ビブリア古書堂の事件手帖3～栞子さんと消えない絆（三上 延）

来ました。
待ち望んでいた、３作目♪

ワタシとしては、今ひとつだった２作目に比べて、とても面白く‘復活’しているように思えました。
まず、めくってすぐの篠川家の写真．．．
これが仕掛けになっていて、後々のストーリーの鍵となってくることからして、
途中から これまでとは違う展開めいた予感と共に、期待を裏切らない巻となっていました。

栞子と文香、正真正銘の実の姉妹ではありますが、年の差以上に大きな違いが出てきましたねぇ～～。
智恵子さん（母）は、これから出てくるのでしょうか…
もしかすると 大輔の方が、篠川姉妹よりも先に智恵子さんとお近づきになっちゃったりして… ??

今作には、１巻で登場した坂口夫妻や、２作目から引きずっている『クラクラ日記』、
それに、智恵子さんの真相を握っている「ヒトリ書房」の井上太一郎の新たなる登場、
などなど…　ちょーーっと今後が楽しみになってきました♪

今回のは、登場する本とのエピソードも良かったし、
（ワタシは、『タヌキとワニと犬が出てくる、絵本みたいなの』が 気に入りましてヨ。）
栞子が謎を解き明かす面白さ以上に、栞子自身の背景のミステリー性に興味津々…
とゆー感じでしょうか。

次の巻（№４）は長編のようなので、一気に進展か…??!
あ～～、　はよ 読みたい！

夫のカノジョ（垣谷 美雨）

“お初！”の作家さんなのですが、ちょうど今シーズン ドラマ化 されたこともあり、
借りてみましたのは、こちら。

すると・・・・・・・
d(≧▽≦*d)
すごく いい!!!!!
いや～、～～、
垣谷先生… どうしてこんなにも とっつきやすく、わかりやすく、面白いだけでなく
学ばせてくれる要素満載のストーリーを生み出される、作家さんを知らなかったのか…
と、悔やまれます… (￣个￣)
と力説してしまほど、よかった！　　実に良かったです。

このところ、読む本読む本が 正直、「・・・・・・・・・（´д｀）ハァ～」
ということが続いていただけに、この本に出会えて とても嬉しいです。

読み進めるにつれて、まぁ…それなりにハッピーな展開・結末の行方が想像できてしまうのですが、
これもこれで、またよろし。

なんだか自分の思惑が マッチする快感を久々に味わいながら、
最後のハッピーエンドでは、涙チョチョ切れそうになりました。 （Ｔ▽Ｔ）

いや…
そもそも、そういう読者はあまりいらっしゃらないと思われますが、・・・
それだけ、「いい！」と思える本に出会えるのが久々だっただけに、感無量ということで…ね。
☆.。.:*(嬉´Д`嬉).。.:*☆

死神の浮力（伊坂 幸太郎）

なるほど、今回読んだ こちら は 続編だったのですね。
おまけに、こーんな豪華な 特設サイト まで用意されている 大人気作だったとは。（驚） !!

どうりで…
なーんだか、2作目の方を先に読んでしまったので、
千葉さんの活躍っぷりからすると、さぞかし1作目は面白かったのではないかと思います。

ということで、慌てて 図書館webより、 『死神の精度』 を予約いたしました。
まさにまさしく本末転倒 （;￣ー￣A アセアセ・・・

大変失礼いたしました。
では、1作目に乞う期待♪

楽園のカンヴァス（原田 マハ）

栄えある、第25回山本周五郎賞に輝いた こちらの作品。
こちらの記事 に、興味を魅かれて早速予約を入れてみました。
発刊は今年の1月なのにもかかわらず…
ワタシとおんなじことをお考えになるかたは、多いもので～～～～～
ワタシが借りた時点で、お待ち人数が20名様ほど…。

さて、かんじんの感想ですが・・・・・・
うーん… (-_-)ゞ゛

んまぁ…、ミステリーの部類でして、
ニューヨークの学芸員 VS 主人公の早川織絵が、ピカソ＆ルソー大物2人の壮大な背景を解き明かしながら
1枚の絵画に潜む謎を解明していく…という、ヨーロッパが舞台のいかにもウケそうな
ストーリーとなっております。

しかし…、
ワタシとしては、正直なところ あんまりーーーーーーー
((￣＿￣*)(*￣＿￣))ンーンー

こういうのが、高校生ウケするのですね・・・
なんてったって、高校生目線での“直木賞”ですから！

沈黙の町で（奥田 英朗）

奥田作品、結構好きだったりします♪
ということで、今回は こちら を借りてまいりました。

確か、ワタシも新聞の下の部分に掲載された広告に興味を抱いたのが、予約のキッカケだったのですが…
なかなか話題になっている 御本のようですね。

例えば、こちら とか こちら など・・・ (￣∧￣)ふむふむ

それで、かんじんの感想なのですが…（汗）
いやぁーーーーー、途中読みながら、「これは、おもしろい！久々にすごくヒットかも♪」
と、わくわく感に包まれながら読んでいたのです。

