めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

おもかげ(浅田 次郎)

2021-01-31 16:21:03 | 本(よかった!) あ行の作者

ちょっと… チョっとチョット・・
これ は、、、
ビックリするほど、良かった。(← 浅田センセイ、ごめんなさい。正直申しますと… あまり期待してなかったンです…。(滝汗))
しかも、目から鼻水もん(爆)でごさいます。
いやぁーーー(唸)
やられた。

なに??、この情景。
なに??、この描き方。。
浅田色だね。
すごく、“読んでよかった。知ってよかった!” と、素通りしなくてよかった この浅田本。
時に、ユーモアも挟んで、(笑)
だからこそ(?)なのかなぁ・・・??
涙ちょちょ切れんボになりそーでした。
しかも、超鈍い!→ワタクシめが、仕掛けに気付くのがあまりに遅かった… という。(爆)
だからなおさら、ぐわーーーっときて、胸が温かいものに包まれました。(涙)
桜色の風呂敷に包まれたよーーーー!!

いやぁ、これこそ、ニッポンの本だね。
ノスタルジー一徹!
ありがとう。(← この一言を 正一さんの思いに乗せて、浅田センセイへ。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

獣たちのコロシアム:池袋ウエストゲートパークⅩⅥ(石田 衣良)

2021-01-28 22:05:20 | 本(普通) あ行の作者

大好きなIWGPシリーズ。
もはや、これで何巻目? と、ギリシャ数字が読めましぇーん(爆)。
なんと、まぁ、16巻目 だそうでございます…。(拍手っ!)
前作(15巻目)を読んだ頃から、そーいえば始まったんだっけか・・・
コロナ禍の本格的な自粛生活… とか、思い出しますなぁ~。

そして、さすがの石田センセイ、仕事が早い!(拍手。)
今巻の4作目には 、はや、コロナ禍が反映されております。
ちなみに、内蔵作品は、
 1. タピオカミルクティの夢
 2. 北口ラブホ・バンディッツ
 3. バースデイコールの甘い罠
そして、タイトルにもお成りの
 4. 獣たちのコロシアム
以上の4作品です。

ワタシ個人的には、1と2が とっても良かった!!
マコトの強くて優しいところが よく表れているし、なんといっても 1だなーー。
ターゲットの大前お父さんが、素敵っっ!
石田作品らしさが 最も伝わってきたかなぁ…と。
そして、2 は、1とは別の意味でIWGPらしさが 生きている。
吉岡刑事や マコト母、タカシも出てきて、往年のIWGPファンとしては、うーれし~~い♪

石田センセイが 4の最後に書かれた一節、----今年もこの風景が見られた、それだけで十分満足だった。----
これに妙に共感。 そうです。 本当に そのとおりだと思う。
マコトのタカシへのフォローで結び、
この構成も ファンとしては、“推し” ポイント。
また、次も読みたい… と思う、ツボの部分ですね。

それにしても、特設サイト、凄っっ。(爆)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

孤狼:鳴沢 了シリーズ4(堂場 瞬一)

2021-01-25 18:56:25 | 本(まあまあ) た・な・は行の作者

おもしろくなってきました!
今回は

いやいやいや…
今作は、このシリーズらしさ、了はじめ 固定メンバーのストーリーの中での人間的な面白みが発揮されてきた感じ。
特に、今刑事と冴ちゃんのやりとりが… 意外性もあり、おもしろーーーい。

よかった… このシリーズ読むのを途中で止めとかなくて。
次回は、了と父上の対面が叶いそうな流れだし、新潟でのカンエイさんも絡んできそうで、絶対読み逃せない予感がします。 (わくわく)
早く読みたい !!

