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猫も風邪をひく

2009年10月29日 | 守拙堂
 毎度一人合点の落書きで、このblogの知的水準を低下させることにのみ貢献しているようで、少しは気が引けるのだけれども、それほど先が長くないかも知れない
と思うと、やっぱり誰の役に立たずとも、今まだできることを今のうちにしておかないと、後悔するかも知れない、なんぞと勝手な理屈をつけて、また先日の投稿の続きを投稿します。

newcomerの白いネコの名前は、maleだからマロでいいということになり、一方、古株のキキには「お局様」という尊称が与えられた。
 ところが今月17日、土曜日の朝になって、前日までマロと追いかけっこをしていたミュウが急に元気を失い、うずくまったまま、動かなくなった。
 もうだめかと失望しかけたが、とにかく町内で行きつけの小山動物病院に連れて行くと、熱が39度5分あり、風邪でしょうという見立てで注射され、薬ももらって帰り、二階の一部屋に隔離して静養させた。因みにネコの平熱は38度だそうだ。
 注射の効き目があったのか、夕方には復活の兆しが見え、一階に下ろしてやると、また元のように、マロとからみ始めた。

 このネコ3匹は、今年初めからいるキキを含めて、屋内だけで暮らさせ、庭にも出さずにいる。
 庭には犬たちがいるだけでなく、オッチョコチョイの仔ネコたちが、もし外に出てしまえば、どんな災難にあわないとも限らない。
 交通事故で死んだネコを見かけることは、ここでも稀ではない。いなくなったネコに気をもむよりは、初めから外に出さない方がましだ。
 18日の日曜日に新しい山種美術館の速水御舟展で見た絵の中に「翠苔緑芝」と題する大作があり、その右端近くに、枇杷の木の下にうずくまる黒猫がいた。毛の色は違うが目つきがキキに似ていると感じて親しみを持てた。

 今ではマロは体重1・1キロぐらい、ミュウは1・5キロぐらいになった。
 朝から2匹で追いつ追われつ、組んづほぐれつ。ネコがこれほど遊びに熱中する生き物だとは、初めて知った。
 これから捨て猫の啼き声が気になり出すと厄介だなと思う。
 「捨てるな!」と叫びたい気がする。



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