先住民族関連ニュース

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セナイの電子部品メーカーで200人がスト…マレーシア

2013-02-22 | 先住民族関連
レスポンス 2月19日(火)21時59分配信
ジョホール州セナイにある外資系電子部品メーカーの工場で2月18日、2013年から導入された最低賃金制度に伴い会社側が最低賃金に時間外手当などの諸手当てを含める措置を開始したことに反発した従業員200人あまりがストライキを実施した。
ストライキは午前8時頃に始まり、人的資源省の職員らが労使間の協議に向けた仲介に入ったことから同日午後12時半ごろに中止された。
労働争議が起きているのはセナイ第3工業区にあるシンガポール資本のチュン・ウォー・テクノロジーズ(ジョホール)の工場で、約1000人いる従業員のうち200人あまりが工場の外で座り込みを行った。ストライキに参加したのはブミプトラ(マレー人および先住民族の総称)や華人、インド系のマレーシア人労働者と、ネパール、ベトナム、ミャンマー、タイなどから来た外国人労働者で、「基本給900リンギを要求」と書かれたプラカードを掲げて抗議の意思を示した。
ストライキ参加者によると、同工場におけるこれまでの最低賃金はマレーシア人労働者で500リンギ、外国人はさらに104リンギ少ない額だった。1月7日に最低賃金制度実施後初となる給与を受け取ったが、諸手当てや残業手当が基本給の中に含めて計算されていることが判明。会社側に質問を行ったが、回答がないためストライキに打ってでたという。
《レスポンス 伊藤 祐介》
http://response.jp/article/2013/02/19/191670.html

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アジア最大の総合製紙メーカー、自然林伐採の全面的中止

2013-02-22 | 先住民族関連
オルタナ 2月19日(火)11時36分配信
インドネシアや中国に生産拠点を持つアジア最大級の総合製紙メーカーであるアジア・パルプ・アンド・ペーパー(APP)は2月1日、すべての原料供給会社の自然林伐採を中止した。今回新たに策定した「森林保護に関する方針」のなかで発表した。
APPは年間1800万トンを超える紙、加工製品を生産しているアジア屈指の大手企業だ。新聞用紙、微塗工紙以外のほぼ全ての生産品種を取り扱い、6大陸120カ国以上の国々に製品を供給している。
2012年6月に発表した「APP持続可能性ロードマップ」では、APPが保護価値の高い森林(HCVF)原則を導入し、2015年までにサプライチェーン全体で自然林の伐採を終了する計画だったが、2年近い前倒しで実現した。
今後APPおよびその原料供給会社は、HCVFの原則に従い、非営利団体トロピカル・フォレスト・トラスト(TFT)が行う、高炭素蓄積(HCS)評価で特定された森林に覆われていない地域でのみ開発活動を行うことを誓約した。
APPグループは、第三者機関が監視プログラムに参加し、誓約が履行されていることを確認するよう奨励している。誓約を遵守していない供給会社が判明した場合、APPは購入を取り止め、その他の契約を破棄する意思を表明した。
APPグループのテグー・ガンダ・ウィジャヤ会長は「これはAPPグループのきわめて重要な誓約であって、投資である。我々がこれに取り組む目的は、当社の事業の持続可能性を高め、社会に貢献することにある。APPは紙パルプ産業の世界的リーダーであり、リーダーにふさわしい役割を果たしていく所存だ」と語る。
TFTエグゼクティブ・ディレクターのスコット・ポイントン氏は「きわめてセンシティブな地域における最大手の林産物メーカーであるAPPは、自らの過去の評判を見事に払拭し、今や業界をリードする立場にある。新しい『APP森林保護に関する方針』は、同社の自然林破壊という汚名を拭い去り、先住民族や地域コミュニティの権利を尊重するものだ」と話す。(オルタナ編集部=副島久仁彦)
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130219-00000301-alterna-int

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伝統工芸品かと見紛う美しさ…南米先住民族『ヤマノミ族』をモチーフにしたハイヒールが超絶クール

2013-02-22 | 先住民族関連
Pouch[ポーチ]-2013/02/19
これからみなさんにご覧いただくシューズは、素材・形状ともに、おそらく今まで誰も見たことがなかったタイプのシューズといえるでしょう。
海外サイト『designboom.com』に掲載されていたのは、イタリア・フィレンツェ在住のデザイナーbreno cintra氏が手掛けたトライバルテイストに溢れるハイヒール、『yanomani shoes』。すべて木でできているというこちらのシューズは、南米における先住民族の一部族『ヤマノミ族』をイメージして作られたものなのだとか。
ボディー、そしてソール全体を覆う湾曲した木々が印象的な『yanomani shoes』は、ヤシの葉と木から成る『ヤマノミ族』の住居『シャボノ』をイメージしデザインされており、その姿は一瞬、伝統工芸品かと見紛うほどに美麗。
トライバル的な要素と、現代的な要素。『yanomani shoes』は、両者が絶妙なバランスで融合し合った稀有な例といっても過言ではありません。
そのソールの高さから想像するにこのハイヒール、決して「履きやすい」とはいえないでしょうが、見ている分には実に見事。インテリアとして、お部屋に飾っておきたくなってしまう逸品ですね。(文=田端あんじ)
参考元:designboom.com( http://goo.gl/X71ul )
http://youpouch.com/2013/02/19/106675/

