めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

ヒトリコ(額賀 澪)

2015-11-29 21:30:57 | 本(まあまあ) た・な・は行の作者

今回、『屋上のウィンドノーツ』を読んだ後、こちら が先に刊行されていたことを知り、同系列(音楽の青春もの)だとチェックしておいて 読んでみたのでした♪

すごい!
ウィンドノーツとは、別の文学賞をお取りになり W受賞されたんですね。(驚)

ということで、こちら にも その旨、載っていますが~~
まぁ、好みは分かれるにせよ…、
軍配はダンゼン(!)“小学館文庫小説賞” に挙がりますかねぇ・・・
(松本清張賞よりも…)(汗)
ε=┏(; ̄▽ ̄)┛  おほほのほ~(苦笑)

まぁ、…
こっちの方が、自然体なんです。
そこがいい!
“給前”つながり、しっかり意識されているんですね ? (むふふ…)

『ウィンド』よりも、描かれているスパンは 小学生(ナント!)時代~高校と長いんですが、こっちの方が 周りの舞台に登場人物達が馴染んでいる… といった感じでしょうかね。
表現するならば。

また、ヒトコが唯一心を許した キュウ婆ちゃん、
このキャラが…(涙)
実に イイんです。
それだけに、演出効果が…(涙) 活きてきます 。。。
日都子の思いも… 読みながら伝わってきます。

あと、土地カン(?) が こっちの方が 見事に功を奏していますね。
額賀センセイのご出身地(茨城)を舞台に描かれた分、愛着が作品に表れていて、読みながら自然と この辺りの情緒を感じさせられましたヨ。
( ・´ー・`)
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土漠の花(月村 了衛)

2015-11-28 22:04:59 | 本(うーん…) た・な・は行の作者

うーーーーーーん…
う、う、ぅぅぅうーーーーーーーーーん…
(´-д-)-3

と、…
ノッケからして すみません。。。
かなり期待しすぎてしまったばかりに…
上記の画像からも この熱の入れようは… スゴクありませんか… ??

ということで、まるっきり 「まんま」期待し過ぎました。
こちら
プロモーションビデオまで 制作されているなんて、ほんと…
すごいんですけど…

うーーーーーーん…
うーーーん…  (―_―)   うーーーーん…

悪いんですが、ワタシは 世の中には(この作品よりも)もっともっと 心を本気で揺さぶられる作品が
たくさんあると思います!

少なくとも!
ワタシ個人的には、読みながら、心の底から (もち、心の中の雄叫びとして…(笑))
“う、、、 う、、、、   うんぐわおぉぉぉ~~~~ !!! ”
(↑なんとも形容できない程の感動の表現)
の辺りまで達しちゃった(=妖しい…(笑))  (ノロ≦*)
ことは、 これまでに 何度か… ありますし。(爆)

まぁ、
本好きのかたでしたら、我ら共通の 読みながら「昇天!」とか 「恍惚!!」という、“快楽” の「域」は お分かりいただけますよね ?!(ムフフ…)

ということで、少なくとも A元 康さんのように、
大人として、ビジネスそして 大切なアポイントをキャンセルするほどの… って程ではないかと。
(-言-) ピシャリ!

なんというか…
感動が、純粋ねらいではないんですよ。
だから 読者のハートに響いてこないのかなぁ…  と。
(´・_`・ )

厳しいようですが。
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ウドウロク(有働 由美子)

2015-11-27 22:30:58 | 本(うーん…) あ行の作者

お馴染み 有働アナの エッセイ集 = “有働録” とのことです♪
ということで、NHKを代表する 才覚に恵まれ、高嶺の花の代名詞の “有働チャン”。
しかし、そんなすごいおかたなのに、てんでハナにかけず気さくなお人柄ゆえ、あの誰にでも愛される NHKの顔(!) なのだということがよくわかるエピソードが綴られています。

あんなに、さり気なくタレント司会のフォローも行いながら、大役を果たした紅白の司会が 実は神経すり減らして ドキドキの極致だった… とか・・
(しかし、ウドウchan また今年の紅白もまた! がんばれ~~!!)

明るい等身大のエピソードの中で、大好きなお母さんとの別れの章 --- 「母のこと」
ここには もう1人のウドウchanの本音が綴られていて、ちょっと グッと来ました 。。。

あとは、個人的に共感して もっともっと ウドウchanを応援したくなったこと、
それは、“仕事は 一生懸命やってきました。” と 堂々と書いているところですね。
同感です !!
すごく、 すごく 魅力的です。

自分のことだから いろいろと謙虚に書いているけど…、
ウドウchan、その ま・ん・ま(!)でいいんです。
ごく自然体のウドウchanだからこそ、みんなが 安心してTVを観ていられるし、息の長~~い 愛されアナウンサーなんダ と思います。
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東京零年(赤川 次郎)

