めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

島はぼくらと(辻村 深月)

2014-03-30 22:56:29 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

2014年本屋大賞 にノミネートされた、
こちら
いやはや… (・∀・)
ワタシ、こういうの好き!

そもそも、表紙の絵が この作品の95%位を物語っています。
飾り気のないピュアさ を味わうには、もってこいの本です。

それだけに 最後の最後には、ビックリする顛末が待ち受けていますが…(爆)
これは、辻村センセイの遊び心なのでしょうか~… ?!
でも、こういうのも好きです! 

冴島という離島が舞台のストーリーなので、
少子化とか…、ワンマンな体質とか…、
そこへもってきて iターン(シングルマザーやワーキングプアが やり直しをしようという試み)
族が移住してきたりとか、
火山爆発で 島民が離れ離れになったり…とかとか、
まぁ、平和な島の暮らしの中にも 細々としたトラブルが起こるわけです。

それらをひっくるめて、「やっぱり、この島が好き!」という結論に持っていくという、
まぁ、ハッピーエンドに向かうので 読んでいて楽しいし、穏やかな気持ちで読める1冊となっています。

まぁ、ワタシの最も好きなパターンと申しますか…(汗)
ぜひとも、続編を書いていただきたいと思う 内容です。

何と言っても、本木氏が、とても ( ・∀・)イイ!!
辻村センセイ、今日はワタシの誕生日なので(← 無理矢理こじつけ…(滝汗))
ぜひ、続編を書いてくださいませませ。
よろしくお願いします!
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祈りの幕が下りる時(東野 圭吾)

2014-03-28 22:05:34 | 本(まあまあ) た・な・は行の作者

今回は、加賀恭一郎シリーズ最新作 です。
ということで、ワタシが返却した後にも、依然として238名さまがお待ちです…(驚)。
市内図書館の所蔵が6冊だから、えーと… えーーと…、一体全体何か月待ち ???

ただ、今回のは、なかなか面白いので、読み始めたらあっという間に読んでしまいます。
カバーが何だか、ストーリーにとてもよく合っています。
第一、今回、この思わせぶりなタイトル…、センスがよろしい!
(Oh! 偉大なる直木賞作家センセイに向かって、態度デカっ…)(゜ー゜;Aアセアセ

そして、かんじんのストーリーは、一言で言うと「よく練られているなぁ…。」という感じ。
恭一郎サン&松宮さんのいとこ同士の捜査も、ファンとしてはとても嬉しい設定でした。
なにしろ、直木賞作家が、練りに練ったミステリーなので…、
登場人物も一筋縄ではいかない仕掛けが、施されているものですから…
ワタクシ、読み返しました…。

じゃないと、同一人物なのに 他人に成り代わっているなんてーーーー、
しかも、名前を変えているので、同一人物だと認識するのに 1回サラリと読んだだけでは、
着いていけない…、この衰えた脳機能が・・・・・ ぁああ… (;д;)

まぁ、でも、日本橋の名称や曽根崎心中などのエピソードを絡めてあったり、
単なる娯楽ミステリーよりも、一段高いところの楽しみを味わえるストーリーになっています。

今回の東野作品は、個人的には気に入りました。
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ビブリア古書堂の事件手帖4 ~栞子さんと二つの顔~(三上 延)

2014-03-23 22:26:14 | 本(よかった!) ま・や・ら・わ行の作者

さてさて、なんだかんだ 4作目 をやっと読むことができましたい。
なにしろ、ファン層が厚い こちらのシリーズ なので、なかなか… 予約の順番がまわって来ないんですの… (T△T)

しかし、巻を重ねるほどに、ビブリアを取り巻く人々の性格や相関関係が発展してくるので、
ますます目が離せません…。
単に、娯楽ミステリーとは言い難いほど、結構、深くなってまいりましたし。

今回の4巻は、実に 進展がありますねぇ…。
しかし、栞子の母上は、完全に悪役のポジション… ??!
ここが、どうも… ワタシとしては敢えてこのような流れを設定されている、
三上センセイの意図が 気になります…!!

