めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

女のいない男たち(村上 春樹)

2015-10-31 22:23:03 | 本(うーん…) ま・や・ら・わ行の作者

なんとなく…
借りてしまった・・・。(ミーハーな自分ってヤツです…。つくづく。)
今回の は、6編からなる短編集でした。

各タイトルは、下記のとおりで。

1. ドライブ・マイ・カー
2. イエスタデイ
3. 独立器官
4. シェエラザード
5. 木野
6. 女のいない男たち

あらすじは、こちら に詳しく載っています。

あと…
ナ、、、なんと(驚!!)
Facebook なんぞ 開設されていらっしゃいます~~~。
ははーーーーー m(__)m

いやーーー
ワタシなんぞはむしろ…(汗)
本の感想どーこよりも… むしろ(!)
(たかだか)書籍1冊ごときで わざわざご立派なFacebookが 立ち上がっているという・・・
この事実の方に 関心と興味が注がれております…
(アワアワ…)

そうそう、…(汗)
感想ですね・・・。
個人的には、1作目と2作目あたり…  まぁ、このあたりでしたら まぁなんとか… 良かったのではないでしょうか 。。。

曖昧…。
(だって、ワタシ、ファンじゃないんだもーん…。 お許しを~~!!!)
(アワワワ…)  (;´Д`A ```

あとーーー
表紙のステキな絵は、5作目です。
(裏表紙= 1作目。)
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ハルカの空: 南アルプス山岳救助隊K-9(樋口 明雄)

2015-10-30 21:58:13 | 本(まあまあ) た・な・は行の作者

今回は、ちと 珍しい傾向 ? で こちら を読みました。
はい。
タイトルのとおり、 表紙絵のとおり
山岳救助隊と 山岳救助犬の携わった、人間ドラマが短編仕立てで描かれています。

要救助者、その同行者、山小屋で働く人々、残念ながら還れなかった要救助者の遺族…
各章ごとに それぞれの立場、目線を変えて綴られている 下記の6タイトルです。
1. 沈黙の山
2. ランナーズハイ
3. サードマン
4. ハルカの空
5. NO WAY OUT
6. ビバーク

この本は、山小屋に夏だけアルバイトデビューした 女子大生で山ガールのハルカちゃんがタイトルになっているとおり、
前段の1作目 『天空の犬』 が元になっているようなのです。
…が(!)
どうやら、ワタシは それが読めそうにないので 残念… 無念… 

1作目は、2作目の夏美さんとメイが さんざん苦労して成し得てきたであろう成長過程のエピソードがたっぷりと描かれているかと思われます・・。

御嶽山の突然の惨事といい、ハタで見ている分には 癒される山も運命を一変させるだけに…
人間ドラマが胸に沁みます。
それだけに、特に 4作目のハルカちゃんの思いには、個人的に 「大」 同感!(爆)ですナ!!

あの状況下で、しかも 前段もプラスされてだよ(怒)、なおかつ “そこどいてください”と言った 60代男性に飛び蹴り一発お見舞いしたくなったのは、私め です。(笑)
プンプンプン(憤)

というように、(汗)…
この作品は 綺麗ごとだけで 終わらせていないところ、
エピソードが引き立つような描き方がされているところが 気に入りました。
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その女アレックス(ピエール・ルメートル)

2015-10-25 21:47:10 | 本(うーん…) た・な・は行の作者

一目(新聞に掲載される いつもの下の部分の本の広告)見た時から、「これはっっっ!!」 と衝動を抑えられない… 本空きの心を鷲掴みにされてしまいましたがな・・・
わっはっは。

まぁ、 このHP にもその名残りがありますかしら…
∑(゜ロ゜」)」
ほんと、すごくインパクトのある 読者心を そ・そ・りますよねぇぇえ~~~~

だけど…
しかし…
どうして どうして、、、、

ワタシは、これ、あまり面白いとは思えませんでした。

まぁ、 確かに
(読み手の)意表を付く、 とか ウラをかく、 と言った狙いというか書き手側の意図は 伝わっては きます。
まぁ、…
その辺の演出効果は 確かにあるということは、わかりますよー。

しかし…
あくまでも 好みの問題なのですが、
ワタシの読みたい 「本」、うんにゃ、この場合 「Book」か…
は こーゆーものじゃぁない !!!

