こんにちは、自由民主党明政会会派所属の石井伸之です。
本日は、昨日の千歳市に続いて、砂川市を視察に行きました。
砂川市では「SuBoCo」(スバコと読みます)と銘打って、まちなか集客施設を設置し、商店の活性化事業を行っています。
ちなみに「SuBACo」とはSunagawa(スナガワ)Bank(バンク)Art(アート)Communication(コミュニケーション)の略です。
ここで新しいつながりが生まれ、育ち、巣立っていくイメージとなっており、商店街と消費者、大人と子どもなど、さまざまな人と人がつながり、集いがここから生まれ、SuBACoの外へと広がっていき、中心市街地への人の回遊を生み出すことを目指す情報発信施設です。
現在地域おこし協力隊員2名が常駐しています。
さて、砂川駅に到着し、駅前にある砂川パークホテルで昼食をいただいた後に、砂川市役所へ向かいました。
砂川市役所では、スバコ設置に至る経緯を大変分かり易く説明していただきました。
砂川市の成り立ちとしては、29キロ直線道路という日本一の道路である国道12号線が走り、札幌と旭川を繋ぐ商業の拠点として栄えました。
また、周辺の炭坑や数千人もの雇用がある大企業によって人口が三万人を超えていた時期もあったそうです。
現在は人口約1万8千人となっております。
炭鉱の閉山や大企業の移転などで、経済的に疲弊する砂川市を何とかしなければならないという厳しい事情から、様々な検討がされたそうです。
その中で、砂川市は医療の町を目指すという事で、市民病院を発展させ、年間26万人が訪れる地域の中核病院へと建て替えました。
すると、入院・通院の方々だけではなく、お見舞いの方々が砂川市で買い物を行うことによって、ついでに買い物を行う「ついで効果」を発揮すべきとの結論に達します。
イラストは宇宙人でも砂川へ来たいと思えるように描かれ、利益を上げる為にはお客様の満足が大切であると示しています。
そこで、砂川市に何があるかと考えたところ、スイーツのお店が頑張っているところに目を付けました。
すながわスイートロード協議会が立ち上がり、スイーツの町興しが始まります。
すると、どこでも同じですが「スイーツのお店ばかり目を掛けて」というやっかみの声が聞こえるようになってきました。
しかし、砂川市経済部職員の方々はそういった声にひるみません。
スイーツを買いに来てくれるお客様に対してどうやって「ついで効果」を発揮できるか努力して欲しいということを伝えたそうです。
スイーツに続いて、ラーメン店の方々が立ち上がり、砂川ラーメン師会を平成22年に7店舗で結成。
新聞折り込みなどの様々な広告で、一致協力して割引広告やクーポン券の発行を行います。
ここまで30分以上の長い時間をかけて、ようやく視察の目的である「スバコ」が登場しました。
各個店や組合を繋ぐ為、ここに来れば商店の様々な情報が集まる拠点が必要という事になり、駅前に集客施設を設置することになったそうです。
その後は、徒歩5分程度の距離にあるスバコへ行きました。
その手前にある市民病院は、巨大な駐車場が満車になるほどです。
また、市民病院周辺には耳鼻科や小児科などの病院、幾つもの薬局があります。
スバコへ到着すると、各店舗がチラシを入れる木箱がありました。
この中には、サービス券やクーポン、広告が入っています。
お買い物の前に、多くの方がスバコに訪れ、様々な情報を仕入れるそうです。
続いて、砂川駅前の複合施設を見学しました。
こちらには、小学生の絵画展示、子供の遊べる場所、大ホールがあります。
大ホールでは演劇の稽古をしていました。
国立駅前に足りない施設として、こういった500人規模の大ホールが欲しいと感じます。
室内で屋台を設置する為の電源や給排水設備が整っています。
ただ、スバコを見るのではなく、砂川市の歴史や経緯などを知ることによって、国立市発展のヒントを持ち帰ることが出来たように感じております。
