今年の正月もあっと言う間に過ぎて行きました。「石の華」の正月休みは大晦日と元旦だけなのですが、現在は水曜日の定休日と日曜日も休業しておりますので、そこそこ休日が多かったような気がしております。
休みが多くなっても、天気が悪いので、旅行に行ったり、遠出する事もなく、ほとんど自宅に籠っておりました。何をしていたかと言うと、TVは面白くないので、録り貯めたビデオを見たり、PS5のゲーム(主に「デス・ストランディング ディレクターズカット版」)をしたりしておりました。
正月のTVはなぜか駅伝が多いような気がしております。それは一旦見始めると見続けてしまうからなのだろうと思います。
録画していた番組で面白かったのはNHK BSプレミアム 「発掘ロストワールド 恐竜の聖地ゴビ砂漠」でした。発掘調査には、北海道大学の小林快次教授やOBの研究者や現役の学生も参加しており、非常に興味深い内容でした。特に印象的だったのは、小林教授の「研究とは駅伝のようなものだ。」という発言でした。研究者は、たすきをつないで、未解決の謎を解明して行くのです。
今日のブログの写真はこれです。
上の写真はゴビ瑪瑙です。このゴビ瑪瑙の産状は良く知らないのですが、ゴビ砂漠の映像を見ていると、何となく想像できます。
このゴビ瑪瑙の面白いところは、何といっても、その同心円状の模様です。
砂漠と言う環境は、強い日差しや昼夜の温度差も激しく、石と言えども膨張・収縮を繰り返し、長い年月を経て、砂漠ならではの風化作用が生じるのだろうと想像できます。
石の面白さのひとつは、その成因を想像するところにあるような気がしております。