ちょっと… 求めていたものと違った 。。。
ハイ。
il|li (´ω`) il|li
それだけです…

あしからずです。
--- Fin ---




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アイネクライネナハトムジーク(伊坂 幸太郎)

2015-10-24 21:57:47 | 本(まあまあ) あ行の作者

ほほーーぅ ♪
このところ、たまたま私めの好みの折り合いが 伊坂作品とは  il|li _| ̄|● il|li
だっただけに…  ちょっと… 恐る恐る…という気もあったのですが…
今回の は、ヨカッタです。

まさに、“伊坂ワールド” という感じ、
ちょっと独特の感覚で。

こちらの方 に、詳しく掲載されています。

まぁ、
時間系列…、と言うよりもちょっとスケール大きめ= 「時代系列」で キャストが関連し合いながら、各章が全体像を創り上げているので なかなか読み進めていくのが途中から面白くなっていきます。

特に、このセレナーデの最終楽章の 終わりも終わりの部分
(小野 VS オーエン のボクシングの試合のラウンドボーイのところ)
が 最も気に入りました。
(o'∀'人)

この部分にこそ、伊坂作品の良さ が集結されていると思います♪

なんだか、この部分の演出に読んでいて 仕掛けがわかるにつれて嬉しくなってしまい、
電車の中で読みながらも 顔がニヤけてしまいました。
(ぷぷぷ…)

こういう思いをすると、伊坂作品が幅広~く愛される所以が なんとなく腑に落ちます。
(¬_,¬)b
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珈琲屋の人々—宝物を探しに (池永 陽)

2015-10-17 21:56:54 | 本(普通) あ行の作者

出ました♪  
 ヽ|・ω・|ゞ
『珈琲屋』の 3作目

と言っても、そもそもは この珈琲屋シリーズを知ったのが、この3作目をたまたま新聞広告部分で見かけて、遡って読んだら気に入ってしまった・・
という 逆の順番だったりなんかしたのですが~~
( ̄∀ ̄;)

でも、前回、2作目 の終わり方が終わり方だったもので…
(冬子が刺されて意識不明のまま、救急搬送されるシーンだったという…)
(゜◇゜;)

それが なんごともなく…
3作目再開で…  (んんん ?)
と思いきや、まさか!

いつまでも煮え切らない(=贖罪ということですが…) コースケに冬子を巡る 最大のライバル出現 ! か…
(まー、 ありがちと言えば ありがちなパターン ?!)
第一、冬子の主治医だったDr.(=バツイチ)だし…

まぁ、 この、笹森先生 と冬子の「LOVE」の行方を中心になっている構成でしょうかね…
今回の3作目は。

その中の一つ、『蕎麦の味』は、冬子の実家=辻井が舞台のストーリー。
お母さんの典子さんは、(まぁ、当然と言えば当然の話の流れなのですが…)
殺人者のコースケよりも、ステータスも遥かに上を行き、かと言って性格も良く 見た目もよろしい笹森先生と 自分の娘がゴールインして欲しいという願望を持つわけですな。
しかし、これは、一時的なもので、やがては 本当に母親として望むのは 娘の幸せであるという結論。

この章が 今回、1番気に入ったし、このシリーズらしさが最も良く表れていたと思います。

そして、他の話でも、商店街や 島木や身近な人々のエピソードが綴られていて、
かんじんの(気になる!)冬子の、笹森先生へのプロポーズに対する返事は4作目に持越し~
 (;゜ω゜ノ)ノ
というところで、
でも、コースケの気持ちは コースケなりに冬子に精一杯伝えたところで今回終わったので、
さて、次回作の発刊が早くも楽しみです。
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億男(川村 元気)