それに、今回つくづく良かったなぁ~と嬉しいのが、了が信頼できる先輩刑事が描かれていること。
内藤親子+タカさんの存在も前作から続いているので、これはこれで固定(?)なのかなーー。
(でも、冴ちゃんも… 凛としていて格好良くて すてがたい。 了、モテるなーー。(笑))
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熱欲:鳴沢 了シリーズ3(堂場 瞬一)

2021-01-21 22:09:34 | 本(普通) た・な・は行の作者

はい、は~い♪(?)(笑)
読みました。とも。
今朝っぱらから、人身事故で寒いホームにて佇むこと、1時間20分っっ(凍)
途中から、あまりに寒くて脳ミソも凍り…、読むの断念。
でも、みなさん(← 当市のかたがた)真面目っ! 素晴らしいっっ。
だって、あの、クソ寒いホームで黙々と おとなーしく、ジーーっと待っていらっしゃるンですもの…。
(私め、あまりの寒さにヘタれ、列を離脱し家に帰ろうかと何度思ったことか…(氷))
いやーー、夏の電車見合わせもキツいけど、冬も厳しーーーい。。
今後は平和に過ごせるよう、祈っております。(頼むよ、我が駅の唯一路線…。)

さて、前置き長くなりました。(すみません…。)
今回、 ですが、だんだん良くなってきた手応えを感じております…。
1作目と2作目は、(一体全体、何が書きてーンだか???)さっぱりわからなくなるほど、散見していたけど、ようやく3になって、まとまってきたかな…?
(まだ、バラバラ傾向は否めないけれど、ヤレヤレ…という印象です。)

ということで、どうやら このまま続きを読んでいく成り行きかと。(苦笑)
※今回の記事においても、大変失礼な言い回しがチョイチョイ登場の由、ファンのかた、ごめんなさい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

破弾:鳴沢 了シリーズ2(堂場 瞬一)

2021-01-19 19:57:45 | 本(うーん…) た・な・は行の作者

どうもシリーズものに弱くて・・(汗)
てっきり、おもしろいと思って 全12作品分、予約申し込み書 書いちゃったしーー(大汗)
(当市の図書館に所蔵がないので、県内他市にお願いをする仕組みなのでアリマス。)

えーー、ちなみに前作(1作目)は こちら だったんでした。。
今回は 第2弾 です。
うーーん…  なんか、なんかねーー(汗)
やっぱり、Y山センセイとか H野センセイは、なんだかんだ言っても巧いなぁ… と。(すみません、スミマセン。)
刑事ものや警察のシリーズものと言えば、なまじっか K野センセイやN岡センセイの(!)をお慕いし続けているため、、、
比べちゃ悪いが、ぅうう…ぅぅ、うーーーん… でしょうかね。
経過も動機も 結末も・・・ (すみません、ホントにすみません。)

でも、12作品あるのだから、きっといつかは面白くなるはず。
読もう。
だって、改訂版まで 改めて出版されているんですもの…。
ドカンとね。
12作品。 Go! Go!
今後の 鳴沢刑事の、人間性の成長エピソードが、楽しめたら いいナ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

復活の日(小松 左京)

2021-01-15 22:36:54 | 本(普通) か・さ行の作者

ついに、順番がまわってきて読みました。 こちら
なにはともあれ(!)
小松センセイの語彙の豊富さ、知識の深さに驚愕----- !!

あのぅ…
小松センセイって、本業は お医者さん? とか、科学者とか? その筋の学者さん??
では、ないですよね…?
というのが、まずはの印象。
それと、これって SF? ほんとに…?

読んでいて、SFのジャンルを忘れていました…。
だって、すっごいんだもん!
疫病により 人がバタバタ死んでいく、感染のエスカレート。
アメリカの大統領と副大統領が…
その少し前に死んだ秘書の死体が腐っていくとか、スピーディーで大胆。
このあたりは、“あわわわ…” と、むごさがどんどん広がって目が離せませんでした。

でも、小松センセイがこの作品をお書きになったのが、ナント 1964年? だというから、もうビックリ仰天。
ワタシ、生まれてません・・・が、今のコロナ禍を彷彿とさせ、書かれている出来事が創作とは楽観できないです。
一体、世界はどうなってしまうのでしょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雨降る森の犬(馳 星周)

2021-01-11 19:43:29 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

絶句・・・・・・・・
するほど、良かった!!!!
だって、ワタシ、途中から まばたきするのももったいない(!)と、ガン見で読みましたもん!
(涙がいったん出たら、涙腺大決壊する恐れがあったため、耐えた・・というのも当てはまる。)
こちらの本

