ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

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若林鉱物標本8

2023-06-08 17:44:47 | 日記・エッセイ・コラム

またもや若林鉱物標本の続編です。

先日、店に置いてあった鉱物本の古書を見ていると、結晶図が載っているページの中のある一つの結晶図が気になりました。

上の写真がそれです。

これはこのブログ「若林鉱物標本7」に出した黄銅鉱の双晶に似ていると思いました。

上の写真がそれです。どうでしょうか?

これはその古書の双晶の結晶図が出ているページです。

その古書とは「鉱物岩石鑑定要覧」(秋田鉱山専門学校教授 大橋良一 著)という戦前に発行された古書ですが、結晶図がたくさん出ていたので、10数年前に名古屋の古書市で入手したものです。

これまで、黄銅鉱は塊状のものが多く、結晶するものは少数派だと思っておりましたが、かつては驚くほど多様な結晶形態があった事に驚きを禁じえません。

若林鉱物標本はそのような事実を現代に知らしめてくださったような気がしております。

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新鉱物「北海道石」?

2023-06-05 11:45:14 | 日記・エッセイ・コラム

このところ、鉱物の話題が報道される事が多くなってきたような気がしております。それだけ、鉱物が注目されるようになって来たのでしょうか?

先週あたりから新鉱物「北海道石」が話題になっているようです。

私は、本格的な鉱物趣味にハマった初期の頃は、新鉱物にも強い関心があったのですが、最近は、興味が薄れつつ、それほど興味がある訳ではありません。新鉱物というものは何も新しい鉱物の事ではなく、それらは昔からあり、知らなかっただけの事であり、それほど大騒ぎするものでは無いと思っております。

今回の北海道石も然りです。

上の写真は、現在、「石の華」店内にあったものです。これは、最近、お目にかかっていないKさんが、ずいぶん前に取り置きしていたものですが、数年前に蛍光オパールとして話題になったものです。(悪しき乱獲でも話題になりました。)

それにブラックライトを当てて見ました。すると、今回発表された北海道石と同じような黄緑色の発光部分がありました。

これがそれなのでしょうか?

そもそもこのオレンジオパールは、ずいぶん昔から知られておりました。

上の写真は、昔から鉱物本として名著であった保育社のカラー自然ガイド「鉱物 やさしい鉱物学」(益富寿之助 著  初版は昭和49年)です。

そのオパルの部分にそのオレンジオパールが載っております。

今更、何で?という気がします。・・・。

本当に真の意味でのワクワクする新鉱物に出会いたいものです。

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琥珀糖2

2023-06-02 10:36:58 | 日記・エッセイ・コラム

先ほど、店内で日課となっている北陸中日新聞の朝刊を読んでいると、「かが白山」面に気になる記事・写真が載っておりました。

上の写真がそれです。

これは日本遺産に認定されている小松市の「石の文化」をPRしようと開発された新商品の記事・写真です。気になったのは三社の中の長池彩華堂(今江町)の砂糖菓子「石華(いしか)」です。

それは琥珀糖に天然果汁を加えて着色し、色鮮やかな石をイメージしたものらしいのですが、当店「石の華」としてはそのネーミングが非常に気になりました。商品パッケージには「小松の宝石」となっており、さらに気になっております。

その記事によると自店と小松空港の空の駅こまつで販売しているらしく、今度、買いに行きたいと思っております。

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