めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

わが心のジェニファー(浅田 次郎)

2016-06-26 22:25:26 | 本(まあまあ) あ行の作者

今回読んだのは、こちら (書評は、こちら。) です。

単なる「外国人の初.日本旅レポート ?」 かと思って、大半部分をのらりくらりと読んでおりました ・・・
が、
が、が が …、  (゜д゜ノ;)ノ
もうページ残り少なくなってきたところで、“ええぇ~~(驚)?!” という展開が立て続けに巻き起こり、
“なかなか面白くなってきて… どうしよーー ?! ”(もう、ホント、あと僅かで終わるのに…)
と思う暇もなく、気付けば終わってしまいました。(笑)

という感じで、最後はかなり慌ただしかったものの、
まー、
でも 総じて言えば なかなか面白かったでしょうか。

ハイ。  ε(*´・∀・)з
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老後の資金がありません(垣谷 美雨)

2016-06-25 21:38:28 | 本(普通) か・さ行の作者

久しぶりの 垣谷作品

相変わらず、スイスイと読み易くて、どこにでも起こり得るテーマで 等身大に描かれているものの、
思わず、「わーお!(驚)」というリアクションをしてしまうような、事件性も盛り込まれていて、
ごくごく 自然に惹き込まれてしまうところは、本当にいつ読んでも感心させられます。

大好きな “垣谷節” は、衰えを知らず 健在 ヾ( ^ω^)ノ
ファンとしては、実に嬉しいです。

まぁ、…
実際問題、今回のテーマ = 介護問題、失業、兄弟間の金銭問題…
 (ω |||)
と、どれも 大変シリアスですが、垣谷センセイは今回、どれも 結果的には読者が納得するようなカタチに、巧く踏ん切り付けてくださったので、とても読後感がよろしいです。

テーマがテーマだけに、このスタイルは 読む身としても大変救われますな。
 U゜(T_)゜`U
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ぼくは明日、昨日のきみとデートする(七月 隆文)

2016-06-23 21:27:37 | 本(うーん…) た・な・は行の作者

かねてより、新聞の下の広告部分でひっきりなしに目にすることが多かった こちらの本
すごいですねぇ~~ (゚д゚lll)
特設サイト なんぞも…(驚)
「bokuasu」ですか…
(´○`; ポカーン

あのぅ…
これって、“小説” ではないですよね… ?
カテゴリー = “本” に入れたけど…
はっきし言って、今や そこら辺のマンガの方が良く出来ていて、面白いのではないかと…

ねえ ?
(*¬¬)(¬¬*)
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希望の海 仙河海叙景(熊谷 達也)

2016-06-19 20:49:43 | 本(泣けた~) か・さ行の作者

大好きな熊谷作品、
すっかりご無沙汰で 久々に、読んだ こちら

もぅ、 もう、 もぅぅ~~~~
度胆を抜かれました…
 o(;△;)o

リレー形式に登場人物達が関連し合いながら進行していくので、そのあたりも楽しみながら、
“熊谷センセイって、やっぱりお上手だな~。 やっぱり大好き !!”
などと、読書の歓びに浸りながら ルンルルーン♪と、読み進めていたのですが…

まさか まさか、こんな仕掛けになっていたとは !!
  ↓
※『ラッツォクの灯』

もーーーーーー、 (/TДT)/
熊谷センセイったら、
これって 反則です(!) ってば !!
てば! (;へ:)
てばーーーー !!  。・゜゜・o(iДi)o・゜゜・。

この本を読み終わりたくなくて、思わず いったん本を閉じました。
そして、もっともっと、熊谷節の余韻に浸っていたくて、最後の2章は ゆっくりゆっくり… 超スローペースで 活字を追いました。

これは、(これからお読みになるかたに)決してネタを明かしたくない、人間ドラマです。

これからお読みになるかたにには、是非、ワタクシめ同様、
腰を抜かさんばかりの衝撃に襲われて、熊谷センセイの仕掛けに “そりゃ、ないよーー!!”と 抗議の声をあげていただきたい。(笑)
  w( ▽o▽ )w

(¬w¬*) ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ…
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きらきら眼鏡(森沢 明夫)

