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米国先住民の縦笛、温かい音色 茅野の旧寒天蔵でコンサート

2013-02-14 | 先住民族関連
(信濃毎日新聞 2013年2月13日)
 茅野市宮川の旧寒天蔵で11日、米国先住民の木製の縦笛「ネーティブアメリカンフルート」奏者のマーク・アキクサさん(東京)の演奏会が開かれた。同市などの有志でつくる「東日本大震災の復興を考える会」が毎月11日に開く催しの一環。約40人が訪れ、蔵に響く美しい音色を堪能した。
 アキクサさんは「大きな古時計」「森のくまさん」など7曲を演奏。音の強弱や余韻を調整して情感豊かで伸びやかな音色を響かせ、訪れた人たちは目を閉じて聞き入っていた。
 アキクサさんは東京生まれ。米アリゾナ州の大学に留学してネーティブアメリカンフルートの魅力に引き込まれた。「求愛の道具としても使われた歴史があり、『ラブフルート』とも呼ばれる」と紹介し、ある部族に伝わるという「求愛の曲」も披露した。
 原村中新田の大学生、平出ゆかりさん(21)は「この楽器の演奏を聞いたのは初めて。普通のフルートと違って、木の温かみが音に感じられてすてきだった」と話していた。
http://www.shinshu-liveon.jp/www/topics/node_238214

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