完全に、栞子 VS 智恵子 の対立形勢だしなぁ…。
ただし、大輔くんが 2人に着かず離れずの距離感で携わってきていることからも、
結論を急がずに、じっくり楽しませてくれるお考えなのかな… ?♪という気もして、
先は気に成れど、三上センセイのペースを楽しませてもらっています。

まぁ、今回のエピソードで、ヒトリ書店の一郎さん…、
もとい、井上店長がビブリア書店を嫌悪していた部分のうち、少なくとも栞子さんに対しては
見る目が変わってきたのは、嬉しく思います。

遅ればせながら、「5巻」が発刊されていることに気付き、慌てて予約を入れたところ、
44人待ち…。
ま、 気長に待つとします。
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小さいおじさん(尾崎 英子)

2014-03-20 22:47:22 | 本(よかった!) あ行の作者

タイトルはちょっと違うのですが、こちらの賞 を受賞したことで発刊が決まった デビュー作 だそうです。

「本当に、これがデビュー作なんですか??」と思うほど、洗練されて読みやすい構成と、
どんどんひき込まれていく魅力的な展開で、これからが楽しみな新人作家さんです。

小さいおじさん、とは、パワースポットに現われる木霊(妖精 ?)のことで、
この作品の中で、人と人との縁をプレゼントしてくれるという意味を成しています。
そのため、成長してそれぞれに事情やコンプレックスを抱えた、かつての中学時代の同級生の
曜子,紀子,朋美のオムニバス形式でエピソードが繋がっているという、
まぁ、典型的な 読むにつれて先が楽しみになる、ワタシの好きなパターンです♪

三者三様それぞれに、自分の気持ちに区切りを付ける展開になっているので、
読後感が良いところも気に入りました。
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【アイス】ワッフルコーン紫いも(セブンプレミアム)

2014-03-17 22:25:03 | その他(スイーツ)

おいしいんですよね~。
セブンイレブンのワッフルコーンシリーズ。
ただし、買ってきたら 大事に保存しておかないですぐに食べることが大切だと…、
昨年末に学びました… (´・_・`)

ええ!!
このたびのワッフルコーンの期間限定フレーバー、
行きつけの近所のセブンで一目惚れして、我が家に連れ帰り(←アイスの表現にいささか合致せず… ?)
すぐに食べましたとも!

そして、紫のさつまいもジャムがクルリと練り込まれた、紫いも風味のアイスなのですが…
う、うーーーーーん…
これだったら、通常のミルク風味の方が正解かも。
正直なところ…。

さつまいもと謳うからには、せめて もう少しイモイモ風味の存在感を意識してもらいたい…かも。
ワッフルコーン部分は、いつもどおりおいしかった♪ のですが…。

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傷(堂場 瞬一)

2014-03-14 22:49:27 | 本(普通) た・な・は行の作者

いやぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー、
ワタクシ、惚けをかましてしまいました… (まぁ、いつもの事ですが…)

いつも、図書館から借りた本は カバーをかけて読んでいまして、(なんだ ? なんだ ??)
そして、先ほど この本を返却してきたもので、現在は手元にないわけなのです。
(だから、なんだって… ??)

それでですねぇ…
このブログを書くにあたって、画像を検索したところ、いっくら探しても現れないのですよ…。
“今野敏 傷” とか、“傷 今野”etc… で、検索しても、ちいとも!

そうなんです!
この期に及んで今、気付きました!!!!!!!(驚)!
えええええええ~~~~ ?????!!
これって、堂場瞬一.著 だったんですね(驚)。

ぬははははは…(爆)
ワタクシめったら、ひたすら今野作品だと思って、
「今回は、今野センセイ、いつもと作風&テーマが違うなぁ…」と思いながら、読んでましたの…
おほほほほほ…(惚)

いやーーーーーー、ビックリしたなぁ。 MOW.
犬顔ダンナに、思いっきり コケにされております… はい。

それで、長らくの検索の結果、たどり着いた紹介ページは こちら です。(汗)
まぁ…、スポーツ選手がらみの警察小説ということで、なかなか楽しませていただきました。

今野センセイ…、ではなく(大変失礼いたしました(滝汗)、ど、堂場センセイ…
もしもシリーズ化されるようでしたら、青井刑事が捜査一課のデカに成長を遂げたり、
ヘビースモーカーの理恵記者との絡みも見守りたいです。
さて、今後は どうでしょうかねぇ…。
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【アイス】ピノ ヘーゼルナッツ

2014-03-11 22:14:02 | その他(スイーツ)

ヘーゼルナッツ♪
とくれば、おいしいに決まっているじゃ、あーーりませんか!

そして、商品紹介記事によりますと、
>>トルコ産ヘーゼルナッツペーストを練り込んだアイスを、口どけの良いセミスイートチョコでコーティング。
>>ヘーゼルナッツの香りとチョコレートの味わいが楽しめます。

ハイ (´∂∀∂`*)
大変おいしゅうございました。
トルコ産とは…、少々びっくり…。

やはり、ピノは 中の(コーティング内部の)アイスがおいしいですね。
冷蔵庫に常備はしないけど、たまについつい買ってしまう ド☆定番のアイスです。
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【映画】2回目の0 (?)

