めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

冷蔵庫を抱きしめて(荻原 浩)

2015-07-31 22:17:26 | 本(まあまあ) あ行の作者

あしからず、またもや 忙しくて…(バタバタ)(汗)
とりあえず読んだ記録保存がてら、雑な記事になってしまいますーーーーー(汗)
お許しを。

ということで、今回は こちら です。
短編集です。
なんと、あの(!)香山リカ先生も ご寄稿されているとおり、短編のテーマは 心の病シリーズとでも申しましょうか。
詳しくは、荻原センセイの インタビュー記事 に載っています。
そして、各作品タイトル「まんま」 の 目次 です。

そうそう。
結構、面白かったです。
どれも。

中でも、「マスク」あたりなんか、“うまいなぁ~~。” “よく心理を突いているなぁ~~。” と思わされました。

あと、「それは言わない約束でしょう」
これも 本人としちゃぁ、困っちゃうよなーーー、 確かに。
でも、これは “ピンチをチャンスに変える”(← ムムム…、 どっかで聞いたよーなフレーズ…(汗))
結末だったので、なんか 良かったです。
個人的に。
好みです。
痛快です。

(ひゃ~~~~~、  雑だ・・・) (汗)

終わります。
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自覚―隠蔽捜査5.5―(今野 敏)

2015-07-26 22:06:25 | 本(よかった!) か・さ行の作者

来ました、来ました♪
ついに、ワタクシめの順番が…♪♪(←※図書館に予約してあった本が借りられる順番のこと。)

隠蔽捜査の 最新刊
この本、決して電車や人前では読めない 禁断の書です。
ワタシにとっては。
なぜならば、過去作の記事でも触れてきましたが、おそらく 本の主人公の中では My best ヒーロー= 竜崎伸也さま(!!)なのですから~~~~~
ヽ(≧∀≦)ノ   キャー キャーーぁ(ハート連発、アドレナリン大放出)(爆)

だもんで、今回も 読みながら、勝手に胸ときめかせながら…
「でへへ~」とか 「うひひ~」と怪しい呟きとため息と、忍び笑い満載の 妖しいおばさん炸裂で 楽しませていただきましたことよ。
竜崎さま♪ 大森署もみなさま♪
そしてそして、今作でも随所に「かっくいーい~(はぁと!)」と 我が身を悶えさせてくれた、竜崎語録を生み出してくださった今野センセイ!!(叫)
誠に 誠に、ありがとうございまする。

えーと、今作も それぞれの章ごとに 中心キャストの絡みにより、竜崎署長の素ん晴らしさを再認識させてくれる 構成になっております。

1. 漏洩  (貝沼 副署長)
2. 訓練  (畠山美奈子 警視)
3. 人事  (弓削 警視庁新方面部長)
4. 自覚  (関本刑事課長,戸高刑事)
5. 実地  (久米地域課長と新人の加瀬,関本刑事課長)
6. 検挙  (小松強行犯係長,戸高たち強行犯係の刑事)
7. 送検  (伊丹 刑事局長)

今回は、以上7色もの それぞれ味のある竜崎さまの魅力満載で、どれもどれも良かった!!
だけど、敢えて取り上げるとすれば、No.5の部下をひたすら信じる久米課長と、その久米課長の考えを信じる竜崎署長と、そして最後に久米課長を認める関本課長の関係に胸を打たれました。

だからこそ、竜崎署長が 事ある毎(しかも、事件としては大森署に不利な場面で)階級や立場に臆することなく 伊丹さんに放つ一言、
「うちの捜査員は優秀なんだ。そして、へそ曲がりもいる。」
「自分の責任だと言っただろう。だったら、その責任を果たせ。」
(くぅぅぅ~~~~、かっこいーい!!!)
これらが より心に響いてくるのですよね。

毎度、竜崎さんと接点のあるキャストのネタですが、
本当に今野センセイの度量の広さ、発想の豊かさには 感服させられます・・・。

あの 野間崎管理官とて、このシリーズにはなくてはならない存在だし、
まぁ、役柄上、相変わらずのいけ好かないオヤジだけど、これはこれで登場しなくなったら寂しいです…(笑)
また、マイペース戸高が相変わらずのスタイルを一貫しながらも、同僚に慕われ 直属上司からも一目置かれているのは、微笑ましくて大好きです。

