今日は「験担ぎ(げんかつぎ)」です。
明日は国公立大学の2次試験の日だそうです。今朝、一昨日の新聞を読んでいたら、「金沢 ホテル難民!?」という見出しで、受験と学会が重なり、ホテルの需給バランスが大きく崩れているという記事が出ていました。(3月の3連休も既に満室続出だそうで、金沢のホテルの客室数不足は深刻だそうです。)
その記事を読んでいて、明日が試験日だという事を再確認したのですが、もちろん、私の受験の事ではありません。昨年から常連になっているお客さんに予備校生がいて、いよいよ明日は彼が受験する日なのだ、と再確認したのでした。
今日の写真はその彼に先日プレゼントした黄鉄鉱(それに似たもの)です。それは安価なものなのですが、五角十二面体の結晶をしており、五角(ごかく)を合格(ごうかく)という験担ぎの意味でプレゼントしました。明日は頑張って欲しい、と思います。
私は五角十二面体の黄鉄鉱を受験生にプレゼントするのは、これが初めてではありません。
実は、先日、医師の国家試験を受験するという富山からのお客さんがいらっしゃいまして、彼が石好きという事もあって、験担ぎで、石を探しに来店した事を知って、その時に同じ五角十二面体の黄鉄鉱の結晶をプレゼントした事がキッカケでした。その時、医師と石、合格と五角、語呂合わせではありませんが、面白い会話をしました。
その日、彼が験担ぎで買った石は青い放射状結晶のカバンサイトでした。本当はペンタゴン石の方がベターだったかもしれませんが、その日は切らしておりました。
そうそう、その彼が火曜日に再度来店しました。正式な発表は来月になるそうなのですが、自己採点では、恐らく合格しているだろうと、いうお話でした。おめでとうございます。今回の彼のお買い物は前回に見送ったフランス産の放射状結晶(このブログの「石膏3」で出したもの)です。私はそれと同じようなものをレチュギア洞窟の写真集の中で見た事がある、というような話をしました。
今後、彼も、富山のお客さんであるものの、準常連?になるような予感がしております。