めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

跳べ、暁!(藤岡 陽子)

2020-09-30 19:46:33 | 本(普通) た・な・は行の作者

こちら、読みましてよ。
なにしろ、藤岡センセイの作品、大好きなので。
でも、びっくりしたのが・・・ 図書館の一般書のコーナーになかった…。
分類的には、スポーツもの ってことになるんでしょーか…(?)

大まかに言って、中学生のバスケ部創設~試合 の友情物語です。
この背景には… まぁ、社会的に(大人から見ても)理不尽な事とかも 要素として描かれているんですけれどー。
チョット… いろいろ素材があったわりには、中途半端に有耶無耶ムニャムニャ… という思いも否めず。。
でも、欣子ちゃんは、いい子だなぁ…。
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銀嶺の人(新田 次郎)

2020-09-27 21:34:33 | 本(まあまあ) た・な・は行の作者
 

いやいやいや~~~(唸)
惹き込まれた!
ほぼ、一気読み。(爆)

(今回から、図書館本です。)( ありがてぇ、ありがてぇ。)

なんにしろ、人物設定が良かった!
淑子と美佐子。
それぞれの境遇も職業も性格も違うけど、、 なんつーか、日本文学に根差す 凛とした精神論の一貫性が窺える、すご~くイイ設定!
と思ったら、実在のモデルがいらっしゃり、それをベースに新田センセイが新たな小説として生み出されたんだとか。

ワタシとしては、登山のクルーとかそーゆーのは 案外、どうでもいいんです…。(失礼!)
(なんせ、大好きな これ が 自分の “登山もの” の中では ぶっちぎり=ナンバーワン!な程の衝撃を受けちゃったもので・・・)
ということで、今回は、むしろ 男と女とか そーゆーのも ちょっと脇に除けさせていただいて…(失礼!)
淑子と美佐子が潜在的に結ばれた絆とか、
お互いの職場のエピソード、 特に それぞれが自分の目指す域に登山同様、邁進する姿、
それと それを見守る師匠たち・・・
この辺りが 本当に興味深くて~~~ のめり込んでしまいました。

それだけに、最後の最後は、カクっ となってしまったんですが…
実話がベースなので、新田センセイは 忠実でいらっしゃったということなのですね。
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仮面病棟(知念 実希人)

2020-09-24 21:48:36 | 本(うーん…) た・な・は行の作者

へい。 いらっしゃいませ!
毎度お馴染みの犬顔(ダンナ)文庫ですよ~。 
っとっとっと… こちら

現在では、レッキとした知念センセイファンを自称するワタクシめ、
(おっと いけねぇ…!)
これ読んでいませんでしたの…(汗)
でもねーーー
今はね~~~
知念作品の ステキなバリエーション、ほぼ 熟知しちゃってるから、
それらと比較しちゃうと・・(うーーん…)ですかね。

ちなみに、現在の 知念作品はですね…
すごいですよ!
例えば、こちら とか、(1番好きな⇒)こちら とか。。。
特に、『ひとつむぎ…』 は、名刺に書きたい位!(← なんのこっちゃ(爆)) 大好きです。(推)

まだまだ、これからも知念センセイの本、たくさん読むんだ~~♪
(ぁあー、楽しみ!)
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記者たちは海に向かった(門田 隆将)

2020-09-23 21:38:42 | 本(泣けた~) か・さ行の作者

こちら、またしても 犬顔(ダンナ)文庫です。
犬顔とわたくしめは、かねてより 門田センセイの報じる筆力と眼力を“素晴らしい!” と評していまして、
“そこら辺の小説読むよか、門田作品を読んだ方がいいわい!” と見解が一致しているもので…(笑)

今回は、3.11 の際の地元の新聞社 において繰り広げられた、ノンフィクションでした。
だから、、、
ここに出てくるかたがたは実在するかたで、事実しか書かれてていないということ。
なんで、こんなにも真実って、切ないんだろーー 。。。

門田センセイは、脚色なんかしていない。
本当にあったことだけを、飾らずにお書きになる。
だからこそ、人の命って 心に突き刺さるのよ・・。
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壁の男(貫井 徳郎)