今野センセイ どうか、今のメンバーのままで 末永ーーーーーくお願いしますね。
(´・д-人)
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ピアニストはおもしろい(仲道 郁代)

2015-07-25 21:52:08 | 本(まあまあ) た・な・は行の作者

たまたま家で取っている新聞で記事を見かけて借りてきたのは、こちら
ピアニストの仲道郁代さん…、本当にキレイなおかたで 言ってみれば、一般社会とは別の世界にいらっしゃるサラブレットなので、どういうことをお書きになっているのかなぁ~ とビミョーに興味を惹かれまして・・・

そうしたら、 キレイでおしとやか~~~な外見からはちょっと意外にも (し…、失礼…(汗))くだけたかたで、
てっきり生まれ持った才能で エスカレーター式にピアニストになったのかと思いきや、
(まぁ…、もともと天才的な力を持ち合わせていらっしゃったのでしょうが…)
かなりの努力を重ねられて、お子さん時代は健気なピアノ一筋の生活から逃げることない 積み重ねが基盤となっていること、
実は、かなりの緊張しいで 実際に失敗もあったこと、
などなど、実際には あれほどのステータスと美貌が世間に知られている身では 書きにくいであろうエピソードが綴られていて、好感が持てました。

そして、この本で仲道さんを(実は初めて !)存じ上げて、ワタクシめが感じたことは、
“プロはやっぱりかっこいい !!”

仲道さんは、実際、ご自分で伝えたかったのかどうか… ?? これはわかりませんが、
やっぱり、プロに成るべく人というのは、言葉にするのは簡単だけど 実はこれを続けることがとてつもなく難しい→ 内に秘めた信念を曲げずに、それに向かって見合った努力をコツコツと積み重ね続ける、忍耐力と地道さと誠実さ。。。
これなのよ!! 要は(天才だろうがなんだろうが)皆、同じなのよ!!!
てなことが伝わってきました。

どんなことでも 本当に(!)『エキスパート』は かっこいい  ヾ|*´・ω・|q
とこの頃、特に 感じています。
実に いいタイミングでこの本に出会い、改めて背筋の伸びる思いです。

地道に・・・・・ (時に、すごくじれったく不安になることもあるけれど)
一度決めたことは、向上目指して コツコツ行きます…  ( ゜_ゝ゜)ノ おぅ!!
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精鋭(今野 敏)

2015-07-24 22:32:46 | 本(普通) か・さ行の作者

え~~と… ですね、 (汗)
ま、ず、、は、、、、(汗)

------------ おことわり ------------
あしからず、私的に多忙モードなため、ものすごーく 簡単な感想になります・・・
m(__)m
通勤時間長め(=しかも、1時間以上 全く座れん…)モードのため、本は読めど ブログが書けず…
の ちょっとした危機感に苛まれる毎日につき、どうかお許しを~~~~~(涙)

さて、こちら をテンポ良く読みました。
おっと、詳しい内容や 全体の雰囲気は こちら 、ご参照くださいね~~(汗)

へぇーーー、
朝日新聞に連載されていたんですね。
どうりで!

いわば、一人の新人警察官の成長記で成り立っているので、主人公に共感したり 学ばされたりしながら、至って気持ちよく、サクサクと読めでしまいました。
ごくごく自然体で 日々の課題を克服しつつ、前向きに、かと言ってガツガツせずに 育っていく主人公(柿田)が ほーーんと「イイ奴(!)」なので、実に気持ち良く ページをめくってしまい、
いつもは ストレス沸点が上がりまくりの通勤電車が、そうでもなかった(爆)

柿田に比べて、なんたる 人間の器の小さいことよ・・・・・・
(爆)

それにしても、今野センセイの 警察領域の知識の広さよ…(敬)
警察官のみなさまの反応も知りたいですねぇ~~。
(要所要所の研修教材で、使われていたりして…
 課題図書 ?!)
(。・`ω・。)q

