めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

食堂メッシタ(山口 恵以子)

2019-07-31 21:13:13 | 本(うーん…) ま・や・ら・わ行の作者

今回読んだのは、こちら
マキちゃんが、大人気料理店を女手一つで切り盛りするまでの過程は、興味深く、おもしろく読みました。
決して順調ではなく、苦労話を乗り越えてもなお、料理の世界を追求するストーリーは惹き込まれました。
それだけに…
なーーんか、とってもあっけなかった…
メッシタを開店する前に、9年間働いたお店のエピソードの顛末のあたりです…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祈りのカルテ(知念 実希人)

2019-07-30 21:14:36 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

なぁるほど。
今回読んだ こちら ですが、…
いってみれば、こちら の前哨戦だったんですね。
そっか、そっか~~~
ひとつむぎ… で、祐介先生を支えるご意見番の良太先生が、循内に入局を決めるまでの研修医時代のエピソード でしたか 。。。

ひとつむぎ… の方が モロ、ヒューマン! という内容に対し、
こちらの良太先生バージョンは、担当患者の治療上のトラブルを良太先生の推理で解明していくという、
ミステリー仕立て。

でもでも、ひとつむぎ… の方では、冷静沈着な良太先生の まだ成長途中というか、研修医らしい伸び盛りの動きのあるエピソード満載で、とてもよかったです。
いろいろな科をまわるので、科ごとの疾病や医療がクローズアップされているのもリアルで興味深かったし。

ひとつむぎ… を先に読んでしまって、あまりに良すぎたために、アレですが…
こっちもとっても良かったですよ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ハガキ職人タカギ!(風 カオル)

2019-07-28 12:20:09 | 本(うーん…) か・さ行の作者

こちら、第15回小学館文庫賞小説賞受賞作です。
が! が!!
志半ばにして、小学館文庫賞小説賞受賞作攻め、もうやめようかな~…と 。。。
いう気にさせられてしまった・・・
うーーーーん…
ぅうーーーーーーーん…
(´ヘ`;) う~ん・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひとつむぎの手(知念 実希人)

2019-07-27 22:03:50 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

いやぁ~~~~~~~~~~~~~
マイッタ マイッタ!
もぅ 最高でっす。 こちら
タイトルが これほどまでにぴったりとくる中身って、ワタシの記憶の中では初めてなんじゃないかな~~。

もぅ、なんつーか、心が震えるという表現が相応しい感動っ!!!!!!!!!!!!!!(涙)
そうよ。
これぞ医療よ。 現場よ。 ヒューマンよ。
きっと、知念センセイじゃないと、ここまで血と心が通った描き方はできないんじゃないかと思わされた、珠玉の1冊でした。

(まだわかんないけど → )もう1回読み直しても、きっと泣くと思う…
 (゚´ω`゚) 。゚
祐介先生のこと、赤石教授は、ちゃんと認めていたんだ… という種明かしも、ヨカッタな~。
それから、3人の研修医が 各々のエピソードを通して、祐介センセイから 本当に大切な軸の学びに気付く構成が、ほーーーんと(感動!) こっちも読んでいて学ばせてもらいました。
3人から 祐介センセイに贈られた言葉は、魂がこもってて (涙)

今さらだけど、医療部門の文学賞って ないんですかねー。
本屋大賞のノミネート、っていう肩書だけじゃー もったいない(!) です。
知念センセイが なぜ本をお書きになるのか、 本を通じてなにを伝えたかったのか、
その答えがわかる1冊でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あなたへ(河崎 愛美)

2019-07-27 15:27:06 | 本(うーん…) か・さ行の作者

復活?!(汗)
小学館文庫小説賞受賞作品攻め、今回のは 第6回受賞作 とのこと。
うーーーーん…
ぅうーーーーーーーーん…(唸)
すみません。
ワタシには、この受賞の動機がわからん…
?????????????

