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鉱物の部屋へのいざない

スター効果

2019-12-13 12:33:38 | 日記・エッセイ・コラム
昨日の事ですが、先日、大粒のスタールビーのルース(ゴールドシーンサファイアのような六角形の累帯構造入り)を購入された常連のDさんが来店し、100円硬貨にスターが入っている、と言って、ピカピカの100円硬貨を見せてくれました。

すると、確かに100円硬貨の表面に宝石のスター効果のような特殊な光学的効果の白い筋が見えました。

面白い!と思い、私も、先日から釣銭の中に混じっていて除けていた平成31年の100円硬貨を見てみました。すると、その硬貨にもスター効果がありました。



上の写真はそれです。

そのスター効果は、硬貨を動かすと、回転したように動いて見えます。面白い!!と思いました。

それは新しい硬貨が流通し始めた、この時期ならではの現象なのだろうと思います。それらは次第に、そのようなスター効果はなくなっていくのでしょう。これまで気づきませんでした。

ピカピカの硬貨は何か魅力的で、使うのはもったいないような気がします。私は紙幣や硬貨のコレクターではありませんが、平成31年という硬貨には取っておきたくなるような不思議な感情が生じています。そのような硬貨に更なるスター効果という付加価値が付きました。

これからの時代は貨幣も電子マネーが主流になっていくのでしょう。私は、どちらかと言うと、電子マネーにはネガティブな印象を持っています。電子マネーには物としての実体がなく、スター効果が現れるような硬貨も存在しません。単なる数値だけではない、物質的な実体があるからこそ、貨幣的な価値があるような気がしております。


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