2015-11-23 21:50:28 | 本(うーん…) あ行の作者

素晴らしいですねぇ~~。
って、 何が ?? …
それは、1冊の作品について 評される 諸著名人のセンセイ方の書評です。

やはり、赤川作品ともなると、
ズラ  ズラ  ズラーリ  とな。(驚)

す、、、 すごい…   ∑(゜Д゜ノ)ノ
壮観 。。。

探せばもっと出てくるのでしょうが…
モノの見方も角度を変えると こーんなにステキなものになる、という大変良いお手本揃い。(笑)
今回は、書評鑑賞により 目の保養をさせていただく いつもとは違った趣向の記事ということで。(駄)

一方、私めの感想は… と申しますと、ほんと、申し訳ないのですが、、、(汗)
(大丈夫なのかな… ? 赤川センセイ… ??)
と いささか心配になった正直な気持ちを少々…。

まぁ…
爽香シリーズ にも (毎巻ではないものの…)顕著に表れる傾向だなぁ… と感じていたもので、
今回 この作品にも共通めいた感覚で… しょうか・・・  (汗)

うーーーん…  (´Д`ι)

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ヒポクラテスの誓い(中山 七里)

2015-11-22 21:51:40 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

こ…っっ、、、 これ はっっっ… 

o(*>▽<*)o  も、も、 んMOW~~~~~~!!!
ここ最近読んだ中の ひさびさのヒットです(叫)
面白かったぁぁ~~~~~~
ヽ(〃∀〃)ノ   ←快楽。

まぁ、…  テーマも…
研修医(♀)の成長記をベースに、若手でまっすぐな県警(捜査一課)の刑事の成長も絡めながら、
医学小説+ミステリー+ヒューマン の三位一体小説 という感じになっているもので、
まさにまさしく(!) 私めの好みの要素が 「よくも ここまで揃ったわい…」という程のオンパレードだったのもので…
(∩´∀`)∩

しかも…
舞台設定が、…
まさにまさしく お膝下なんて(驚)
まーー、コレは置いておくにしても 十二分(!)に おもしろかったです♪

なんといっても、日本どころか 世界の法医学権威たる 浦和医大の 光圀教授(老獪)が実にいい!!
そして、その光圀の技量と度量に惚れ込み、はるばるアメリカから赴任した キャシー准教授、
このたった2人だけの法医学教室に送り込まれた研修医= おねぇちゃん → 真琴。

ここに、埼玉県警の捜査一課の若き 熱血漢刑事(古手川)が関わりながら、
1章=1体の遺体 の解剖を通じて、事件の真相のゴールに導くカタチでまとまっている…
という構成です。
とりあえずは。

しかし、(!)
最終話に向けて、真琴が人間的にドクターとして成長の姿を築き上げていく過程あり、
それぞれの章がなんだか関連し合いながら、エンディングに向けて (キャー、どうなっちゃうんだろー…。ドキドキ…)みたいな 含みを窺わせてくれる効果あり、
で ほんと、楽しませてくれます。  (p゜∀゜q)
初めから終わりまで・・・

ですので、この本は、仕事がある前夜から読み始めないことを 強ーーーくオススメいたします!
ハイ (滝汗) 
 (;´-∀-`)ゞ
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桜の下で待っている(彩瀬 まる)

2015-11-21 21:53:02 | 本(まあまあ) あ行の作者

今回のは、東北新幹線を舞台に紡いでいく 5編から成る短編集 でした。

1. モッコウバラのワンピース
2. からたち香る
3. 菜の花の家
4. ハクモクレンが砕けるとき
5. 桜の下で待っている

№5 のみ、刊行用の描き下ろしです。
それぞれ、家族がテーマになっていて、どれも なんだか忘れかけていた大事なものを思い出させてくれるような、
まさに 「ノスタルジー」という言葉がぴったりくる作品集ですね。

ほんと、
今回のは、彩瀬センセイの良さが 表れた とってもイイ作品だと思います。

こういう感覚を読者に味わせてくれる作家さんて、ほんと貴重な存在です。
読みながら、この時間が心地よいと感じさせてくれる、作品って そんなに一生涯に出会えるものではないと思いますよ。
彩瀬センセイ!