でも、当該受賞作品、中にはアタリもあるのでやめられない… (笑)
きっと、今作がワースト1かも…。
(すみません。 すみません。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最後の医者は桜を見上げて君を想う(二宮 敦人)

2019-07-24 21:14:55 | 本(まあまあ) た・な・は行の作者

こちら 読みました。
下記の3編仕立ての医療ドラマでした。

第1章 とある会社員の死
第2章 とある大学生の死
第3章 とある医者の死

なかなか、闘病の過程の変化とかリアルで、惹き込まれました。
やっぱり、二宮センセイの話術は魅力的。 わかりやすいし。
特に、1話目の骨髄移植はーーーーー 壮絶。
患者の心の揺らぎが、すごく すごく伝わってきた。
でも、自分だったら…? と思うと、3話目の音山センセイに共感するかも・・。
(うん  うん)

シリーズ化されているようなので、続編も読みたいです♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

患者は知らない医者の真実(野田 一成)

2019-07-22 21:47:10 | 本(まあまあ) た・な・は行の作者

こちら、読みました~。
NHKの記者をされた後、医大に入り医師になられたなんて、いったいどういう脳ミソお持ちなんですかーーーー?
医師一徹ではなく、記者目線での観点や語り口が 冷静で、今の医療で何が問題なのか?、
我が国に迫る超高齢化社会と 抱えなければならない現実問題が、わかりやすく呈されていて、自分の中にストレートに入ってきました。
野田センセイ、現在はベトナムを拠点にご活躍なのですね。
というか…  ↑このサイト自体、すごっっ(驚)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世田谷駐在刑事(濱 嘉之)

2019-07-21 21:36:27 | 本(まあまあ) た・な・は行の作者

こちら、読みました~。
うん。  なかなか!
まーー、主人公の武勇伝集という感じではあるが、辻褄は合うし、わかりやすいし、まーいっか。(笑)

超高級住宅地の駐在さんとして、住民のみなさんに頼られ貢献しつつ、全国暴力団に「オニコバ」の名を知らしめているマル暴というヒーロー。
この設定だからこそ、事件はほぼ身近にありそうなものだけに、わかりやすかったです。
愛息と愛妻が実は… というエピソードも良かったし。 (うん、うん)

エピソードが親しみやすいわりに結構リアルで… と思ったら、作家さんは元.警察官だったのですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

薔薇とビスケット(桐衣 朝子)

2019-07-18 21:36:36 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

わーーーーん  。゚(゚´Д`゚)゚。
これ は、ヨカッタ。
「小学館文庫小説賞」の栄えある第13回の受賞作。
いや~、めでたい、めでたい。
ここへ来て、こんなに素敵な作品に出会うとは。
嬉し~~~~♪

どんどん読み進んでしまう おもしろさあり、イキな演出あり、情感あり…。
それでもって、ジーンとくる場面もあり、(うっかり公衆の面前で鼻から涙が出そーになった… (あぶねー))
「ぇええーー(驚)」っという展開もあれば、しみじみ考えさせられる場面もあったり、
でもこれが心地よいテンポで、スケール。
なーんか、巧く言えないけど、わきまえてる、って感じ。
終わり方もとっても、とっても 良かった!!

これにて、小学館文庫小説賞巡りに弾みがついた♪
桐衣センセイ、素敵なひとときを ありがとうございました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

移植病棟24時(加藤 友朗)

2019-07-15 21:13:04 | 本(まあまあ) か・さ行の作者

このところ、がっくし…な感触が続いているので、手堅く(!) 確実路線で(笑) こちら 借りてまいりました。
そうよ! 医療もの、特に 現場のノンフィクションものは間違いない。
萌え~~~~~~(爆)

異国の地のエピソードがほとんどとは言え、先生やスタッフさん、コーディネーターさん達の懸ける想いが伝わってきます。
中でも、ワタシが大いに共感したのが、第4章 のツザキス先生の決断とお言葉。
そうよ。 そうよ。
「(医者として、患者さんを目の前にした状況下で)正しいことをすればいい!」
そうよ。 そうよ。
責任感と使命感がなくっちゃ、このセリフは出ないよね。 
(ぁあーーーー、ウチの職場で ブチかましてーーー(吠)(笑))

ケイトー(加藤)先生が、敢えて 先輩、ツザキス先生の(他にもいいエピソードがあるんだけど…) こういうシーンを取り上げて、この本に盛り込んだ意志にも共感できます。
萌え~~~~~~~(爆)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする