めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

対岸の彼女(角田 光代)

2010-11-30 20:51:15 | 本(よかった!) か・さ行の作者

この作品を読んだ時の衝撃。。
それが忘れられなくて…
角田作品が世に出される度、相変わらず読まずにはいられないワタシです…。

思えば、対岸の彼女が 直木賞を受賞 されてから、もぅ8年も経ってしまったのですね・・
(しみじみ…)
この間に、なんと ドラマ にもなってしまったし・・。(観なかったけど…)

いやーー
ほんと、最初に読んだ瞬間「すごっ!」と思いました。
なんてったて、物語の構成がすごい。
それぞれの登場人物(高校生~大人)が、誰にでも潜在している部分を持ったキャラクターなので、思わず等身大の自分を重ねてしまったりして…。

そして、思わず、もぅ1度 読み直してしまったワタシ。
2回読んで2回とも 「うまいよ、角田さん!」と思わずにはいられませんでした。
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ひそやかな花園(角田 光代)

2010-11-30 20:35:55 | 本(うーん…) か・さ行の作者

角田さん、
とっても文章が上手で、登場人物も舞台も巧みな演出で
読み進めていくにつれて、わくわくするんです。
途中までは・・・
いつも・・・(汗)
なーぜーーだ~~(叫)???

途中まで 面白い展開だけに、
ラストは「は…?(なに?なに?これで終わりにするってか…??」
と がっくりくるのが ここしばらくの私のパターンでしょうか…。

直木賞取られた「対岸の彼女」は、あまりに あっぱれ!だっただけに、
あれを超える作品は もぅ出ないのでしょうか…。
と、思いながらも、新作が出る度に、
(今度こそ・・・)と 角田さんに期待を馳せ、気になってしまうのは
ある意味、角田マジック…?!

あ、
こちら に専用サイトを発見しました。
(ご立派!)
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つばさものがたり(雫井 脩介)

2010-11-30 20:20:18 | 本(まあまあ) か・さ行の作者

へぇぇぇ~。
雫井さんて、こーゆータイプのお話もお書きになるんですね。
と、ちょっと新鮮。。
悲しい先行きが見え隠れして暗くなってしまうかと思いきや、ほのぼの調でまとめあげたストーリは、後味がよかったです。

ストーリの展開は、まさにまさしく 表紙のイラストのとおり♪
読みやすくて たちまち読み終わるので、しばらく読書から遠ざかられていた方のリハビリに向いているかも…。
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ストーリー・セラー(有川 浩)

2010-11-29 20:53:13 | 本(泣けた~) あ行の作者
これは、真実? それとも、フィクション??
と思いながら、
フィクションであってほしいと思いながら、
泣けた~~~(ToT)

順調な展開+ハッピーエンド=有川ワールド
の定義が ここで崩れました…。
でも、ワタシは好き!

読み進めるにつれて、登場人物の心情がミョーに共感するところだらけで、感情移入してしまったせいだろーか。。。
気が付くと、涙が止まらなくなっていました…。

続きが読みたい。
続きを知らずにはいられない…。
(有川さーん、もちろん、続きを書かれますよ…ね…?!)
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阪急電車(有川 浩)

2010-11-29 20:32:08 | 本(よかった!) あ行の作者

ワタシは、有川 浩さんが途中から好きになりました。
この 阪急電車 が、きっかけだったかも・・・
それからというもの、有川さんの本が発売されると、図書館に入荷するかどうかを絶えずチェックしていて 速やかに予約を入れる!
(だって、有川ファンが多いから、たちまち予約数がすごいことになってしまうんですもの~(焦))
という習性が身に付いております…。

あー、
それでカンジンの感想はというと…(汗)
一連の停車駅ごとに登場する老若男女の人物達が、リレー形式に関わり合いを持ちながら進んでいくストーリーは、あの珠玉の名作「十二人の手紙」を思い出させる技巧です。
さすが、漫画並みに さらっと読める有川マジック♪
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十二人の手紙(井上 ひさし)

2010-11-29 18:55:57 | 本(よかった!) あ行の作者

この本なくして、ワタシの読書好きは語れません!
しばらく読書から遠ざかっていたこともあるワタシ・・・
再び読書魂に火を点けたのは、この本でした。

タイトルのとおり、12通りの書簡(出生届や死亡届も含む。)が織りなす短編集かと思いきや、最後の最後には、「え? え?? え ぇ ぇ ぇ ~(叫)」というトリックが仕掛けられています。

この本を読んだのは、もぅ随分前になりますが、あまりに面白くて、びっくりして、周りの人々に薦めまくりました(笑)
井上文学は、いつまでも色褪せないと思える1冊です。

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小さいおうち(中島 京子)

2010-11-28 23:03:48 | 本(よかった!) た・な・は行の作者
だいぶ前に読んだので、記憶が薄れ気味なのですが、やはり1番初めに記す本は、これにしたかった…。
自分の中では、今年の№1に匹敵するべき存在!(だと思う…。)

直近の直木賞(ほかならぬ人へ・廃墟に乞う・鷺と雪)が立て続けに、
「えぇぇ~、こんなんが直木賞で いいんかい?!
 やはり、出版社の持ち回り受賞説は、真実だったか・・」
と、がっかりさせられた感が強かっただけに、あまり期待をしていなかった…。

しかし、中島文学、見事に裏切ってくれましたね。
美しい日本文学調で、話の展開も分かり易い。
古風な戦争の時代背景をベースに、登場人物達の心情が巧みに描かれている点が 実にお見事。

ちなみにワタシは、森 浩美氏のどこか憂いを含んでジーンときてしまう展開の話風や、瀬尾まいこさんや有川 浩さん調の とっても読みやすく温かみのある話をこよなく愛する人です。

しかし、
今回の小さいおうちは、まさに目からウロコだった。
純粋な日本ならではのストーリーって、いいな。。
しばらく忘れていた この感覚を得られたのは、本当によかったと思う。

と、思い出しながら書いていたら、なんだかもう1度、読みたくなってきた…。
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試行錯誤・・・(泣)

2010-11-28 20:17:33 | その他(雑感)
読書が大好きなワタシですが、悲しいことに読んだ本の把握に限界が生じています…。
あ、
ビンボー人の上に読むのが速い方なので、ワタシは図書館専門です。

一応、手持ちのノートに φ(..)メモメモ しているのですが、さすがに管理しきれていません(悩)。
1度読んだ本をまたまた借りてしまった~(がっくし…)
いっそのこと、エクセル管理をしよーかとも思ったのですが、ブログという手があることを犬顔の夫から教わりました。

あくまでも、ワタシの個人的な所感なので、勝手なことを残してまいります。
本の感想なんて、人それぞれで当たり前。
備忘録代わりのブログなので、気楽にご覧いただけたら幸いデス♪
めへへ。
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