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鉱物の部屋へのいざない

映画2

2016-03-29 16:28:05 | 日記・エッセイ・コラム
今日は「映画2」です。映画の話題は続きます。

「映画1」で出したコランダムの丸玉には3次元の球と2次元の円のカタチが共存しております。そこには最も興味深い数学定数「π」が潜んでいるのです。

ところで「π」(ダーレン・アロノフスキー監督 1998年 アメリカ)という映画をご存知でしょうか?円周率πという重要な数を作品タイトルにするのは反則だと思うのですが、私はそのタイトルが気になって見たような気がしております。ただ、それほど良く憶えておりません。

数字を映画のタイトルとした作品はそれなりに多いと思います。その典型は「0(ゼロ)」です。タイトルに「ゼロ」の付く映画に関しては過去に書いた事がありますので、重複は避けます。

「0」以外ではチョッと調べてみると、数多くのサイトが出て来ました。中にはまとめサイトもあったりして、0から続く整数が延々と続いておりました。そこにはヌケがほとんどないような雰囲気で、ヌケの出現頻度は素数の出現頻度よりはるかに低いようです。数字は映画のタイトルに成り易いのだろうと思います。

そう言えば、それらのほとんどは正の整数でした。負の数字のものはあるのでしょうか?調べてみましたが、どうもマイナス数字は極めてマイナーのようです。

整数以外では、私が印象的に覚えている作品を挙げれば、分数である「8 1/2」(フェデリコ・フェリーニ監督 1963年 イタリア・フランス)があります。有理数を超えて「π」のような無理数のものになると非常に希のようです。それから、映画作品のタイトルとしては、まだ「e」や「φ」などはありませんし、虚数「i」もありません。それらは早く使ったもの勝ちなのだろうと思います。

ただし、映画作品からYouTube的な動画という範疇に広げると「π」や「e」や「φ」などの幾何学的な美しい動画映像や「i」に関する動画映像も見る事ができると思います。そこには鉱物結晶と同じように、規則正しい秩序の中の美しい世界がありますが、このブログでは、そこまで広げると「映画」の話題から逸れてしまいますので、ここではジャンル映画の映画作品に限定したいと思います。

映画の話題は続きます。
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