2015-10-11 22:01:41 | 本(普通) か・さ行の作者

なにかと話題になっていた こちら
そうですねぇ…
全く読むつもりはなかった旬の季節は、しょっ中 新聞の広告に存在感たっぷりで載っていたので、
ついつい便乗して予約を入れたんだった・・・

でも、すっかり忘れていた頃になり、やっと順番到来。
(しかし、ワタシの後にも多数の方々が待ち受け中という 人気ぶりで…)

いかにも、マガジンハウス社の(!)っぽい作風の作品です。
めっぽう 読み易いっっ(!!)っていうノリで 一気に読めます。

あ…
コレって、ジャンル=(一応、小説ではないかな ? と判断し)小説 は選択しなかったのですが、
もしかして (娯楽)小説なのでしょうか…
いや。
違うかなぁ…。

数字つながりの登場人物たちが、主人公の一男に対して 人生観(=金銭感)の大切さに気付かせる内容になっています。
なかなかよくデキているのではないかと思います。

ワタシは、結構 このテの作品も好きです。
わりと楽しんでしまいました。
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肌色のポートレート: 杉原爽香〈41歳の秋〉 (赤川 次郎)

2015-10-10 22:42:29 | 本(うーん…) あ行の作者

ついに、中学生だったサヤカさんも 41歳にお成~~りぃぃ~~~~♪
ということで、かなりびっくりさせられた出だしで始まった 41歳は こちら です。

うーーん…
でも、ほんと・・
このシリーズは、波がありますねぇ…   ┐(´д`)┌

前回(40歳)が なかなか良かったので、その分 粗がどうしても…
連続して読んだから なおのことなのか。

なんというか、目まぐるしく いろいろなことがコロコロ変わってしまうのは、まぁ このシリーズ、以前から度々あるので サヤカさんの行動特性上リンクしていることもあり許容範囲なのですが、
読んでいて、支離滅裂気味に 突然 場面が変わってしまったりすると、
あ、? ぁあーーん  (-公- ll) ??
と、ちょっと腹立たしくなってしまいます…。

昭男の女騒動というか、“オヌシが 隙だらけだから 付け込まれるだろうが(怒)!” という浮気癖もねぇ…
こう 飽きもせずだと、なーーんか 子どももいていい大人が、(しかも世帯主でしょ ? 一応…)
いい加減にしろぃ(喝!)と思ってしまいます。

まぁ、でも このシリーズ、
わりと 交互に “なかなかよろし。” と “ダメダメじゃん…。” 来ているような気がするので、
次回の42歳の刊は (順番で行くと)期待できるのではないでしょうか。

ただ、爽香の秘書=あやめ & 堀口画伯の歳の差60歳以上夫婦の設定とエピソードは、
(まぁ、実際、かなーり無理があるっちゃぁ ありますが…(笑))
結構気に入っていて、今後も 応援していきたいです。
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新緑色のスクールバス: 杉原爽香〈40歳の秋〉 (赤川 次郎)

2015-10-03 21:56:08 | 本(普通) あ行の作者

なんだかんだ読み始めたら止まらなくなってしまった、こちら(最新作)
ついに、莢香も40歳ですか…。

だいたい、年1ペースで刊行されるので 毎年結構楽しみになっている莢香シリーズ♪
赤川センセイには いつまでも変わらずバリバリお元気で、毎年 莢香たちの成長を築き続けていただきたいと思っています。

まぁ…
これだけシリーズ作、積み重ねの軌跡がありますと、
どーしても 作品の出来の良し悪しにムラも表れてしまうのですが…
(正直なところ)

今回のは、まぁまぁ 良かったのではないでしょうか。
莢香の活躍シーンが功を奏する結果に繋がるパターンなのが、1番この作品では良いところだと思います。

そうそう!
爽やかなストーリ調で 読後スッキリタイプにまとまっていると、良いですね。
今回のは、比較的 赤川センセイ、こういう仕上がりを意識されたのかなぁ…(?) と思いました。

ではでは、
現在のところでは、41歳の『肌色のポートレート』まで刊行されているようなので、楽しみに追いかけます。

· ε=ε=ε=( ^o^)/マテマテーー
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