今回のは、東北新幹線を舞台に紡いでいく 5編から成る短編集 でした。
1. モッコウバラのワンピース
2. からたち香る
3. 菜の花の家
4. ハクモクレンが砕けるとき
5. 桜の下で待っている
№5 のみ、刊行用の描き下ろしです。
それぞれ、家族がテーマになっていて、どれも なんだか忘れかけていた大事なものを思い出させてくれるような、
まさに 「ノスタルジー」という言葉がぴったりくる作品集ですね。
ほんと、
今回のは、彩瀬センセイの良さが 表れた とってもイイ作品だと思います。
こういう感覚を読者に味わせてくれる作家さんて、ほんと貴重な存在です。
読みながら、この時間が心地よいと感じさせてくれる、作品って そんなに一生涯に出会えるものではないと思いますよ。
彩瀬センセイ!
もう とっくにこの世にはいないけど、祖母達のことや 子どもの頃訪れた家の風景を懐かしんで思い浮かべました。
読書って いいですね。
こんな機会も ちゃんと与えてくれるのですから… (´ω`)
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