まぁ、でも 今野センセイの本って、ヒトとして警察官として 大切な部分(=ハート)を教えてくれたり、気付かされたりするから、プロが読んでも 「ハッ!」とさせられるんじゃぁ ないかなぁ…。
( ^ω^ ) ムッフッフ。
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神様のケーキを頬ばるまで、他1冊 (彩瀬 まる)

2015-07-20 22:38:21 | 本(普通) あ行の作者
  

今回は、彩瀬作品を2冊まとめて読んだので、2冊分まとめてアップします。
① 神様のケーキを頬ばるまで
② 暗い夜、星を数えて―3・11被災鉄道からの脱出―

なお、①は 1つの雑居ビルをベースにした5編から成る 短編集 で、このような感じの内容です。

<内蔵タイトル>
1. 泥雪  2. 七番目の神様  3. 龍を見送る  4. 光る背中  5. 塔は崩れ、食事は止まず

まぁ…、  
まあまあ、 なかなか、 そこそこ… といった印象の作品集で、
それぞれの話が きれいにまとまっているので、満員電車の通勤時に小刻みに楽しませてもらいました。

そして、もう1冊の こちら は、あの3.11のことを綴ったドキュメント。
彩瀬センセイが あくまでもプライベートな東北一人旅を楽しんでいた中、突然遭遇した生々しい避難の5日間と、その後が綴られている正真正銘のノンフィクションで、
ワタシとしては こちらの作品の方が良かった!
断然、良かった !!!

やはり、作家さんなので、生々しい震災の状況、彩瀬センセイご自身が感じたこと、
そして、一瞬のご縁により出会って共に避難した東北の人々のこと、
これらが ストレートに心に入ってきました。

また、3.11から日を経ての 彩瀬センセイの東北へ馳せる想いと、自ら挑んだボランティア体験、
そして、あの5日間行動を共にした東北の人々との再会…
これらもひとくくりにされていて、それこそ一気読みでした。

①も②も、共に読書環境は同じ(=於:通勤の満員電車)でしたが、②の方は 本当に目を離せず…
あっという間の一気読み。
惹き込まれました。

というか、東北圏外の者として、目を離せない心境…
テレビや こういう本などのメディアから見聞きして受け留める事からは、計り知れない位の、
おそらく 彩瀬センセイご自身もこの1冊に留めることに(もしや、この作品を形作って連載すること自体を)躊躇されたのではないかという側面も感じました。

本当に、本当に…
あの 3.11は、年月が経っても風化されないし、風化すべき出来事ではないです。
今もなお、行方不明のままの多数の方々とそのご家族やご関係者各位が、少しずつでも--------
(何と言っていいか、どんな言葉がいいか…  ちょっと自分でわかりません。
 ごめんなさい。
 これは、自分でも結論づけることができかねます…。
 ほんと、申し訳ないです。)

ということで、以上、彩瀬作品 2冊についての書感でした。
m(__)m
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避難所(垣谷 美雨)

2015-07-19 21:55:14 | 本(よかった!) か・さ行の作者

おそらく、 こちら が、現時点での 垣谷センセイの最新作と思われますが…
良かった!!!
ものすごく(!)良かったです  d(≧∀≦)b

垣谷センセイ、よくぞ、書いてくださいました(!!)、という感じですね。
これは。

垣谷センセイの 読者に伝わりやすい話運びと、
併せて持ち合わせる、問題に真向から警鐘を鳴らす ピリッとした所の 
この相対する両面のテイストが大好きなのですが、今回の作品には まさに(!)この部分が よく表現されていると思います。

そうです。
きれいごとだけじゃなく、
表面的な「絆」スローガンじゃぁ、済まされない…
むしろ、もっともっと生々しい状況と それに瀕する人々の心があったのですよね・・・
(;一_一)

垣谷センセイ、お見事です!
誰が読んでも 心にスーーーっと入ってくる語り口(筆力)で、ツボを捉えてくださいました。
とても 考えさせられました。
それでいて、爽やかな読後感に救われました。
あまりに客観的で申し訳ないと思いつつも… δ(´д`; )
素直に勇気をもらえました。