(-_-;)が・・・
終わってみれば、ちょっと…　かなり…　不満かもです…。
なんだか、“ここまで期待させといて、こんな終わり方でよろしいんですかい…?!”
(ほんとに? ほんとにーーー???）という、消化不良感が 正直否めません・・・。

でも、奥田センセイの作品は 基本的に好きなので、次回作に期待！

クローズアップ（今野 敏）

なんだか、続く時は続きます…
今回の今野作品は、こちら でした。

読みながら、「そっか、そっか…」と 記憶が蘇ってきた、スクープ記者・布施シリーズ。
そうでした・・・
なぜか、特ダネを掴んでしまうのが、つかみどころのない青年記者＝布施さんでした。

ただーーーーー
今回で シリーズ４作目とのことなので、過去の巻は読んでいるハズなのですが…
・・・・・・・・　
印象に残っていないんですよねぇ… 　(´Д｀A;)

すみません…。
どうやら、今回のも あまり自分の好みではなかったようです…。

しかし、布施さんの 捉えどころのないキャラが、スルリスルリと真実を見据え、
ひいては 悪と対峙する…、というこのパターン、
お好きなかたは お好きなのでしょうね。
なにしろ、４作目ですから。

えーっと…
正直、そろそろ 安積ハンチョウや
あっち（本）の世界なのに、お慕い申し上げる 竜崎サマ ☆・:*:・(*/////∇/////*)・:*:・☆
にお会いしたくなってまいりました。
・・・ かな… ?!

【アイス】 クランキーアイスバー 俺の栗（ロッテ）

栗好きのワタシとしては、実に お・い・し・い♪アイスでした。

ロッテさんの紹介記事です。↓
　>>クランキーアイスバーの秋味として俺の栗味が初登場！
　>>栗ペースト入りアイスを「クランキーチョコレート」でコーチングしました。

(￣ー￣)ふっふっふっふ…
体質的に、チョコは あまり食べてはいけないと言われているものの、
コレ位だったら…　許されるでしょう！と勝手に解釈…（汗）
ふっふっふ…

だってーーー
好きなモノをガマンすると、ストレスたまって かえって身体に良くないですから～～
（滝汗）…

アクティブメジャーズ（今野 敏）

ついつい、新作が出ると予約せずにいられない 今野シリーズ。
今回は、こちら です。

それでもって、より詳しい記事は こちら です。

うーーん・・・
そうですねぇ…・・・・・・・(￣ ￣)

まぁ、公安シリーズもシリーズ化されているだけあって、読みだせば どんどん読めてしまうのですが、
やはり、王道＝«安積班» や だだだだ…大・大・だぁ～～い好きな«隠蔽捜査»シリーズなどなど…
面白い今野作品が あまたあるので、今回は チョット不満な感想でしょうか…。

ただ、公安の世界は、警察組織の中でも大変特異な部署だけに、興味深くもあります。
倉島さんが、なんだか どんどん出世しそうな勢いなので、今後は 順風満帆とはいかず
ドラマチックな展開が用意されていそうな予感も…　 (。-∀-)

ということで、次作に期待します！

【アイス】 ザクリッチ ベリーストロベリー（ロッテ）

いちごフレーバーと ザクリッチのコラボ　 キタ━━━━(゜∀゜)━━━━!!
と、期待度99.999…％で かぶりつきました♪

まずは、ロッテさんの記事の記載より ↓
　>>チョコ、コーン、アイス全てがストロベリーになった、ちょっとリッチなストロベリーザクリッチ！

と、お口の恋人さんは おっしゃっています。

ハイ。　んーーーまぁ…・・・
まぁまぁでしょうか。
まぁまぁ、ほどよくストロベリーフレーバー好きの欲求を満たしてくれることは、満たしてくれました。

だけど…
リピートはないと思われます。
おそらく…　(´・c_・｀)

桜ほうさら（宮部 みゆき）

待ってました！
大好きな 宮部センセイの時代小説、最新作。
特設サイトは、こちら。

期待感が大きすぎたのでしょうか・・・
いつも、宮部作品は 長くても厚くでもおもしろくて、のめり込むのですが、
今回は、珍しく (長いなぁ…（疲））と思ってしまいました。
こう思ったのは、おそらく宮部センセイの作品で、初めてかもしれません…。

まぁ、読んでいると 所々、“イイ！ やっぱり宮部節、冴えてる～♪” と
ワクワクする部分もあるのですが、概ね (-公- ;)ウーン という印象は 否めません
でしょうか…。

まぁ、挿絵はかわいいですけどね。
あと、表紙も つい手に取ってみたくなるような素敵なイラストと色合いですね。
タイトルも、聞いただけで 魅力的ですしね。
これら、読む前の待つ段階での印象がよかった分、ちょっと… 中身が・・・（??）

ということで、次作に期待しませう～。