ほう、ほう、ほう。 ( *’ vw ’)
笹本作品と言えば、こちら しか読んだことなかったのですが、…
ふと アマゾンのレビューにて、とっても高評価なのに魅かれて ご縁があったのが こちら。
いやはや、いやはや。
単なる、登山系の小説かと思いきや…
違った!!
(b゜v`*)
なお、この本をお読みになる場合は、まとまった時間を確保しても差し支えない時 をお奨めいたします。
なぜならば…
「止まらなくなる。」からです。(爆)
行きつ戻りつ、逼迫した冬山ならではの人間ドラマと 絡み合うミステリーの層が まるでミルフィーユのように、(んっふっふっふ… スイーツ好きならではの例えであしからずですが。)味わい深い作品になっております。
そして、状況が変化し 年月が経過し、主人公 森尾とアスパイアリングを共に闘ったパーティーとの真価に気付かされていく担当検事: 湯沢-----
この描き方が、実に いい!!
ヽ(。>▽<。)ノ
森尾正樹が いいのは、決まっている。
ハナっから、森尾がいかに真のヒーローか、
読者のハートをどれだけ痺れさせるか…、これは もう織り込み済みだというのは、シナリオどおりとこっちもわかりつつも、やっぱり森尾の人間性の奥深さの描写に触れ、惚れ惚れしてしまう・・・(笑)
それだけに、今回の 湯沢の件、
本当に 心憎い演出ですよ!
笹本センセイ…
やられました。
私めも 湯沢の心に同化して、改めて 森尾に魅かれました。
(//∇//)
そしてそして、
ひろみちゃん、ステキな女性ですね~~~。
ほーんと、いいキャスティングでした。