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ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

五角形

2011-12-17 10:27:13 | 日記・エッセイ・コラム

昨日、先日このブログで紹介した水晶の星形八面体(マカバスター)が売れました。買ったのは高岡からいらしゃったKさん、お店には3回目の常連さんです。ブログの事はご存じではなかったのでブログのPRをしました。ブログを始めて今日でちょうど2か月になりました。

数日前にアメジストを買ったお客さんがいました。そのアメジストは少し変わっていたので写真を撮らせてもらい、ブログに書きたいと予告しました。

Dscn3452

?ドーム状アメジストフラワー

Dscn3450_2

?ドーム状アメジストフラワーの裏側

最初の写真はそのアメジストの裏側からライトを当てて撮ったものです。ランプシェードのようになりとても美しく光りました。

次の写真はそのアメジストの裏側です。そのアメジストは他の水晶の頭の部分に帽子のように被さっていたもののようですが、それなら六角形になるはずです。しかし、それは五角形の抜け跡があります。それはどうしてだろうと考えました。

それは柱面の断面ではなく、ファセットのかたちであろうと思われます。ファセットのかたちなら五角形はありえます。Webで調べるとそれは「イシス フェイス」という意味のあるかたちらしいのです。

私はそのような意味を追及するより、五角形のもつ別の意味を追及したいと思います。

五角形で現れる数字はやはり黄金比φです。φは1.618・・・数学的にも不思議な数字です。自然界には雪の結晶に象徴されるように六角形はよく見られます。五角形はヒトデの足の数や花びらによく現れる数です。

ひとつの大胆な仮説を書きます。それは五角形は生命現象に現れる数字であり、六角形は鉱物的な結晶の世界で現れる数字であるということです。

六という数字はきっちりと割り切れる数字ですし、鉱物的な結晶として自己完結しています。それに対して五角形で現れる数字はφのような無理数ですし、五角形が現れるのは結晶ではなく準結晶においてです。五角形の星形は無限に続いていきますし、五角形には無限に続く螺旋渦が現れます。螺旋形は正しく生命現象を象徴するかたちでもあり、結晶のように閉じることなく、生殖というやり方で時間的に開いていきます。

詳しい説明なしで、はしょって書いたので、うまく伝わらないかも知れませんが、五角形のもつ生命現象的な意味を仮説として簡単に書きました。

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