2014年の書感（他）納め

年末休みに入り…
テレビなどで 今年の総集編を振り返る特番が イヤでも目に入るこの年の暮…
縁あって、このブログに立ち寄ってくださったみなさま、
きっと 良い年をお迎えになれることでしょう～ d(≧∀≦*)

ま…（汗）
一応、これは 本好きの偏った感想が主たるもの ですので、2014年のなんちゃって記事を振り返ってみます。

やはり、ナンバー1 は、(´∀｀σ)σ　こちら ということで、すんなり落ち着きます。
ええ！
ほんとに、職場での昼休みは、この本読みたさに 妖しい“欽ちゃん走り”でしたわ。　　わはははは

そして、あとは 順位を付けづらいのですが…
（「よかった」カテゴリーの本たち、どれも良かったので 困ります…）
まぁ、 順当に選定の結果、 こちら ですね。
ハイ。
まぁ、 結果からすると1冊だけにはならなかったのですが…。　　わははははははは。

あと、今年は 2014年でなく 数年前に出版された発掘本もありました。
こちら。
さうさう　　(´ー｀)
これは、ほんとに 発掘本でして、とーーってもヨカッタので 友人に紹介したところ、
友人もとても喜んでくれたという、　ワタシとしても改めて嬉しくなってしまった1冊でした。

以上、これにて 今年を締めくくります。

2015年は…
明けてほどなく 平穏に済まぬ出来事が待ち受けているだけに… （汗）　　(;゜∇゜)/ヒヤアセモン☆
正直なところ、まだまだ2014年をまったりと過ごしたい思いですが…
（ごめんよ！　羊。）
まぁ… 仕方なし。

ではでは、みなさまが 2015年をご健勝にお過ごしになれますように！
（お互いに。）　(＾◇＾)

銀翼のイカロス（池井戸 潤）

面白いに決まっているじゃぁ、あーーりませんか！
(*’A^q)
あまりに有名になってしまった、あの（!）半沢シリーズの最新作 ですもの～～。

ということで、間違いなく（!）、保証付きの 面白さと内容の濃さでした。
やっぱり、やっぱり 池井戸センセイの作品は、面白いに決まっているんです！
(*゜∀゜*)　 断言！

え～～と、
どうやら、ネットで 今回のあらすじのサワリ が見られてしまうようなのですが…

まぁ、…
半沢直樹があまりに有名になってしまっただけに、“倍返し” で痛快な顛末をたどることが
読みながらも 安心感となって、純粋に（余計なシンパイしなくてよいので）楽しめる、
これは 大きかったです。
最初から 最後まで、この本に集中して 楽しむことができました。
(◎ゝ∀・)ノ

世間の期待度を モロに受け入れてくださった池井戸センセイ、
今回のスケールは、… お、… 大きかった～～♪
なんてったって、政権交代も絡んで 国土交通大臣と 半沢が直に対峙しちゃいますから----
(*｀ 艸 ´) うししししし

そして、今回は、半沢に降りかかった困難は 1件の問題だけでないこと…。
この辺りで 従来のシリーズ作よりも、更に（!） 池井戸センセイのご手腕の奥深さが キラリと光っています。
あと、金融庁の 黒崎（どうも、片岡愛之助さんが リンクしてしまうのですが…）　 喜’v`*)
も　相変わらずイイ味出していて、ドラマファンの心もくすぐります。

今回も脇役陣、実に いいですねぇ～。
敢えて悪役サイドは 置いておきますが、
前半戦の サッチャー（開投銀の谷川次長 ♀）→ かっこいいーーー!（叫）
自分自身も組織の波と葛藤しながらも、半沢によって バンカー魂を呼覚まされ、
最後にバシっと決めて 半沢達の動きに重大な役目を果たした演出が◎！ (〃▽〃)

また、検査部の富岡（トミさん）の位置づけも とてもイイですね。
いかにも 池井戸センセイらしいご采配で、実にあっぱれ（!!） と思いました。

最後の最後は…
かなり重大な（果たして、今後（の東京中央銀行）はどうなってしまうのか ???
という終わり方になっておりますが…
(￢ω￢;A)
まぁ、2014年は ひとまずコレで区切りを付けて、また 来年（以降 ?）に繋げるという お楽しみにて。

