めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

[再]神様のカルテ 1~3(夏川 草介)

2024-11-02 19:44:59 | 本(よかった!) た・な・は行の作者
  

大、大、大好きな こちらの本達、
超絶的に好きな大切なシリーズを読み返してみました。
まずは、 1、2
*特設サイト→

特に好きな2巻目は、度々読んでいるのですが、やっぱり何度読んでも良いっっ!
このシリーズは、一止先生の草枕に匹敵しますな。

しかも、今回、1~3を一気に続けて読んだので、信州の季節の移ろい、凍てつく冬の雪と氷の風景も 草木が芽吹く桜の情景も 慈しみながら読みました。
やっぱり、やっぱり、一つ一つの患者さんとのエピソードが 心に突き刺さる。。。 震える。。。
前読んだ時も (うわーーーーー。。。)と 独特の感慨に包まれたけど、今回 改めて読み返すと、
マゴさん、古狐先生、金魚屋さん、元組長などなど、 (そうだった、 そうだった・・)と 目から鼻水が…(笑)

次郎先生、辰先生、東西さん、外村師長、そして大狸先生…
かつて大好きで会いたかった本庄病院のみなさんに会えました。
本当に、本っていいなぁ。
時が経ってもまた違う感動を与えてくれる。。。

勿体ないので、ひとまず違う本を読んで、また 後続分を読みます♪
この楽しみと幸福感も 本ならではの特権。
(うっしっし…)
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毒島刑事最後の事件(中山 七里)

2024-10-27 20:28:53 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

いや~~~~~~~~(唸)
面白かったーーー!
超絶的に面白いミステリー。
毒島シリーズの 2作目

これって、毒島さんが刑事時代、捜査一課での名刑事だった時の武勇伝なんですね。
大変貴重な中山センセイの記事も見ーっけ♪→

中山作品の中でも 突出した大傑作だと、太鼓判押します!
ほんと、傑作!!
読みだしたら 面白過ぎて、と、とっとっと・・・止まりましぇ~ん。

いつも間にか (電子書籍で読んでいる最中の)犬顔ダンナを追い抜いてしまったから、話したくて うずうず・・・(爆)
いや、ほんと。
こんな面白いミステリー作品、久しぶり! というか 過去最大の面白さかも。
中山センセイ、すごすぎです。
一体全体、このネタの豊富さと奥深さといい、テンポといい、各専門分野の知識といい、センセイの頭の中はどうなっているのでしょう???!

これで、一層、毒島さんの作家刑事としての今後に面白みが増しました。
でも、こんな 最高峰の2巻目を提供されてしまったら、3巻目以降は どの面下げて読めばいいのか…。
あぁ。。。 なんて贅沢な楽しみ。
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[再]ツナグ: 想い人の心得(辻村 深月)

2024-09-13 20:26:24 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

先日 に引きずられての 、続編 も再読です~。
(ちなみに前回→

いやぁ~~
今回、立て続けに読んだのもあり、なんだかとっても良かった!
ちょっぴり時を経ての出だしに 後継者(?)が出てきたので、(あれ?? 歩美くんは…?????)の疑問符で満たされるも、進むにつれて自然と歯車が会い、とても良かった。
歩美くんのツナグとしての成長につれて、辻村センセイの生み出すエピソードも広がっていき、やっぱり 辻村センセイという作家さんはすごいな~と。

前回も感じたけれど、これはもう、ぜひ続編が読みたいです!
歩美くんがどういう人生を過ごしていくのが、覗いてみたい。
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[再]ツナグ(辻村 美月)

2024-09-08 20:48:08 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

やっぱり、いいです! この本
いいものはイイ!
何度読んでも、良いものは良いのダ!!(力説)

ということで、前回→
そーすか、そーーすか。
10年以上もの年月を経ているのか・・・
とは、全く思えん。
変わらぬ 感動。キラキラ&ドキドキ感。

思えばーー、
ワタシ、この本が 辻村作品にハマるきっかけになったんじゃぁなかったかな (・・?

作家さんて、ほんとすごい。
辻村センセイの世界って ほんとすごい。
創り出す辻村センセイは もっとすごい!


