めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

珈琲店タレーランの事件簿①(岡崎 琢磨)

2014-01-29 22:10:28 | 本(うーん…) あ行の作者

第10回『このミス』の隠し玉(受賞は及ばなかったものの、編集部から推薦する作品)として、刊行されたのが こちら
いやはや…
まさか、名高いこのミスが既に10回にもなっていたこと…(いつの間にやら!!)
(ちなみに、現在は 第11回まで決定中。あれま!)
「隠し玉」なる 選考枠が設けられていたこと…、などなど
全く存じ上げませんでした・・(驚) w( ̄o ̄)w 

ふ、フム…
かくしだま ですか~…
うーーーーん・・・

悪いンですけどぉ~~~~… ( ̄0 ̄;)
コレって、表紙が酷似の同系列(?)と思われる ビブリア・シリーズ の足元にも及ばない… ような…? 気が…
うーーん…

短編仕立ての1話ごとの問題解決ミステリー、には違いないのですが、
がーーーー…
が、が、が……
┌┤´д`├┐

はっきり言って、次作も読みたい! とか 次回作が楽しみ~♪ とかは…
(汗)
思えまへん…のぅ・・・

どうやら、続編が誕生しているようではありますが…
うーーん…(汗)
どうしまひょ・・・・・???
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無理 上/下(奥田 英朗)

2014-01-24 22:17:28 | 本(うーん…) あ行の作者
 

今回の(期待を込めた)奥田作品は、上下巻組のこちら
しかも、こんなに立派な 特設サイト まで、開設されていました。(驚)

確かに、上巻あたりは、面白かったんです…。
奥田センセイならでは(!)の 多彩な登場人物のドラマチックな展開ぶり・・・
しかも、奥田センセイの「旨味」は、突拍子もない設定なのではなく、我々ニンゲンの誰しもに起こり得る
何気なーーい日常的な目の付けどころを、とりあげていらっしゃるところです。
まぁ、今回は、“弱味”の部分だけに、読みながら 目が離せない~~~、という雰囲気に染められて行くわけでして…
それだけに、読者側の ( ̄ー ̄; ヒヤリ… となる心理をくすぐってくださいます…(汗)。

今回も、舞台は田舎の地方都市(冬場は雪に閉ざされて、唯一のショッピングセンターが市民のオアシス)、
そして、主なキャストは、市の職員(生保担当ケースワーカー),ごく普通の専業主婦(幸せな家庭アリ),市会議員一家、
そして、この市の大半世帯を占める高齢者に対し、詐欺を働く元.暴走族OB達の企業体などなど…。

ここに、引きこもり+アニメおたく+家庭内暴力の23歳独身男が、女子高校生を拉致監禁し、
前述の公務員男性も 職務中に買春にハマり…、 
裕福な市会議員一家も、夫の浮気グセを逆手に取った、妻の浪費グセと行動異常…、
という いささか特異的な素材もあり、かたや、
親の介護問題,田舎の市内での異なる宗派の宗教対立などなど…、ごく日常的にどこにでもありそうな素材も用意されていたりと、
これらが互いに関連性を持ちながら、リレー形式で繋がれていく構成だったので、
どんどん引き込まれていきました。

特に、うっすらとは知っていたものの、生保の実情は 憤りを覚えるほどリアルに描かれているので、
奥田センセイもお書きになりながら、警鐘を鳴らしているのでしょう。

と、なかなか飽きさせず 読ませてくれる展開で来ていましたが…
_| ̄|○
後味がスッキリしない終わり方というのは、どうも・・・・・
せっかく、結末=特大 交通事故の下りで、オールキャストが勢揃いしたのですから…
これを美味しく料理していただきたかった… (´c_` )
と 思ってしまいました。

ここからが、奥田センセイの腕の見せどころだと、思うのですが~~~~~ (残念!)
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時鐘館の殺人(今邑 彩)

2014-01-19 22:04:54 | 本(普通) あ行の作者

おそらく…
初めての今邑作品となった、こちら

収録作品:生ける屍の殺人 / 黒白の反転 / 隣の殺人 / あの子はだあれ / 恋人よ / 時鐘館の殺人
の短篇集でした。
どれも、正統派のホラー混じりのミステリーという感じで、危なっかしくなく楽しめました。