2020-09-22 14:44:39 | 本(まあまあ) た・な・は行の作者

(えへん!)
ワタシは、元々 貫井センセイの作品(= 描写)が好きなのでした…
ということを思い出させてもらった この本
ちなみに、犬顔(ダンナ)文庫でい。(ありがてぇ、ありがてぇ。)
(図書館さん、行かなくてごめんなさい。予約本もキャンセルにしてもらっちゃって…(滝汗)
でも、家の事は 概ねフツーにやっているので、まぁまぁ。のらりくらりと元気デス。 おほほ…)

へ・・??
この本って、ミステリーなの??
違うっしょ。
でも、読み進めるごとに “なるほど!” と 辻褄が合っていく構成だから、・・・ まぁ… ミステリーの要素なんですかね…?

とは言いつつも、ミステリーとあっさり一括りにしてしまうのは、チョット勿体ない気がします。
あと、このタイトル… ちと無骨だな~~。
中身は もっと繊細で、いろいろな方向性に拡がっていくんだけどな~。 じわじわとね…。
決して躍動感はないけれど、惹き込まれる引力はある作品です。
今、のらりくらりと読むスタイルの自分に ちょうど合っていたなぁ…(笑)

気が付けば 世の中も、ずいぶんと秋めいた 空気になってきましたね。
今日は、ツクツクボウシの声が聴こえましたよ。
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草花たちの静かな誓い(宮本 輝)

2020-09-20 20:55:30 | 本(よかった!) ま・や・ら・わ行の作者

こんな なんちゃってブログに目を留めて下さって、ありがとうございます。
世間は心地良い秋風漂う、シルバーウイークですね…
読書の秋、実に嬉しい季節ですが、いかがお過ごしでしょうか。

いやはや…
前回のブログで 高名な作家さんの御本をコキ堕ろしたバチが当たったのか…
(うーーん。。。(ヤバヤバ…(汗))せっかくの連休なのに… ダルダルで もはやナメクジ化しとります----。
でも、本は 読みたい!! と思うンだから、元気・Genki!(笑)
ゆっくりとだけど、読みました。
結果=収穫! (ちなみに、今回の も 犬顔(ダンナ)文庫です。ありがてぇ ありがてぇ。)

なんと、版元さん、YouTube まで アップされとります…(驚)
いや~~~~(唸)
ワタシは、ちょっと 目覚めましたよ。(?)
そもそもの 日本文学の素晴らしさに。
ハイ。
まー、率直に言うならば ↓ こんな心境で、(表現は悪いけど…)
宮本 輝センセイって、こんなに良かったけーーーー(← 失礼! (汗))
という、驚愕の感激に包まれております。 と、現在進行形で 読みながら何度もね。

ほんと、何と言ったらいいのか…
“ぁあ、日本人で良かった。 本が好きで良かったナ…” と 噛みしめながら読ませてもらいました。
体調のいい時は、怒涛の速読派のわたくしめ、今回は このペースで読めたのは 敢えてラッキーだったのかも。(笑)
(うっしっしっし…)

これは、一貫して抒情的な内容のまま行くのかと思いきや…、とんでもない。
ミステリーだったのか… と 思いきや、違った!(爆)
「愛」の物語だった。(涙)
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審判(深谷 忠記)

2020-09-18 21:05:35 | 本(うーん…) た・な・は行の作者

ムムムムム・・・(唸) この本、(あ、、ちなみに犬顔(ダンナ)文庫です。)
なんつーか…
まったく、何をもってして、こーゆーことになり、あーゆー展開をつらつらとしていったのか…
わからん!
まったくを以てして、意図が… 計りかねる 。。。
うううーーーーーん…。

巻末に添えられた解説を読んで、さらなる(唸)ぅぅぅぅうーーーーーん。。。
なーんか… 虚しくなった。。 疲れた。。。

(犬顔よ、これ読むのー? (駄))
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果つる底なき(池井戸 潤)

2020-09-13 21:19:48 | 本(まあまあ) あ行の作者

こちら、確か…
池井戸(Love)作品だし、乱歩賞受賞作だし、
絶対に過去に読んだことある!
が・・ おそらくこのブログを始める前の えらい昔だったらしいので、
犬顔(ダンナ)文庫 から くすねたのコトよ。 (おーっほっほっほ…)