路面には雪を捨てる為のマンホールが設置されていました。
本日は、昨日の千歳市に続いて、砂川市を視察に行きました。
砂川市では「SuBoCo」(スバコと読みます)と銘打って、まちなか集客施設を設置し、商店の活性化事業を行っています。
ちなみに「SuBACo」とはSunagawa(スナガワ)Bank(バンク)Art(アート)Communication(コミュニケーション)の略です。
ここで新しいつながりが生まれ、育ち、巣立っていくイメージとなっており、商店街と消費者、大人と子どもなど、さまざまな人と人がつながり、集いがここから生まれ、SuBACoの外へと広がっていき、中心市街地への人の回遊を生み出すことを目指す情報発信施設です。
現在地域おこし協力隊員2名が常駐しています。
さて、砂川駅に到着し、駅前にある砂川パークホテルで昼食をいただいた後に、砂川市役所へ向かいました。
砂川市役所では、スバコ設置に至る経緯を大変分かり易く説明していただきました。
砂川市の成り立ちとしては、29キロ直線道路という日本一の道路である国道12号線が走り、札幌と旭川を繋ぐ商業の拠点として栄えました。
また、周辺の炭坑や数千人もの雇用がある大企業によって人口が三万人を超えていた時期もあったそうです。
現在は人口約1万8千人となっております。
炭鉱の閉山や大企業の移転などで、経済的に疲弊する砂川市を何とかしなければならないという厳しい事情から、様々な検討がされたそうです。
その中で、砂川市は医療の町を目指すという事で、市民病院を発展させ、年間26万人が訪れる地域の中核病院へと建て替えました。
すると、入院・通院の方々だけではなく、お見舞いの方々が砂川市で買い物を行うことによって、ついでに買い物を行う「ついで効果」を発揮すべきとの結論に達します。
イラストは宇宙人でも砂川へ来たいと思えるように描かれ、利益を上げる為にはお客様の満足が大切であると示しています。
そこで、砂川市に何があるかと考えたところ、スイーツのお店が頑張っているところに目を付けました。
すながわスイートロード協議会が立ち上がり、スイーツの町興しが始まります。
すると、どこでも同じですが「スイーツのお店ばかり目を掛けて」というやっかみの声が聞こえるようになってきました。
しかし、砂川市経済部職員の方々はそういった声にひるみません。
スイーツを買いに来てくれるお客様に対してどうやって「ついで効果」を発揮できるか努力して欲しいということを伝えたそうです。
スイーツに続いて、ラーメン店の方々が立ち上がり、砂川ラーメン師会を平成22年に7店舗で結成。
新聞折り込みなどの様々な広告で、一致協力して割引広告やクーポン券の発行を行います。
ここまで30分以上の長い時間をかけて、ようやく視察の目的である「スバコ」が登場しました。
各個店や組合を繋ぐ為、ここに来れば商店の様々な情報が集まる拠点が必要という事になり、駅前に集客施設を設置することになったそうです。
その後は、徒歩5分程度の距離にあるスバコへ行きました。
その手前にある市民病院は、巨大な駐車場が満車になるほどです。
また、市民病院周辺には耳鼻科や小児科などの病院、幾つもの薬局があります。
スバコへ到着すると、各店舗がチラシを入れる木箱がありました。
この中には、サービス券やクーポン、広告が入っています。
お買い物の前に、多くの方がスバコに訪れ、様々な情報を仕入れるそうです。
続いて、砂川駅前の複合施設を見学しました。
こちらには、小学生の絵画展示、子供の遊べる場所、大ホールがあります。
大ホールでは演劇の稽古をしていました。
国立駅前に足りない施設として、こういった500人規模の大ホールが欲しいと感じます。
室内で屋台を設置する為の電源や給排水設備が整っています。
ただ、スバコを見るのではなく、砂川市の歴史や経緯などを知ることによって、国立市発展のヒントを持ち帰ることが出来たように感じております。
路面には雪を捨てる為のマンホールが設置されていました。