この前のブログ「奇岩2」で書いた天草のおっぱい岩周辺の化石らしき石についての問い合わせがありましたので、自宅に置いてあったそのサンプルを店に持ってきて写真を撮りました。
この前のブログでは「それらを無視して帰りました。」と書いたものの、実は、その化石らしき石のサンプル数個はしっかり採取しておりました。それらの正体が何物なのか?わからず、化石にはそれほど興味が無かったので、それらはそのまま仕舞い込んでおりました。今回、ブログを書いて話題にするまで、それらの事はすっかり忘れておりました。
まずは、これです。
一見すると化石らしき石のように見えますが、果たしてこれは何なのでしょうか?その模様からシダ植物のようにも見えますが、違うようにも思えます。私には化石の知識が乏しく、何か?わかりません。もし、わかる方がいらっしゃいましたら教えて下さい。
次はこれです。
果たして、これは化石でしょうか?もしかすると何かの生物の生痕化石?ひょっとすると化石ではなく、小さな甌穴のような地質現象で出来たもの?それにしても存在感のある美しい丸穴です。
最後はこれです。
これも化石なのかはわかりません。このような亀甲のような形態を見ていると何となく生物起源のような気がしてきます。
これらの化石らしき石はその周辺にそのまま落ちていました。ハンマー等で割ったものでは無く、単に拾っただけです。
天草地域は化石の宝庫らしいので、化石好きの聖地のような所らしいのですが、それほど化石には興味の無い私はあっさりその場を立ち去りました。
確かに、化石には地球史、生物史的なロマンがあるとは思いますが、その色彩がモノトーンである事から興味が薄くなっております。やはり、結晶形態や色彩の多様性のある鉱物の方が魅力的に思えてしまいます。