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鉱物の部屋へのいざない

〇〇特別潜入!!ツアー参加

2017-10-16 11:52:53 | 日記・エッセイ・コラム
先週の金曜日に「〇〇特別潜入!!」というツアーに参加して来ました。

そのツアーのメインである一般者立入禁止地区の写真撮影は禁止され、公開もNGという事なので、多くを語れませんが、その場所には、驚くべき人工的な鍾乳石(リムストーンや鍾乳管ストロー)が現在進行形で成長しておりました。人間的な短時間でそのようなものが生成されている事に感動しましたし、そのような知られざる場所が近くにある事自体にも感動してしまいました。

今日の写真はそのツアーの中で、私が興味深く思った写真撮影可のものです。



上の写真は白山砂防科学館のバス亭の前に置いてあった恐竜の足跡化石です。これを見て、私は少々、驚いてしまいました。それは、恐竜の足跡化石とは貴重なものだと思っていたからです。そのような貴重なものがバス停のところに雨ざらしで置いてある事が信じられませんでした。それは風雨にさらされ既に風化が進んでおりました。・・・。

そして、フッと思いました。そうか!それは元々、風雨にさらされた別の場所にあったものです。そう言えば、私は20年位前に群馬県の神流町にある「漣岩(さざなみいわ)」を見に行った事があります。そこは水平だった水辺が、地殻変動で傾いて、垂直に近い崖となっていました。そして、そこにあるくぼみは恐竜の足跡化石だったのです。

私は、小さい頃に、図鑑で外国の恐竜の足跡化石を見て、強く印象深く思った事を思い出します。当時は、日本ではそのようなものは発見されておりませんでしたが、その後、恐竜研究は進み、日本でも恐竜の足跡化石は各地で見つかっています。

現在では、そのような恐竜の足跡化石は、そんなものなのかもしれません。



次の写真はバスの車内から撮った百万貫の岩です。昭和9年の大雨の際の土石流で流れて来たという巨岩です。白山砂防科学館ではその百万貫の岩の3D映画を見ました。昨今の異常豪雨発生の事を思えば、今後もこのような巨岩が再度流れて来る可能性は十分あり得る事だと思いました。



今日の最後の写真は白山の不動滝と甚之助谷砂防堰堤です。その日のその時間は晴天でしたが、前日からその日の朝までは雨だったせいか、水量も多く、遠くからも不動滝がしっかり見れました。

今回のツアーは最初で最後になる事もあるそうで、非常に貴重なツアーに参加できたと思いました。





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