あの日から 過ぎてみれば、あっという間の4年間だったけど、また このところナマズさんのご機嫌が斜めのようなので…
この作品が メディアで取り上げられて、1人でも多くのかたに読まれると良いなぁ… と 真剣に思ってしまいました。

マスコミご関係者各位、垣谷センセイは 宮崎Aおいさん似の 超・美人ですので、(←本当です!!)
どうか こぞって取材されることを 強くお奨めいたします    (*゜∀゜*)!
かわいいお顔と ソフトでわかりやすい語り口から、時折ハッ☆とさせられる鋭い切り込みが それはそれは魅力的で、考えさせられます。

それに、とても頭の良い垣谷センセイですから、ご専門家とのトークも 大衆にわかりやすくこなしてしまうかと思います。
(I上 彰さんの若手女Ver.… ?! (笑))

ああ…
実現したら、観てみたいーーーーーーー!!!
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男役(中山 可穂)

2015-07-18 22:36:45 | 本(まあまあ) た・な・は行の作者

今回は、初めての作家さんの本です♪
たまたま、こちら で見かけて借りて来たのは こちら

おぉ…
ヅカ ですねぇ~~。
なんでも、中山センセイは 宝塚の演出家に(女性初の!)なりたくて、わざわざ事務局に問合せ → 求人を出している大学を受験し → 見事合格☆
されたものの、…
かつての熱狂的な宝塚熱は その後、冷めてしまい… 演出家にはお成りにならなかったものの、
作家として この作品を生み出されたのだとか。

そのため、ワタシのよーな 全くヅカに無縁の者にも 気軽に楽しめる作品でした。
そーーですかぁ…
いわば、真矢みきさんとか 天海祐希さんのお話なのですね。

未知の世界、特殊な独特の女の園… というイメージが色濃いながらも、この作品はファンタジーめいていて、1人もクセ者や 意地悪な人は出てこなかったので、とても爽やかに仕上がっています。
(・∀・*)

やはり、読後感が良いのは 良いなぁ~~~♪
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さよなら、ニルヴァーナ(窪 美澄)

2015-07-17 22:46:55 | 本(うーん…) か・さ行の作者

偶然なのか…
それとも、ハナっから 世間を賑わせている あの(!)『絶歌』 出版をご存知で シンクロさせたかったのか… ???
ううう、うーーーん…  (-`ω´-;A

ちなみに、絶歌 の発刊日→ 2015/6/11
そんでもって、こちら の発刊日→ 2015/5/28
あわわ…  Σ(゜Д゜;≡;゜д゜)

そ、、、そうだったのか…
(えらいこっちゃ! えらいこっちゃ!)
(;一_一)
ちょーーーっと、今回 は…
(そうと知ったからには 余計に)ヒトとして、ちょーーっと 理解に苦しみますです・・・

華々しく インタビュー記事 なんぞも 取り上げられているのですが…
うーーーーーん…  うーーん・・・

まぁ、 世間一般的な批判感情は 敢えてヨコに置いておくとしてもだなーーーーー
なんつーか、
理解に苦しむ…。  今回ばかりは…  (うーーーーん…)

絶えず、「?????????????????」感と ちぐはぐさと、歯車の噛み合わなさが付いて回り、
読んでいる途中も なーんか… しっくりしなくて、気持ち悪かったし、読後感も… ねぇ・・・

なんというか、中途半端に あっちこっち手ぇ付けてるわりに、結論付けてないというか…
パーツ集めたわりに 収集付かなくなっちゃった(?)というか…
まるで、別の作家さんが お書きになったかのよう! 