本当に 情景が… 目に浮かびました。
“ピアノの森” ファンの自分としては、この感覚、読んでいて 身体が熱くなる(というのとはまたちょっと違ったけど…)興奮でした。
なんというか、本を媒介して 作家さんの描写が “わ・か・る!” (見える)という歓び。 高揚感。
きっと、本好きのかたでしたら、この思い、わかっていただけますよね…?
読んでて 「キターーーーーーーー!」という本に出会えたコトがわかった幸福感、
(そう、しょっちゅうある事ではないだけに) 本当に 本当にラッキーな出会いです。

いやぁーーー
すごいよ。 この本。(涙)(涙)
ワルテル、きっとこの子が主人公なんだろうけど、
雨音、正樹、道夫さん… 誰が主人公といっても 否定できないほどのエピソードと展開が待っています。

まだ、2021年になって ひと月目だけど、今年の Myベスト「ワン!」は、この本になるんじゃないかなぁ… という気がしてもいます。
この本、普段本を読むことがあまり好きではないかたに、ぜひ 読んでいただきたい!
きっと、“本っていいじゃん!” と思ってもらえる1冊になると思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「百合子が必ず見ているゾ」ポスター

2021-01-10 17:55:14 | その他(雑感)

これ、、、
みなさま、ご存知でした??(笑)
数日前から話題になっているとのことですが、ワタクシめ、今日(遅ればせながら)知ったんです。

いいじゃないですか! これ!
これでいきましょうよ!
東京都さん。
のみならず、首都圏の知事さん。
・・だって、すごいインパクトざます。
これ、お描きになった ごむたセンセイの感性が… すごいと思った。
ドキっと、危機感。
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

侠飯6:炎のちょい足し篇(福澤 徹三)

2021-01-09 20:28:10 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

ハァ~~~~~~(涙)
ついに終わっちゃった。 おとこめしシリーズ。
今回の は、最終回にふさわしく イチバン(!)良かった。

柳刃&火野コンビの良さが しっかり出ていたし。
悪者もかなりの悪事を働き、成敗を受けるシーンも鮮やか。(爆)
それでもって、今回の主役、蓮太郎のあがきとジレンマ、これらの葛藤を父親と息子の本心で丸く収めるという、柳刃&火野の敏腕っぷり。
情感も伴って、いかにも 「らしい」締め方で あっぱれ!
なんか ジーンときた。。。

なんてったって、任侠よ! 任侠!
今作のエピローグのタイトル--- 弱きを助け、強きをくじく。任侠の道に挫折なし。 (さうさう!)

歴代の主人公たちが 最後に柳刃と火野にかけてきた言葉、
「また、いつか 会えますかね?」(涙)
ほんと ほんと!
ワタシもまさに この心境です。
会いたいな。
正義のヒーロー。 柳刃さん。火野さん。
どうか ワタシの所にも現れて! お願いっ!(笑)
それまでは、自己流で… 真っ当に進みます。。 (進むっきゃないけどさーー)??
Oh!(喝!)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

侠飯5:嵐のペンション篇(福澤 徹三)

2021-01-08 20:17:23 | 本(普通) た・な・は行の作者

ほいきた。(笑) おとこめしシリーズ。
いよいよ
今回は、奥多摩のペンション(オーナーは、もちろん料理があまりうまくない…)が舞台なので、主に 朝と夜のお食事メニュー。
これプラス 居酒屋(ペンションが居酒屋としても営業している形態なので)メニュー。

既に、柳刃&火野コンビは 読者にとって、本業を知られてしまっているため、今回は ペンションと居酒屋のお客人のエピソードが主になっていました。
そして、今回のターゲットは ペンションアルバイトの和斗。
流れというか 結末的には、フリーターの和斗が今後、料理人を志す--- という目標を抱くところで終わったので、最終作(あぁ・・ついに…(涙))では 成長して腕前を披露してくれるのでしょう。

毎度のお楽しみ。
前作で登場した旬一郎は、見事、国会議員の若センセイにお成りあそばしてよ。
(あれまーー)
これはこれで、嬉しい♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする