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このところ、鉱物の話題が報道される事が多くなってきたような気がしております。それだけ、鉱物が注目されるようになって来たのでしょうか?
先週あたりから新鉱物「北海道石」が話題になっているようです。
私は、本格的な鉱物趣味にハマった初期の頃は、新鉱物にも強い関心があったのですが、最近は、興味が薄れつつ、それほど興味がある訳ではありません。新鉱物というものは何も新しい鉱物の事ではなく、それらは昔からあり、知らなかっただけの事であり、それほど大騒ぎするものでは無いと思っております。
今回の北海道石も然りです。
上の写真は、現在、「石の華」店内にあったものです。これは、最近、お目にかかっていないKさんが、ずいぶん前に取り置きしていたものですが、数年前に蛍光オパールとして話題になったものです。(悪しき乱獲でも話題になりました。)
それにブラックライトを当てて見ました。すると、今回発表された北海道石と同じような黄緑色の発光部分がありました。
これがそれなのでしょうか?
そもそもこのオレンジオパールは、ずいぶん昔から知られておりました。
上の写真は、昔から鉱物本として名著であった保育社のカラー自然ガイド「鉱物 やさしい鉱物学」(益富寿之助 著 初版は昭和49年)です。
そのオパルの部分にそのオレンジオパールが載っております。
今更、何で?という気がします。・・・。
本当に真の意味でのワクワクする新鉱物に出会いたいものです。