もう とっくにこの世にはいないけど、祖母達のことや 子どもの頃訪れた家の風景を懐かしんで思い浮かべました。
読書って いいですね。
こんな機会も ちゃんと与えてくれるのですから…  (´ω`)
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ぼくらはみんな、ここにいる(大石 英司)

2015-11-20 22:06:27 | 本(うーん…) あ行の作者

こっ、、、、、、、、、
これ はっっ・・・・・・
(ノω=`)

久々に…
ハズれました・・・
《 ※注意→ 個人差あり 》かと…。(汗)

ほんっと(!!) 申し訳ないです。
このような感想になってしまい…
il|li orz il|li

「吹奏楽」 を…
表紙からのイメージを期待してしまった分、脱力の落差に見舞われて…
ちょっと・・・
ドツボに嵌まっております… (埋)
il|li _| ̄|● il|li

申し訳ない。
ほんと、(!)
あしからず 失礼します…。

これにて、さらばです 。。  
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ボクは坊さん。(白川 密成)

2015-11-15 21:33:47 | 本(普通) か・さ行の作者

実は、映画 の方を先に観てしまったのでして…
゛(6 ̄  ̄)ポリポリ
それから、原作 を読んだ… ということで、順番がちょっと逆になってしまったのですが-----
(そもそも、原作は2010年に刊行されていたのでした…(驚))

ひとこと! 感想っ。

映画は、大変 よーーーく創られています(!) デスよ!
イッセイ尾形さん然り、
俳優さん陣も (伊藤くんも濱田くんも)、エピソードも 構成も すごく良かったんだなぁ…
と 。。。

映画単独では、 正直なところ “んーー、 まぁ… まずまず。 ”位の感想でしたが、
本読んだら、映画の評価が 上がりました。(笑)

京子ちゃんのエピソードなど、いかにも 「映画用」の要素も さすがーー(!) と素直に思ったし。
「お山」(=高野山)の3人組+ほのかちゃん のネタなども…、映画化ならではの 面白い部分だったし♪

一方、かなり かなーーり、忠実に原作が 映画に盛り込まれているんだわ~~(!)
と感心した部分もアリ。
あの(!) 玄関に建立(?)した クマさんとか…
d( ̄(エ) ̄d)☆

他にも、スクリーンで観たものらしきものが お寺さんのHP にも写っていました。

今後とも、栄福寺さんのご繁栄をお祈り申し上げます。
合掌。
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もらい泣き(冲方 丁)

2015-11-14 22:15:19 | 本(うーん…) あ行の作者

すみませんです!
こちらの本、しばらく前に読んだまま ブログに書くのを放置したままになっておりました・・・

そうです。
ワタシは びっくりしたのなんのって… ! (仰天!)

だって、
仕事帰りに図書館寄って、この本借りて 帰って来て TV付けたら…
このニュース が流れているんですから~~~~~~
∑(ノ▽ο▽)ノ オォオォオオオ!!

先に帰宅していた 犬顔ダンナも 本を凝視、TVを凝視で
∑(ノ▽ο▽)ノ オォオォオオオ!!

こ、こ、… こんな偶然って・・・
すごくないか~~~ ?!!(叫)
と、動物顔夫婦2人して 固まったのでした…

そう、8月24日の夜でしたね・・・
アワワワワワワ…
で、で、…DVですか ・・・
あわわわわわわ…

(もう、本の感想そっちのけ。)

こんなことがあった先入観も重なり、
(まぁ、… DVだしなぁ…、よりによって…)
本はですねぇ・・・
うーーーーーーーーーーーーーーーーーん…    (xox)
でした。

ちょっと…
このニュースなかったとしても、
ひとつの作品だったとしても…
表現が… イマイチのような… 。
(うーーーん)

くわばら くわばら
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ビブリア古書堂の事件手帖 (6) 栞子さんと巡るさだめ(三上 延)

2015-11-13 22:20:48 | 本(まあまあ) ま・や・ら・わ行の作者

待ってました!
でも、悲しいあとがきが…
なんと、このビブリアシリーズ、あと次か(?)その次(?)をもって終結しちゃうんだそうです…(涙)
三上センセイが そうおっしゃっているんだから、正真正銘 あともう少しで終わっちゃうんでしょう。。。
あぁ…   か、悲しい・・・  (ノД`ll)

そして、今回の 6作目 ですが、
従来の構成と少々趣向が異なり(確か… ?)、これ1冊でひとつの事件を どどーーーん と丸々と取り扱っていて、なかなか読みごたえアリです。

(いつもは、確か、関連性を持ちながら どちらかと言うと短編仕立ての構成じゃぁ なかったでしょうか… ??)
  ↑
かなりおぼろげな妖しい記憶…(汗) ( ̄∀ ̄;)

内容も、ちゃぁんと 本の魅力に囚われた愛読者たちの心理とか、マニアックさの描写が真に迫っている反面、
ちゃぁんと、「師弟の絆」みたいな 情の要素も描かれていて、この辺りの 読者への読ませ方は 三上センセイ、すごく すごく お上手です!

きっと、ビブリアファンは、こういうところが好きなんじゃぁないかなぁ… と思わせてくれる展開です。

だからだから、あと (長く持っても)2巻だなんて すごく すごーーく(!)残念無念…。
まぁ、でも、
大輔くんと栞子さんのハッピーな未来も 6巻でググーンと確実性を帯びてきた以上、他の 三上作品を読んでみたい気もするし…

ハナムケとして、あとの残り僅かなビブリアを精一杯楽しませてもらうことにします。
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