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間近で見られる巨大隕石5選

2013-02-19 | 先住民族関連
ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト 2月18日(月)17時40分配信
 現地時間2月15日、ロシア中部で隕石が落下し、多くの人が危険を恐れて逃げ出した。しかし今では、価値ある隕石の破片を探しに多くの人が押し寄せている。隕石は希少な金属を豊富に含んでいる可能性があるのだ。
 隕石の収集には莫大な費用がかかるかもしれないが、世界各地の博物館や観光スポットには、安上がりに隕石を鑑賞できるところがある。中でも特に注目すべき5つの隕石を以下に紹介しよう。
【 1.ホバ隕石 】
場所: 現在もアフリカ南部ナミビアの落下地点にある。1955年に国の記念物に指定された。
データ: 1個の隕石としてはこれまで発見された中で最大であり、地上で見つかった天然の鉄塊としても史上最大。重さ60トン、縦横約2.7メートル、厚さ約0.9メートル。
起源: 今から8万年前に地球大気を通過してきたと考えられるが、1920年に農民が偶然発見するまで存在を知られていなかった。その大きさにもかかわらず、ホバ隕石は衝突クレーターを残していないことから、研究者は今なおその理由を探っている。隕石の形状と地球大気の関係で、地上に衝突する前に速度がかなり低下していたとする説が主流だ。
【 2.エル・チャコ隕石 】
場所: 隕石をドイツに移送する計画があったが、2012年にアルゼンチンの市民や研究者がこれを阻止した。エル・チャコやその他の隕石の破片は今もアルゼンチン北東部のチャコ州に置かれている。
データ: エル・チャコ隕石は、カンポ・デル・シエロと呼ばれる多数の鉄隕石群の1つだ。重さ37トン以上と、この隕石群で最大の破片というだけでなく、1個の隕石としても世界で2番目に大きい。発見された隕石群の総重量は60トンをゆうに超え、もし破片に分かれていなければ、ホバ隕石に代わる地上最大の隕石となっていた。
起源: 今から4000~5000年前に、流星群の一部としてアルゼンチン北東部に落下したと考えられる。
【 3.ウィラメット隕石 】
場所: ニューヨークのアメリカ自然史博物館。
データ: 重さ15.5トンのこの鉄隕石は、米国で発見された最大の隕石で、世界でも6番目に大きい。
起源: 1902年にオレゴン州でエリス・ヒューズ(Ellis Hughes)という鉱山労働者に発見されたが、この穴だらけの隕石は地球に落下して100万年は経過しており、鉄とニッケルの核をもつ惑星または衛星が恒星同士の衝突によって砕け散った破片と考えられている。ヨーロッパ人の入植以前にウィラメットバレーに住んでいたアメリカインディアンのチヌーク系クラカマス族は、この石を崇拝の対象としていた。
【 4.アーニートゥ隕石(別名“テント”) 】
場所: ニューヨークのアメリカ自然史博物館。
データ: 重さ31トン、これまで人間が移動させた中で最大の隕石。
起源: 巨大なヨーク岬隕石の破片の1つ。現在のグリーンランド北西部に1万年以上前に落下したと考えられる。かつて先住民イヌイットが所有していた鉄の塊“テント”を多くの人間が手に入れようとしたが、1897年にようやく探検家ロバート・ピアリー(Robert Peary)が危険を冒してニューヨークへ移送した。隕石を船に積み込むのに手作業で滑らせなければならず、その仕事はさながら人間と自然との究極の対決だったが、結果は人間の勝利に終わった。
【 5.バクビリート隕石 】
場所: 現在、メキシコ北西部クリアカン市のセントロ・デ・シエンシアス(Centro de Ciencias)の建物内に展示されている。
データ: バクビリート隕石は重さ24トンと、ここまで紹介してきた隕石の大半に比べかなり小さいが、長径が約4.2メートルあり、これまで見つかった中で最も長い隕石の1つだ。
起源: 1863年に地質学者ギルバート・エリス・ベイリー(Gilbert Ellis Bailey)によって発見され、現在ではメキシコで最も有名な観光名物の1つとみなされている。
Linda Poon for National Geographic News
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20130218006

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アイヌ語の演劇 200人鑑賞 平取で文化祭

2013-02-19 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 02/18 16:00)
 【平取】アイヌ文化伝承に取り組む人々がその成果を披露する「シシリムカアイヌ文化祭」が17日、町中央公民館で開かれた。約200人の町民らがアイヌ語の演劇や古式舞踊を鑑賞した。
 道アイヌ協会平取支部、平取アイヌ文化保存会、町二風谷アイヌ語教室が主催し、今年で24回目。二風谷アイヌ語教室成人の部の発表では、昔話「キツネのチャランケ(談判)」を、約20人がアイヌ語と日本語の両方で演じた。
 舞台ではこのほか、道アイヌ協会えりも支部メンバーによる古式舞踊なども披露された。会場には地元の職人が作ったアイヌ民族の伝統工芸品や、日頃の活動を紹介するパネルなども展示された。(田鍋里奈)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/442453.html

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