2016-06-18 21:34:05 | 本(普通) ま・や・ら・わ行の作者

今回読んだ 森沢作品は、こちら です。

うーーん…  (-_-;ウーン
そうですねぇ…

まぁ、…
いいっちゃぁ いいんですが、…  
他の森沢作品で もっとイイのがあるからなぁ…
  σ( ̄、 ̄=)ポリポリ
という感想でしょうか。

そうですねぇ…
個人的には、 「卵」 の方が好きですか…
ねぇ…
  σ( ̄、 ̄=)ポリポリ
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ポンコツズイ 都立駒込病院 血液内科病棟の4年間(矢作 理絵)

2016-06-12 21:21:52 | 本(よかった!) ま・や・ら・わ行の作者

今回読んだのは、こちら です。
ある程度、想像はしつつ読んだものの…
理絵さんの身に起こったことは、ワタクシめなんぞの想像を 遥かに超越した壮絶なものでした・・・

リエさんご自身のエピソードはもちろんですが、病棟の同士の現状に対しても ・・・
まぁ… 診療科の特性上、ある程度の想像はしていたものの、
そーだったのか… (合掌) 。。
という思いで、謹んで拝読いたしました。

ただ、そんな中、血内病棟の先生方や 看護師さん達、
リエさんご本人が 強ーーくお感じになったとおり、人間的に素晴らしいかたがただったとのこと。
まぁ…、これも 確信付きで想像していたことですが。  (o^-')b グッ!

最後の主治医の富山先生(= 吉岡先生)からのメッセージ、とっても良かったです。

リエさん、駒込病院さんが誇る “奇跡の患者さん” として、堂々と健康体を取戻し 胸張って人生を歩んでください !!
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ヒカルの卵(森沢 明夫)

2016-06-11 21:09:04 | 本(まあまあ) ま・や・ら・わ行の作者

いやはや…
実に 久し~ぶり~~の 森沢作品
やっぱり、やっぱり いいですね  +.゜(*´∀`)b゜+.゜

魅力的なキャラの登場人物たち、揃いも揃って皆、いい人ばかりなのですが、
時には いざこざや思い通りにいかないこともあったり、悲しい事件も起こったりもして ついつい惹き込まれしまうのが、森沢作品の定番のパターンですよね。

今回は、作品のモデルになった 卵農家さん と玉子かけごはんのお店が実在し、森沢センセイの巧みな表現力により、生唾ごっくんもののシーンが何度も出てきて困りました。(笑)

そして、読み終わった後には まさに、心の洗濯 をしたような 心の汚い部分が浄化されたような感覚に。
  .゜+.(o´┏∀┓`o)゜+.゜

やっぱり森沢作品、大好きです。
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デス・エンジェル(久間 十義)

2016-06-05 21:53:05 | 本(うーん…) た・な・は行の作者

今回読んだのは、こちら です。

終盤に差し掛かるあたりまでは、面白い~♪ と思いながら読んでいました。
テンポもよかったし、設定も興味深いものだったし。

何と言っても、台湾からの研修医、黄麗君の秀才な表向きでありながら、怖いものなしの行動力と思考が潔く、好感を持って読み進めていました。

が、
ががが…
ちょーーっと、終わり方は イマイチでしたかねぇ…。

せっかく途中までは イイ感じに読んでいた分、もったいないなぁ… と思ってしまいました。
  (||=ω`=||)
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終の日までの(森 浩美)

2016-06-04 21:23:40 | 本(普通) ま・や・ら・わ行の作者

実に久々に、森センセイの家族シリーズ を読みました。
ご無沙汰しているうちに、はやくも 今作 が8作目でしたか…。

今回も、じんわりと心に響く 家族がテーマの全8編でした。

1. 月の庭
2. つまらない人
3. 人生の部品
4. メンテナンス
5. いちにさんぽ
6. おばあちゃんのSuica
7. 準備万端
8. 三塁コーチャーは腕をまわせ

まぁ、… 今回はタイトルどおり テーマが「人生の終わり」のため、どれも 死と向き合う患者さんと それを支えるご家族の話なのかな… ?
と思っていたら、わりとそうでもなかったです。

明るく微笑ましい 7作目や、いい父とムスコの関係だなぁ~と感じた 3作目もあって、
こういうあたりの構成に、ともすると悲しく暗く 重くなりそうな雰囲気が救われました。

しかし、今回、ワタシが最も気に入ったのは、6作目ですね。
ダメ孫だけど おばあちゃん想いの健太と、おばあちゃんの孫への愛しくてたまらない 双方の気持ちが
ダブルで伝わってきて、ジーン…
( ;∀;) イイハナシダナー 。* ゜ + 。・゜・
1番好きなストーリーです。
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