安定したトリックと 整った文章、でありながら、読み手を楽しませよう(= 謎解き)という
今邑センセイの意図が感じられて、才能豊かな頭の良い作家さんなのに 好感が持てる作風…
といったところでしょうか。

私は、中でも「恋人よ」が好みです。
今邑センセイの遊び心が感じられる作品ですが、途中は結構 緊迫感も味わえる作りになっている、
このギャップが◎です♪

しかし----------------------------------
これが、最大の「オチ」だったのですが、・・・・・
驚愕の事実!!(↓)  エエエェェェエェエェエェ((゜゜Д゜゜ノ))ノ゛
こちらの ニュース記事

なんと、まぁ…(悲)
ご闘病の末の孤独死とは…
なんでまた…  (/_;)
合掌・・・

もはや、新作が生み出されないとは…
残念なことです・・ 
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北天の馬たち(貫井 徳郎)

2014-01-17 22:40:28 | 本(うーん…) た・な・は行の作者

よっ♪
待ってました!
大好きな貫井作品。

今回は、こちら です。
(驚)!
な、な、なんか…(汗)・・・
ものすごくないですか…?! この特集ページ。
KADOKAWA社の意気込みがド迫力で、思わず苦笑… (´▽`;)ゝ
などという表現をしてしまって… 良いものか・・・(汗)

そうなんです・・・
読み始めてしばらくーーーは、よかったと思うのです。
テンポも、なにやら面白くなりそ~なキャラの設定など、
“おぉ♪ やっぱり、貫井センセイの筆力は 安定の面白さだわ~~ ”と思ったのですから…。

ですが…(汗)
(´~`; うーーーん…
なんだかなぁ~・・・
貫井センセイの「純」な良さが、あまり生かされていないような…。

最終的な結末も、イマイチすっきりしないような…
というか、探偵コンビ仕立てのストレートな面白さを期待しながら(勝手に…)
読んでいたので、どして あの展開になってきてしまったんだろう・・・???
と、ちょっと残念な気持ちです…。

貫井センセイが好きなだけに… ┌┤´д`├┘
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ランチのアッコちゃん(柚木 麻子)

2014-01-10 23:36:11 | 本(よかった!) ま・や・ら・わ行の作者

ヨカッタです~! こちら

各書評にも 取り上げられていて、こちら とか、こちら に…)
そうなんです。
ものすごい人気になっている アッコさん♪
ワタシも読んで、一発でファンになりました。

ごくごく普通の どこにでもいるような派遣社員ミチコさんの上司が、アッコさん(ちゃん)という設定なのですが、
本当に、読むと元気がもらえる、忘れかけていた大切なものを思い出させてくれる…
とても好きな類の本です。

柚木センセイの本は、これで2冊目なのですが(確か…)
構成がわかりやすくて、自然体なので、知らず知らずのうちに どんどん引きこまれていく・・・
という、ワタシが最も好むパターンで成り立っています。

読む側にとっては、ほーんとに自然体で無理がないタッチ(?)というか展開なので、
一見簡単そうにも錯覚しますが、思うに…
これって作家さんの誰もがお持ちなワケではない、特別な才能なんだな~、と思います。

客観的に楽しめるんだけど、実は読みながら 学ばせてくれる本って、ほーーんと(!)貴重な存在♪
単に「娯楽」に留まらないこの作品、多くの人に読んでもらって 元気の波及効果を期待しましょう~~!
なぁんて… (‐^▽^‐)
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ゼツメツ少年(重松 清)

2014-01-07 22:54:10 | 本(うーん…) か・さ行の作者

今回の重松作品は、こちら でした。

それにしても・・・
毎度感心してしまうのが、重松センセイの筆の早さ!!
ここまで、次々と作品を世の中に生み出される ハイペースの作家さんて、
果たして他に… いらっしゃいましたっけか…??!

