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アイヌ民族文化財団 学びながら 公園を散策 ウポポイワーク シート作製 白老

2024-07-13 | アイヌ民族関連

2024.07.12苫小牧民報

アイヌ民族文化財団はこのほど、アイヌ文化を五感で学べる体験型フィールドミュージアム、民族共生象徴公園に関する小学校高学年以上向けの教材「ウポポイワークシート」(A5判、モノクロ8ページ)を作製した。アイヌ文化に理解を深める学習や自由研究の教材として活用できる。園内5カ所で配布しており、公式サイトからダウンロードもできる。

ウポポイワークシートの表紙

 同財団の教材には、2023年4月から配布している国立アイヌ民族博物館に関する「基本展示ワークシート」がある。

 今回の教材は、民族共生象徴公園に関する内容。衣服、家、食糧庫、口琴、園内のアイヌ語表示などをテーマとし、園内の工房、伝統的コタン群、池など12カ所で見つけられるヒントを基に、記述された文の空白を自分で埋め、文化を学ぶ仕組みになっている。

 ポロチセ(伝統的コタン)、工房、エントランス棟、体験学習館、管理棟の5カ所で配布しており、無料。

 作製の動機になったのは、ウポポイを運営する同財団が22年度に実施した調査で、公園全体に対し「事前学習資料を充実させてほしい」「クイズ形式やウオークラリーなどで自然に学びが深まる仕掛けを」などの要望が多かったこと。同財団の担当者は「家族旅行で訪れた際などにも活用を」と話している。

https://hokkaido-nl.jp/article/34642

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