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【風の歌 森の声 アイヌアートの作家たち】(2)伝統ふまえ自己表現 川村則子さん

2013-02-22 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2013年02月20日
■伝統ふまえ自己表現
 川村則子さん(66)
■布 まるで絵筆のよう
 【泉賢司】渦巻く赤とオレンジ、重なり合う彩り、アイヌ文様のモチーフが独特の印象を添える。布を、まるで絵筆で描くように、自在に縫い付けたタペストリー(壁掛け)は力を放ち、様々なイメージを呼び起こす。
 「『これはこうですよ』とは言いたくない。見た人が自由にというのが理想」
 旭川市生まれ。父は上川アイヌの中心的存在でアイヌ民族の文化伝承に尽力した故・川村カ子(ね)ト氏。東京で10年暮らした後、30歳で子ども2人と北海道へ。生活のために和裁を習い、札幌の呉服店に勤めた。
 祖父母の手仕事を見て育ったものの、「家で針仕事を教わったことはない」。誘われて30代前半にアイヌ衣装の手縫いを学んだのが、創作を志すきっかけだった。
 1982年、旧ソ連のタシケント美術館で開かれた北海道の伝統工芸展にアイヌの着物を出品。「人に見られるものを作りたい」というプロ作家の意識に目覚めた。やがて伝統的な着物づくりから、「自己表現をしたい」という思いを抱き始める。
 88年に札幌市で開かれた「世界・食の祭典」で、舞台を飾ったアイヌ文様の壁掛けが「布アーティスト」への転機となる。99年、米国スミソニアン博物館のアイヌ展に、代表作の一つ「Spirit of the Ainu」を出品。各地で個展を開いてきた。
 抽象的な作品が多いが、「伝統がわからないと、創作はできない」。アイヌ伝統の着物が基本だ。
 構想からデッサン、東京や京都などにも足を運ぶ材料集め、仮縫いをして壁に掛けては縫い直しを繰り返し、3年越しで完成した作品もある。
 小樽市の自宅2階の仕事場からは、青い海を見渡せる。制作は気持ちが集中できる夜。大きな作業机を前に椅子に座り、片ひざを立て、そのひざ頭の上が「裁縫台」だ。アイヌの女性たちが、何代にもわたって家族のために縫い物をしてきた伝統のスタイルで、創作の針を進める。
http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW20130220011130001.html

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【白老】アイヌ民族博物館 常設展示リニューアル

2013-02-22 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2013年 2/19)
 白老町のアイヌ民族博物館は、1984年の開館以来初となる常設展示のリニューアルをする。儀礼用の冠「サパウンペ」や色どり、デザイン豊かな首飾りなど同館の所蔵品50点を、今月23日から初公開する予定。同館は「アイヌ文化の多様性に一層理解を深めていただければ」と話している。
 同館では儀礼、衣食住、交易など分野別に約800点の資料を常設展示。このうち今回のリニューアルは「衣装」コーナーが中心。
 初公開資料のうち、特に注目されるのが、大小約50本ものアオザメの牙を額飾りにしたサパウンペ。このほか、アクセサリー類も従来よりも数と種類を大幅に増やし、青、白、黒などのガラス玉を連ねた「タマサイ」(首飾り)をはじめニンカリ(耳飾り)、タンパクオプ(たばこ入れ)などを紹介する。
http://www.tomamin.co.jp/2013s/s13021901.html

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アイヌ民族の盆・反物、国の伝統的工芸品に

2013-02-22 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2013年2月19日
■アイヌ・二風谷伝承の木製盆・樹皮反物
 【深沢博】平取町に伝わるアイヌ民族の工芸品「二風谷(にぶたに)イタ」と「二風谷アットゥシ」が、経済産業省から「伝統的工芸品」に指定されることになった。道内からは初めて。
 二風谷イタは沙流川流域に伝わるアイヌ文様が施された木製の盆。素材はクルミやカツラなどだ。二風谷アットゥシはニレ科のオヒョウなどの樹皮の内皮から作った糸で機織りされた反物。着物や帯、財布などとして販売されている。…
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http://www.asahi.com/area/hokkaido/articles/MTW1302190100001.html

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