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生きるぼくら(原田 マハ)

2024-07-07 16:38:28 | 本(よかった!) た・な・は行の作者
 

いやーーーーーーー(唸)
良かった!!!
こちらの本
ものすごく。
(なんだ…、昨日とは180度違うじゃないか!)(爆)

そっか、そっかーー
右の画像が 御射鹿池です。
(画像お借りしました。東山魁夷館コレクション→
 ありがとうございます。)
感慨深い。
大好きな長野。
大好きな透き通った風景が目に浮かびます。

そして、活字の方。(←こっちが本題。)
読みだしたら止まらず、(あ、でも家事はやることはやった。一応・・・)
一気読みだった。
これには、世代を越えた人の生きざまが綴られている-----。
尊い。。。(涙)
どうして、原田センセイの目と心って こういう見方、感じ方ができるんだろう。。。
読むだけで、純粋に人生の勉強になる。

なんというか…
本てすごいよ。
やっぱりすごい。

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[再]機械仕掛けの太陽(知念 実希人)

2024-05-16 19:57:20 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

この本、読んだことをすっかり失念していた。。。  こちらです(おほほ…)→
こんなに名作なのに!(汗)

いやぁーーー(唸)
ほんと、深いわ。
時同じくして、いろいろな立場の観点から書かれているので、こういう伝え方ができるって、知念センセイならではのお力だと思います。
そして、書かれていることは 一切偽りなし。
これは、フィクションであってノンフィクションですね。

特に、長峰先生の父&息子のエピソードが好きです。
地元住民の健康を守るお父さんと その背中を見守る若先生。
医療の象徴に、胸が熱くなります。
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[再]勿忘草の咲く町で ~安曇野診療記~(夏川 草介)

2024-05-12 19:22:48 | 本(よかった!) た・な・は行の作者
     

んっふっふっふ♪
有言実行ーっ!←
やっぱりいい!! 何度読んでも素敵♪ (ちなみに前回→
どうして、夏川センセイの作品は 心が無垢になるのでしょう。。。
内容および目次は こちら が詳しいです。
なお、画像は左から順に、それぞれのタイトルになった 「サンダーソニア」、「秋海棠(しゅうかいどう)」、「ダリア」、「山茶花(さざんか)」、「カタクリ」、「勿忘草(エゾムラサキ)」を並べてみました。

夏川センセイの作品からは、日々忘れていた純粋さをもらえます。
疲れた心身(←疲れてないけど…(笑))をリセットしてくれます。
言うなれば、浄化本。
こういう本って、とても大切な存在。
今後の人生において、またワタシを救ってくれるのでしょう。
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悩め医学生 泣くな研修医5(中山 祐次郎)

2024-05-06 15:57:30 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

いよっ! 待ってました!
読む前から、ハートを射止める こちらの本
前作(4)→

今作は、目からウロコの なんと医学生時代に遡って、これまた興味津々。
雨野センセイが遡りましたーーー。
相変わらず、とってもイイ人であることは変わりなし。
雨野センセイの人間性、素晴らしいですね。

それと、このタイミングで遡ってくださったのは、中山センセイの組み立て方がほんと、素晴らしい!
大、大、大感謝です。
なんというか、このシリーズ、医学者としてでなく 人間の根源みたいな所を教えてくれる。
今回は、解剖実習に取り組む長いスパンでの苦労や、人生観を教えてくれるベテラン教授の姿。
とてもリアルな病院実習で、医学生側からみた現場と医師や病院スタッフ達。
そして、厳しいたくさんの試験を乗り越えて、上京への決意。
佐藤センセイとの出会い、
とかとか。。。

これを読んだら、また「1」から読みたくなってしまったじゃないかーーー。
(実は、このシリーズ大好きなので、既に2回読んでいます。)

それにしても、雨野センセイは 医師の理想像なのですね。
中山センセイの伝えたいことが、奥に潜んでいるのでそれを感じながら読めるのも、毎回楽しみです。
そしていつも、ホロっとさせられる部分あり。
今回も しっかりありました。
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[再]7.5グラムの奇跡(砥上 裕將)

2024-03-25 19:44:13 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

大好きな こちらの本
1回目に読んだのが、2年前でした。→

やっぱり、やっぱり… 良い!
ノミー♪
ノミーを見込んだ 北見院長。
ノミーを育てる広瀬先輩と 温かく応援するマッチョな剛田ナース。
そして、患者さん達。

素敵、ステキ、すてき。
この本に登場する人達、みんな、なんて彩り豊かなんだろう。
砥上センセイの本って、どうして こんなにも見せてくれるのかな…。
いい本です。
心をやさしく、豊かに導いくれます。

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一線の湖(砥上 裕將)

2024-03-16 20:08:18 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

これ はっっっ。。。
以前読んで感銘を受けた 前作 の続編だから、(前作の内容をもぅ忘れちゃったけど…(汗)) ノッケから期待大!で読みました。

前回は 水墨画の世界観と奥深さに、ただ ただ圧倒される内容だった(?)ような覚えがあるのですが、
今回は霜介の進路ですか…。
亡き母の姿や教師としての自分が知らなかった部分を知ったり、びっくりすることも起こったりと、目の離せない展開に。
でもでも、これだけじゃ、なかったーーー。

湖山先生の弟子に対する教えは、大きい!
湖山先生の器は、もっともっと大きい!!
孫の千瑛の最後のシーンは、本当に ・・泣きそうになった。。。

「感動必至の青春小説!」 これに偽りなし。 納得。
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