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台湾の歴史大作「セデック・バレ」GW公開決定&日本版ビジュアルお披露目

2013-02-04 | 先住民族関連
映画.com 2月2日(土)10時0分配信
 [映画.com ニュース] 第7回大阪アジアン映画祭で観客賞を受賞した、台湾の歴史大作「セデック・バレ」が、ゴールデンウィークに公開されることになり、日本版ビジュアルが公開された。
 台湾で大ヒットを記録した「海角七号 君想う、国境の南」(2008)のウェイ・ダーション監督が、メガホンをとった今作。「レッドクリフ」シリーズのジョン・ウーを製作に迎え、種田陽平がプロダクションデザインを担当した。「第一部 太陽旗」「第二部 虹の橋」の2部構成で、1930年に日本統治下の台湾で発生した先住民・セデック族による霧社事件を描く。リン・チンタイ、ダーチン、ビビアン・スーに加え、安藤政信、木村佑一ら日本人俳優が参加している。祖母が原住民族出身であるスーが、製作費の不足を補うため個人出資を行ったことでも話題を集めた。
 「第一部 太陽旗」は、苦しい生活を強いられてきたセデック族が、部族の誇りをかけ武装蜂起するまでにフォーカス。「第二部 虹の橋」では、憎しみや家族愛などの感情が交錯するなかで、セデック族を襲う悲劇を生々しく映し出す。
 今作は、戦いの舞台となる台湾中部の霧社の村を、歴史考証に基づき再現。日本版ビジュアルは、奥深い森を背景にセデック族を率いたモーナ・ルダオが仁王立ち。生きるため戦うものが見せる、厳しい眼差(まなざ)しが強烈なインパクトを放つ。
 「セデック・バレ」は、ゴールデンウィークに全国で公開。
http://eiga.com/news/20130202/3/

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美と技術たどる祭具や木彫280点 札幌でアイヌ・アート展開幕

2013-02-04 | アイヌ民族関連
(北海道新聞 02/03 07:15)
 アイヌ民族の美の系譜をたどる「AINU ART(アイヌ・アート)―風のかたりべ」展が2日、札幌市中央区北1西17の道立近代美術館で始まった。
 財団法人アイヌ文化振興・研究推進機構、北海道新聞社、同館が主催。釧路市出身の故チカップ美恵子さん、旭川市出身の藤戸竹喜(たけき)さんら現代作家9人の作品と、19世紀から20世紀初頭にかけて使われた祭具などの計約280点を展示した。
 現代作品は木彫や刺しゅうなどで、アートやデザインの領域でも高く評価されている。アイヌ文化振興・研究推進機構の中村睦男理事長は開会式で「豊かな表現世界と高い技術に触れ、それらが受け継がれ、いかに多様なかたちで広がりつつあるかを感じてほしい」と話していた。
 この日は、藤戸さんとアイヌ民族博物館(胆振管内白老町)の野本正博館長によるトークも行われた。3月24日まで。観覧料は一般800円、高校・大学生400円、小中学生200円。<北海道新聞2月3日朝刊掲載>
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/topic/438637.html

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アイヌ工芸、一堂に 近代美術館でアート展 北海道

2013-02-04 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2013年2月3日0時36分
 【林美子】現代の作家を含むアイヌ民族の工芸作品を一堂に集めた「AINU ART(アイヌアート)―風のかたりべ」展が2日、札幌市の道立近代美術館で始まった。初日から多くの人が会場を訪れ、木彫りや布などによる、独創的で幅広い表現の世界を楽しんだ。
 開幕にあたり、主催者のアイヌ文化振興・研究推進機構の中村睦男理事長が「近代から現代に至るアイヌ民族の美を、美術館で本格的に紹介する初めての取り組み」とあいさつ。北海道アイヌ協会の阿部一司副理事長も「アイヌ文化の変容、デザイン力に注目し、敬愛をもって企画された。誠にうれしい限り」と語った。
 会場では、19世紀ごろに収集された衣服や木製祭具から、現代の作家9人の作品まで約280点をたどることができる。木彫り作家の藤戸竹喜さん(78)は、1月に完成したばかりの新作「ふくろう祭り」を出品した。等身大の男性が、腕に羽根をつけて踊っており、藤戸さんの曽祖父がモデルという。
 続き
http://www.asahi.com/culture/articles/HOK201302020009.html

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