それでですね、ワタクシめのポンコツ脳ミソにあっては、記憶力なんて 存在しなーい(爆)
ので、改めて 池井戸センセイの正義感や筋の通った視点、展開や登場人物の巧みさを堪能できました。
(うははは…(汗))
これは、貴重な 池井戸センセイのデビュー作なので、現在の作品とは チョット違いが感じられて、それもなんだか新鮮だったし…。
ま、 ベースは変わってないですけど… ね。

池井戸センセイは、ほんと(!)転職されて バンバンザイ ですよね。← 世間が。
よくぞ、作家になってくだすった…。
神様、ありがとうございます。
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院内刑事:フェイク・レセプト(濱 嘉之)

2020-09-13 17:57:12 | 本(うーん…) た・な・は行の作者

こんな、なんちゃってブログに遊びに来てくださって、ありがとうございます。(汗)
この記事をもって、入院中の分はおしまい death!(← 大和田風に…(笑))(なんせ、半沢Nも今日溜まっていた分をまとめて観たもので~~(濃厚!))
やれやれ…
感想度外視、感覚のみ(汗)+ しかも、超ハショリ・・(滝汗) の連日のお付き合いのほど、誠にありがとうございました。

さて、一応〆の一区切りとなる こちらの本 なのですが・・・(ちなみに 犬顔(ダンナ)文庫でござい~。)
持参した本の中で、唯一、“うーーーーん。。。” でした。
ごめんなさい。
あと、他の本が全て “(大)当たり!” だったため… チョット… 落差が・・・ってとこですかね…。
残念!(スミマセン。)

それはそうと、
今朝、メチャメチャ、ドキドキしながら、ソロリソロリとPCのライブ中継を見守っていたのですが、
やりましたね!! なおみchan!
全米オープン『V』、おめでとう!  ヽ(≧▽≦)ノ.
やった、 やった~~(祝)♪
ほんと、嬉しい!!!
コロナ禍での、とびっきりの勇気をもらいました。
ワタシも頑張らなくっちゃ!
Oh!


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コード・ブルー(THE THIRD SEASON以降《4冊分》)

2020-09-12 22:33:45 | 本(よかった!) あ行の作者
   

いらっしゃいませ!! 〔歓迎!〕 よくぞお出でなすった。
悶絶ワールドへ ようこそ♪(爆) ( *^皿^) うっしっしっし…

さぁさぁ、いっちゃいますよー。まとめて4冊分。
先月読んだ 1st2nd に引き続いて、
*THE THIRD SEASON (上)
*THE THIRD SEASON (下)
劇場版
特別編 もう一つの戦場
以上ーーっ。

良かった、ヨカッタ、良かったよ~~~(叫)
これがあったから、ワタシはいい子にしていられたんだい!(声大!)
しかも、しかも、
これが 病院で読めるっつぅ、なんたる臨場感! なんたる高揚感!!
ワタシのいた病院は ドクターヘリは来ないけど… (屋上にヘリポートがあることを、今HP見て知ったし…(笑))
体調が落ち込んで ひたすら寝ている時もあったけど…
コレを読んで、なーんか 熱くなっちゃって、奮い立っちゃって ↑↑↑ になったとです 。。。(笑)

感化されやすいな~~(笑)
犬顔ダンナとのやり取りでも、我が身の現況よりも この本のコトが中心だったような・・・
(わははは…)

しかしながら、結果的に4冊分まとめての大雑把な記事となり、本当に 申し訳ない! この本達に対して、、 って心境です。ぅぅぅ…(汗)

真っ直ぐなんだよなーー
正義なんだよなーー
ハートなんだよなーーー
(うん うん。)
個人的は、緋山センセイと名取センセイの師弟関係の変遷に惹かれたな~~。
そうよ。
ハートよ。 真心よ。(熱)
( `Λ ')b ドヤッ!

ちなみに、犬顔ダンナは、かの 大ヒット映画(2018年公開)を観たので、話題に乗ってくるかと思いきや---
“なーんか、出血シーンがおびただしかった印象は残っているが、あんまり覚えてないんだよねーー”
とのこと。(爆)
そっかね・・・
本はいいよ。
ホンとに いいよ!

コード・ブルー製作陣のみなさま、勇気をありがとうございます。
きっと、何年経っても色褪せない名作です。

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