ようこそ石の華へ

鉱物の部屋へのいざない

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擬態4

2018-11-22 15:19:19 | 日記・エッセイ・コラム
ひとつ前のブログで、人間が石に擬態するものを作るテーマを予告しましたので、今日は「擬態4」として、そのテーマで書きます。

ひとつ前のブログの最後の写真は岩石柄のクッションです。(店内に置いてあります。)このクッションの面白い所は、それが作られたクッションであるので、岩石に擬態していても、柔らかく軽い、というところでしょうか。それは岩石が、硬くて重い、という固定されたイメージを打ち砕く面白みを持っています。

柔らかく軽い、と言うと、店内にはもうひとつ面白いジョークグッズのようなものがあります。



上の写真がそれです。これは花崗岩に似せて擬態したおもちゃ?です。それは一見、花崗岩のように見えますが、それをつかむと軽くてすぐつぶれます。



つかむと内部の空気がすぐ抜けるように穴が空いております。



店内を見回すと、もうひとつ、花崗岩に穴をあけた花瓶のようなものがあります。これも一見、花崗岩の花瓶のように見えますが、実は人間の作った陶器です。これも今日のテーマ的なもののひとつであるような気がしております。



最後にもうひとつ、人間の作った芸術作品です。これもさりげなく店内に置いてあります。



これは、このブログ「石を造る」(2011.11.28)にも出した事がありました。

石に擬態する作品とは人間が行う芸術という行為からなるものです。自然界には作品はありません。それ(芸術作品)は人間ならではの行為の結果なのです。
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