まぁ…
重松カラーは、だいたい雰囲気が似通っているので、
今回、過去の作品のキャストが登場してきたりなんかすると(=コレって、「友情出演でしょうか…?!)
なーーんだか、混乱してしまうのですよ・・。
うーーーん…

まぁ・・・
エミさん(『きみに友だち』より)の登場あたりは、イキな演出だと 好意的に捉えたのですが、
後は… なんだか・・・
ワケわからなくなってしまいました。 (。ω゜)ン? ???

あぁ・・・
もったいない…。
せっかく、今回の主役のお三方(タケシ,リュウ,ジュン)の放っていた、活き活きしたキャラが
なんだか、読み進めるに従って 焦点がボヤけてきてしまい…
かなり残念でした。

やっぱり、重松作品は、“純”なところが好きなタチなもので…
辛口になってしまい、あしからずです。
それだけ、今後も発刊の都度、片っ端から読んで行きたいと… 応援し続けたいと
思っていますのもので。 ゛(6 ̄  ̄)ポリポリ
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邪魔(奥田 英朗)

2014-01-04 15:24:15 | 本(普通) あ行の作者
 

え~~と…(汗)
結構前に読んでいたことを、途中から思い出したという…
いかにもマヌケなワタシらしい こちら()でした。

でも、このブログを始める前だから、
(一応、過去記事をサーっと見返して ないようなので借りて来たのでしたが…)
相当前…?? おそらく7年位昔に読んだものと思われます… w(゜o゜)w オオー!

んで・・・
そうでした、そうでした…。
ごくごく普通の奥さまが、Bigにお成りになってゆくさまに…
“環境はヒトを変える…”=でも、これって怖いなぁ…
と 思ったことをぼんやり思い出しながら、引きこまれていく上巻。

長年の歳月は、もののミゴトにワタシの脳味噌をリセット!! していたらしく、
どうしてどうして…、なかなか新鮮に面白みを感じながら 奥田ワールドを堪能する展開に・・・

そして、そうでした、そうでした。
あさはかな青年たちと、
個人的には 絶対に「こんなヤツとは結婚なんかしたくないーーーーー!」と心の底から強烈に憤りを感じた
茂則… (嫌・嫌悪・軽蔑…) (oT◇T)oイヤイヤ!!

そうだよ…、恭子さん… 選ぶ伴侶間違えたよ・・・
奥田センセイも 同性として、イヤだったろうな~… ご執筆されつつ…
とか、なんだかんだ思ったのでした。

でも・・・
恭子さん…、堕ちるところまで堕ちていたとは…
(うっかり、肝心の結末の記憶が抜け落ちていたワタシの脳味噌ってば…。)滝汗)
かなり、後味が悪くて残念です。
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【スイーツ】 デニブラン(サンマルクカフェ)

2014-01-02 23:16:08 | その他(スイーツ)

既に、明けました。 おめでとうございました。
2014年… みなさんはどのような年にしたいですか…?!

我が家は、これっきゃありません…(涙)
「穏便!」
えぇ、…お願いしますよ。(→ Who?)
事を荒立てず、平和に過ごしていきたいものです!(涙)
今年こそはね。…(涙)
ほんとにもぅ…、勘弁してくださいよーー!(→ Who?)

てなことで、「書感」と謳っていながら、今年ノッケから とーーーーっても美味しいもの
に出会えたこともあり、幸先の良いスタートのげんを担いで、こちらの感想から始めたいと思います。

なんてったって、今年の干支は 馬ですから。
本当に、犬顔ダンナと「う…、馬っっ♪」と 言い合っちゃいました。

「デニ」と名の付くとおり、サクサクの温めたデニッシュに、
だだだだ…大好きなソフトクリームが乗っかっているもの、
これがデニブランなるものです。
ということで、我が家にしては珍しく(?)気取って(?)、ナイフとフォーク使いで
堪能してまいりましたよ。

ええ、
ローカルな当地に「唯一!」と言っても過言でない、カフェチェーン店において…
普段は、不っ味いコーヒー(我が家では、通称「泥水珈琲」と呼んでいます…)を敬遠するばかりに
素通りしていたのですが、まぁ…正月ということで 普段と違う行動をしてみたくなった夫婦…(笑)

いやいや…
コーヒーはさのとおり(敢えて、泥水Hotを敬遠してIceを選択… の真冬…)でしたが、
赦す! (≧ω≦)b OK!!
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