今日は前のブログの続き、「一番貴重な石2」とします。
さて、何から始めましょうか?
やはり「一番貴重な石」の最初の「一番」からにしましょうか。
「一番」という表現は日常会話などではよく使われる言葉ですし、NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる!」のようなTV番組でも、よく使われております。ただ、「一番」は最上級表現なので、新聞記事や広告表現などでは注意を要する言葉です。それは明確な裏付けや客観的事実に基づかない最上級表現は景品表示法で禁止されているからです。
それだけに「一番」という最上級表現には、ニュースバリューがあり、力強い広告訴求力があるのです。(やはり、二番じゃダメなんです。)
例えば、今朝も「南極で初の20度超え 史上最高気温20.75度を観測」という観測史上最高となる気温が観測されたというニュースがありました。そのような「一番」はインパクトがあり、重要なニュースといえます。気象データは客観的データの集合体のようなもので、その中には様々な「一番」が存在します。
例えば、日本の気象庁のホームページには、各地点における観測史上1位の値を使って歴代全国ランキングが出ております。(最高気温は、埼玉県 熊谷の 41.1 ℃ 2018年7月23日で、最低気温は、北海道 旭川の-41.0℃ 1902年1月25日 等々 どちらの一番もプラスとマイナスでほぼ同じ)
世界では、最高気温はアメリカ デスバレーの56.7℃ 1913年7月10日で、最低気温は、南極 ソビエトボストク駅の-89.2℃ 1983年7月21日だそうです。
気象データには他にも様々な「一番」があり、それぞれ、興味深い「一番」があります。
そうそう、気象データだけではありません。ギネスブックの存在を忘れてはなりません。
ギネスブック(ギネス世界記録)は、「世界一」を収集する書籍で、様々な「一番」が載っている興味深いものです。確かに、「一番」という話題は、仲間内での飲み会でも盛り上がる話題の一つでもあり、ビール会社が始めた事に納得します。
「一番」は様々な分野や現象に現れ、話題豊富過ぎて切りがないので、この辺で終わります。次回に続きます。