2014-03-08 22:42:35 | その他(雑感)

ぁんだーー???(疑)
このタイトルは… ??!
ということで、そうなんです…、
またまた観て来ましたとも。 再度

いやーーーーーーーーーー
ヘタな映画観るより、こちら を2回観た方が 断然、満足感・大!
まだまだ、サザンのエンディング が耳に残り…
歌詞がーーー ぁあぁーーーーー(叫)
映画のシーンが甦ってきてしまうではないか!!
(━━━┳━━━○━━━┳━━━)

いやはや いやはや…
ダメですね…(涙)
俳優さん達が、上手すぎて…
特に、改めて景浦を演じた 新井浩文さんは、ワタシ的には 助演男優賞の筆頭でしょうか。

ぁああ…、
だけど、その景浦の親分さん=田中 泯さんも…(惚!)
山本 學さんも… メチャメチャステキですし…
橋爪 功さんの演技の上手さにも、改めて敬服させられたし…
松乃役は、真央ちゃんで良かったなぁ~、と(=やはり上手かった)思ったし…

いやはや、2回目は、わりと冷静な視点から 「作品」として観察できたので、1回目とはまた違う感動を味わえ、
本当に 本当に良かったです ...(≧ω≦。)

しっかし…
同じ映画をまた観に行くことになるとは… ねぇ…。
いやはや・・
このようなことが、自分の人生で起こるなんて… ねぇ…  ^_^;
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デビュー(今野 敏)

2014-03-05 22:04:56 | 本(普通) か・さ行の作者

こちら は、いつもの今野ワールドで活躍する、いわゆる「シブい おじさま♪」が
主役を張るのではなく、かなり異色の設定と言えましょう。
なんと言っても、芸能界がテーマのミステリー(?)なので…。
いわゆる、「ギョーカイ」です。 ギョーカイ。

天才頭脳アイドル(美和子)を筆頭に、そのマネージャー+ハリウッドで大活躍のスタントマンなどなど
芸能界に根付いた クスリや暴力団など派手な悪から、
若いアイドルがレイプされたり泣き寝入りさせられる、水面下に巣を喰った悪まで、
美和子chanが「おしおきしたい!」と企んだ悪は、とことん見逃さない!! …という
まぁ、水戸黄門タッチになっていて後味は良いです。

寡黙でメチャメチャ強い、美和子の危機を度々救うキーマン= 長谷部(スタントマン)のキャラも、
実にかっこいいのですが~…

ただ、始めの方は結構、新鮮な思いも手伝って楽しめたのですが…  うーん…
やはり、今野センセイは、竜崎さま!! o((〃∇〃o))((o〃∇〃))oキャッ♪
達、お・ぢ・さ・まワールドの方が良いでしょうか…ねぇ…。
いや、
これは、あくまでも好みのモンダイなので…(照)
んっふっふ~~
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泣き童子~三島屋変調百物語参之続(宮部 みゆき)

2014-03-02 22:34:21 | 本(よかった!) ま・や・ら・わ行の作者

出ました!
久々、宮部センセイの“よかった!” 本。
とてもとてもヨカッタのは、こちら
何と言っても、特設サイト特集記事 も、気合いたっぷりです。

今回のは、「三島屋」シリーズ待望の第三巻にして、ジーンとくる奥深い話が多かったです。
特に、ワタシが気に入ったのは、
 ④小雪舞う日の怪談語り
でしょうか…
盛り沢山の章だし。

でも、このあたりから、後ろに行くほどどんどん引き込まれ=読むスピードUP☆となり、
いかに、宮部ワールドの「思うツボ」になったか… (笑)
いやぁーーーー、実に、宮部ファン(熱い!)としては、この高揚感は嬉しい限りです (>_<)

なんだか、やっぱり宮部センセイは、すごい才能のおかたです!と再認識させられる、
おちかさんをはじめとする三島屋の人々の奥深さ。
今回のは、特に、情感たっぷりでよく練られているなぁ~(唸)と随所で思わせてくれます。

だって、ラストの(宮部ワールドに浸りきった段階)⑤節気顔 では、わたくし…
ジーーーーン…としてしまいましたもの。
ここで、泣きそうになる人ってあまりいないと思うんですけど…、と 振り返れば思いますけど。

おちかさんには、幸せになってもらいたいなぁ。
青野若先生と くっつきそうな匂いもしますが、まだまだ引っ張っていただき、
もうしばらくは このままで楽しませてくださいね。宮部センセイ (^_-)-☆
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