで「海鮮料理」を奮発して、みなさんおいしいと満足でした。


 走り続けていると妙な光景を発見、漁具としての「浮き」を集めてデスプレーしているお屋敷があったのです。


 「波蝕甌穴群(はしょくおうけつぐん)」の様子を撮りたいのですが、足腰に自信のない私には無理でした。


 「尖閣湾」で、今宵の酒のつまみに「小さなイカの干物の袋詰め」を買いましたが、
これが意外と美味でお酒にバッチリでした。


 さらに走ると「はさみ岩」なる奇妙なものがありました。写真仲間たちは「はさみ岩と太陽」のコラボ状態を撮ろうと
必死でした。私はどうもうまく表現できずにシルエットで終わりました。


 ところがです。小休止で車を止めたところ、お空の急変で予期せぬ情景が現れたのです。
カメラの設定を、あれこれ工夫してみて一生懸命に挑戦してみました。
予期せぬグッドチャンスは、やはりあるものなのですね。興奮しました。でもまあ、たいした表現にはなりませんでしたが。




 今宵の宿泊は「ホテル・ファミリーナ佐渡」、その前を通り過ぎて「夫婦岩」を撮りました。


 その夜は、温泉もよし、お酒もよし、写真談義もよし、いやー、至福の夜でした。