めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

なぞとき 〈捕物〉時代小説傑作選(和田 はつ子、他)

2018-07-29 21:18:01 | 本(普通) ま・や・ら・わ行の作者

6人の作家さん達による 短編集
内蔵作品は、
 1. 五月菓子(和田はつ子)
 2. 煙に巻く(梶よう子)
 3. 六花の涼(浮穴みみ)
 4. 人待ちの冬(澤田瞳子)
 5. うき世小町(中島要)
 6. 鰹千両(宮部みゆき)
以上の6作品。

押し並べて、若干の中途半端感など否めない中で、
個人的には、1話目が一番良かったかな~。
素直に謎が解かれてまとまっていたので、1番腑に落ちたかと。
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仕事は楽しいかね?(デイル・ドーテン)

2018-07-28 21:27:12 | 本(普通) た・な・は行の作者

かの、山中センセイの愛読書という こちらの御本

いわゆる自己啓発本なんですが、
ワタシは 自分で得るというよりは、むしろ これを愛読書を公言された、山中センセイを重ね合わせながら読んだというか…
山中センセイが ノーベル賞をお取りになった背景、
煌びやかな 表の部分ではなく、それに至るまでの コツコツと積み上げてきた、長きに渡る裏の部分を想像しながら読みました。
そして、山中センセイが この本を愛読書とおっしゃる意味について、考えさせられました。

すなわち、自分の仕事観として、素直に拝読するまでの域に達していないということ・・・(大汗)
つくづく、まだまだ未熟者ってヤツなんだよなぁ…
自分ってヤツは・・・  (li-ω´-)a゙…ャッパリ…
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コンビニ人間(村田 沙耶香)

2018-07-27 21:31:08 | 本(まあまあ) ま・や・ら・わ行の作者

いやはや…
やっと手に入って、遅ればせながら読みました。
第155回(平成28年/2016年上半期)の 芥川賞受賞作

納得です!!
これぞ、芥川賞だよ!(拍手)というのが、読んでみての純粋な感想。
いやはや、スゴイっすよ。

決して、自分の好みのストーリーではないんですが、
ここまで、読んでいて 嫌悪感を感じさせるキャストの描き方、表現力、
ほんとに 本当に 圧巻!!

村田センセイ、 おめでとうございます。
なんだか、今後生み出される作品を 読んでみたい、と思った新鋭作家さん、
ちょっーーと、ワタクシめは 影響を受けてしまいました。
気になります。
応援しています。
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友情:平尾誠二と山中伸弥「最後の一年」

2018-07-22 21:47:00 | 本(普通) ま・や・ら・わ行の作者

謹んで拝読いたしました。 こちら

そっか、そっか、そっか~~。
この本を読んで、平尾誠二さんというかたが いかに素敵だったか、
(スポーツマンとしてだけでなく、人間的に)
そして、山中先生が いかに良いお人柄なのか、よ~~~くわかりました。

平尾さんの奥さまが書かれている章で、平尾さんがお亡くなりになった時の 山中先生のご様子、
ここから 山中先生と平尾さんの友情が伝わってきました。

平尾さんが生前、山中先生に愛読書をお尋ねになってくれていたおかげで、その1冊を知ることもできました。
平尾さん、ありがとうございます。
早速、その 貴重なる1冊を予約しましたヨ。
(とってもとっても 楽しみです!)
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満天のゴール(藤岡 陽子)

2018-07-21 15:42:00 | 本(泣けた~) た・な・は行の作者

いやぁ~~
ヨカッタです!
今回は、こちら
テーマが自分好みなだけに、エコ贔屓分を差し引いても、良かった。

まず、奈緒の故郷には 悪者が一人もいない。
そして、ここで出会う高齢の患者さん達、奈緒のお父さんも含めて みなさん、過疎地域で生き抜いてきた気概とポリシーがある!
そしてそして、奈緒のムスコ、涼介、この子が実に、実にいい子!
最後の最後に 涼介の書いた、“お母さんのふる里”、この演出も微笑ましくてとても気に入りました。

いやぁ~~
良かった。
これ、行きつけのサン○ルク cafe で読まなくて、よかったわ。
(途中、泣いてた。(笑))
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月の満ち欠け(佐藤 正午)

2018-07-16 21:51:18 | 本(うーん…) か・さ行の作者

駄、駄、 o( ´皿`)ノダァァァァァ!!
そっか~~
直木賞受賞作 だったか・・・
(それさえも忘れていた…  アワワワ…)