ちょっと、世間的な感情問題も含みつつ、
もしも、 ゴーストライターさんなんて 断じていないゾ(!!)という事実であれば、これは 汚名返上作を次に世に生み出していただかなければ 困ります…
((*`゜д゜)ゞ

酷評ばかりでスミマセンが、
個人的に、『絶歌』発刊に対して批判的な者としては、割増しで 書感綴らせていただきました。。。
あしからず。
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あなたの人生、片づけます(垣谷 美雨)

2015-07-12 21:54:40 | 本(よかった!) か・さ行の作者

今回の は、良かった!
実に ヨカッタ  ヽ(*゜∀゜*)ノ

しかも、全4本の短編仕立てなのですが、
1. ケース1 清算(不倫相手から結婚を匂わされたまま年月を経る 32歳OL)
2. ケース2 木魚堂(妻に先立たれた68歳の木魚職人)
3. ケース3 豪商の館(田舎の地元名士。夫亡き後の屋敷を守り抜く78歳の老女)
4. ケース4 きれいすぎる部屋(中1の息子を事故で亡くし心が壊れてしまった母親)
どれもどれも、それぞれの家庭が抱える環境や事情によって 内容は異なるものの、
ジーーンと心に響いてきたり、スカっとする爽快感に包まれたり…
。゜(ノ∀`*)゜。

本当にステキな作品集です。
まぁ、この作品にはなくてはならない 超カリスマ片付け屋の十萬里サンが、それはそれは
魅力的なおばさまだからこそ(!)なのですが。

ただ、一見、太っちょで愛想のないおばちゃん=十萬里サン自身に 整理(踏ん切り)
付かない…何か事情をお持ちのような…(?)ことも ケース4で匂わせているので、
もしや ひょっとすると、これって 今後もシリーズ化して続いていくのでしょうか ?
垣谷センセイ?  (p^ェ^q)期待大♪

まぁ、よくぞこんなにさまざまなシチュエーションとキャストをリアルに創り上げられるもんだと、
感心させられつつ、どの話もたちまち引き込まれてしまいます。
なんと言っても、カリスマ片付け屋の大庭十萬里は、物理的な片づけの指導だけでなく、
心を整理してしまうという達人技。
だからこそ、それぞれの章ごとに 改めて心が洗われるような気持ちになってしまうという…
すごいです!
垣谷センセイ  (。>∀<。)

中でも、今回 ワタシが最も気に入ったのは、ケース2。
おじいちゃんと 孫の心の触れ合いが… 良い! とても良い!!
高1の引きこもり優等生と 男同士、ビミョーな距離感を保ちつつ、2人が本当に信頼し合っている
血の繋がりが うまーーーく描かれていて、心が温かくなります。

このブログに遊びに来てくださった みなさま、ぜひ ご一読を   (。ゝ∀・)b
平日の疲れを癒す休日のひとときなどに、きっと気分転換と 翌週への活力を
プレゼントしてくれると思いますよ。
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ニュータウンは黄昏れて(垣谷 美雨)

2015-07-11 22:15:41 | 本(うーん…) か・さ行の作者

またまた、大好きな垣谷作品です。
ただ…  ですねぇ…(汗)
今回は、あまり… 良い感想でなくて あしからずなのです   アセアセ...A=´、`=)ゞ

ということで、今回読んだのは こちら
確かに 確かに…
かつて一世を風靡した、いわゆるニュータウン。
しかし、子どもたちは成長して もっと通勤に便利な地域に巣立っていってしまい、
残るは 高齢となった親達と、広すぎる家、そして これに伴う諸問題・・・

今は、一時期よりは沈静化(?)したのか、ちょっと前までは 盛んにTVで取り上げられて
いましたものねー。
ワタシが子どもの頃は、「○○ニュータウン」というフレーズが 子どもの耳にも華々しかったけど、
実際にお住まいの方たちの現状って、かなり切実問題になっているんだなぁ… と
今回文字にして読むと、改めて深刻度をズッシリと感じてしまいました。

特に、(我が家にもまさにあるけど…) 理事会とか自治会の組織運営と 輪番制のお務め、
これは なかなか… どこも似たような問題が降りかかってくるもので…
かなりレアな内容でしたね。

しかし、今回は、いつもの垣谷センセイの爽やかさに チト欠けますかしら…(?!)
なんだか、問題もあれこれ盛り込み過ぎちゃって、その分 焦点がボヤけてしまったというか、
ちょっと残念でしたか。。。
(;´ェ`)
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