こちらの書評 に、ありますが、
天下の池井戸潤センセイと一緒にしないでもらいたい!!!(怒)
と 本気で思った。
だって、わけわからんのですもの…。
 (没)
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下衆の極み(林 真理子)

2018-07-15 21:26:24 | 本(普通) た・な・は行の作者

結構、ちょいちょい読んでいる、マリコ先生のエッセイ。
今回は、こちら

以前は、正直なところ、あまりにも住む世界が違い過ぎで、鼻持ちならぬ・・・ と、
庶民としては、ハイソの世界の傍観に徹する(!)という構えで読んでおりました。
が…、
今回久々に読んでみて、わりと共感させられるところもあって、
なんだか チョットだけ… マリコ先生に親近感。(笑)
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劇場(又吉 直樹)

2018-07-14 21:26:22 | 本(うーん…) ま・や・ら・わ行の作者

なんとなく、読んでしまった・・・  こちら
まぁ~~~
芸人さんでありながら、芥川賞作家となったすごさは、純粋にすごい! とてつもない!!(賞賛!)とは思う…。
思うんだけど~~
よーーくわからんのです…。
何が言いたいんだか・・・・・

要は、脚本家を目指す 男性が
女子大生のヒモになり、ずるずる… ずるずる… と、
結局、女性の稼ぎで喰わせてもらって、自分はなんだかんだ 屁理屈こねて、わがままな振る舞いをして、
健気なカノジョから 見放されてトーゼンだろうが! と読者に思わせるような (いかにも!)パターン。
なのに、ずるずると時は流れ、カノジョは故郷に帰る…

と、概ねこんなようなことが書かれているのですが、
ワタシ個人的に こーゆーのは好かないというか、共感もなにも 得るものがないので・・・
全くのところ、わからんのです…。
 (*´д`;)…
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九十歳。何がめでたい(佐藤 愛子)

2018-07-08 21:23:01 | 本(まあまあ) か・さ行の作者

いやぁ~~~♪
この本、大ブレイクのわけがわかりました。
佐藤愛子センセイ、好き!! 
この さっぱりとした、男気のフィーリング(笑)
読んでいて、実に 気持ち良かった。

特に、「人生相談」についてのご高説・・・・・
笑った。
そして、個人的には “佐藤センセイ、ごもっとも~~!” と 1票。(笑)

あと、とてもリアルな 2編立ての詐欺事件…
こーれ~~は~~~ (唸)
びっくり。
ほんと、よくぞここまで… と思うような練られた詐欺ストーリーで・・・
て、 佐藤センセイじゃなくても、引っ掛かります!ってば。

そしてそして、
ワタシが1番気に入ったのは、もちろん(!)
『グチャグチャ飯』
敢えて、佐藤センセイの さらりとした書きっぷりの中にも 想いが伝わってきて、
なんだか ジーーン…としてしまった 。。。

いい話なので、再度読み返してしまったくらい、健気なハナ と センセイの
言葉には表さない(=というか、表わせないって…(笑))気持ちの通じ合いが、
ジワワワ わ~~ん… と心に残りました。
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道標―東京湾臨海署安積班(今野 敏)

2018-07-07 21:56:46 | 本(よかった!) あ行の作者

やっぱり、好き好き♪ 安積班
今回は、遡ること 安積班長&速水小隊長の警察学校時代 のエピソードから始まり、
刑事になることを目指しての研修時代のエピソード も複数収録されていて、(下記のとおり)
やっぱり いいなぁ~~~ と。
爽やかなんだよな~~~
正直で、正義なんだよな~~~
  (´ー`*)(´ー`*)ウンウン

《 収録作品 》
1. 初任教養
2. 捕り物
3. 熾火
4. 最優先
5. 視野
6. 消失
7. みぎわ
8. 不屈
9. 係長代理
10. 家族

それにしても、今野センセイ、毎度、よくもこんなに多パターンの
人間関係の発端となるシチュエーションや、事件をとおしての安積カラーの長所を
構想されますのぅ…。

今回は、特に 2作目の リョウとのエピソードが良かった!
君島主任が 安積に仕掛けた “勝負”に、安積の人柄がよ~く反映されていたし、
心憎い。
リョウがいつか 安積班の一員になる… なんてことはさすがにないのかな~~。
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