気になるーーーぅ～～!!
半沢ファンのみなさま、乞う、ご期待　 (p^ω^q)

タルト・タタンの夢（近藤 史恵）

ふむふむ…（?）
一体全体、ワタシは なぜ この本 を予約したのか… ?!
だって、借りてみたら 結構前の刊行本なんですよね…　δ(´д｀; )
おそらく、こちらの記事 辺りをどこかで見かけたものと思われます…。

そして、実においしそ～～♪な、ただでさえ スイーツ（3度のご飯より）好き !!なワタシにとっては、
かぶりつき必至のテーマ。

まぁ、中身は それぞれ、フランス料理の1品＋謎解きエッセンス付き、というメニューに
仕立てられているという成り立ちです。
渋くて無口で強面… だが 腕は超一流の三舟シェフが、それぞれのお客さんに対し、
料理にイキな計らいをする、という短編集。

ワタシは、特に最終章の「割り切れないチョコレート」が 気に入りました。
あと、心と体を癒す <パ・マル>特製のヴァン・ショー（ホットワイン）に興味津々♪
ヴァン・ショーは 正規メニューにはなく、お客さんの事情と体調によって、少しずつ処方を変えて
お出しするという 三舟シェフの厚意ドリンクなのです。

ソムリエの金子さんには悪いけど、味わってみたい～～　(人´∀｀).☆.。.:*・゜

喝采（藤田 宜永）

前回読んだの が、とっっっても（！）面白かったので、最新作 を読んでみました。

大変重量感のある単行本でして…
持ち歩きに 結構、かさばる存在でした… ~＼(￣＾￣)／~
重い ＝ 長い ＝ 内容豊富 だったのですが…
うーーーん・・・ (´ι_｀ )
重けりゃイイってもんでも…
長けりゃイイってもんでも…
なかったでしょうか・・・

あれもこれもと盛り込み過ぎて、なんだか 話が込み入ってきたような感が…
残念ながら 否めませんでしょうか… (´｀)

ちょーーっと、今作は 残念ながら焦点がボヤけてしまったかなぁ… という印象でしょうか。
うーーん… 残念・・　　実に残念。。。

連写 TOKAGE３ 特殊遊撃捜査隊（今野 敏）

読み始めてから、気付きました…（汗）
ワタクシ…
今野作品の中で、このシリーズは あまり好きではなかったことに… (゜Д゜;)

それでも、まーいっか… と読み始めて、読み終わった こちら。

ふむふむ…
今回は、若手トカゲの上野君の観察眼に スポットライトが当たり、
交通機動隊（白バイ隊）とのタッグを組んでの 逮捕劇なのですね。

そして、そこに 女トカゲ・涼子に想いを寄せる ブン屋さんが絡んでくる…、
しかも ブン屋さんも若い衆（木島）の観点から コトが進展し、上司（湯浅）の 部下に対する
見る目が変わっていく…
と、湯浅が 今回の逮捕劇に最も貢献することに・・・

こーんな展開でした。
まぁ、白バイ隊の援軍も爽やかだったし、最後の方の躍動感は まぁまぁというところかも。
しかし…
やはり、このシリーズは、本来の今野センセイの良さが…
あまり 表現されていないよーな… ?!

ちょっと残念なシリーズです。　やはり…　 δ(´д｀; )

【アイス】 ワッフルコーン ストロベリー&ホワイトチョコチップ（セブンイレブン）

うーーーん…　　σ(-c_-´。)

アイスケースで一目惚れして、期待が大き過ぎたのか…
やっぱり、ワッフルコーンは バニラ味 がBestですな。
ワッフルコーン自体は おいしい！
フレーバーが異なっても、セブンは偉い !!

ただ、…
この アイス部分・・・
確かに、ストロベリーの果肉も入っていて “苺感” は感じられるものの、
期待の ホワイトチョコチップ→ こっちは…
(/ー＼)　　ないない…。
0% です。

うーーーん…
バニラよりも 値段が高い分、消費者も その分 “盛って” 挑むもので…
残念でした。

それは秘密の（乃南 アサ）

大好きな乃南作品♪
新作が出る度に追いかけて読んでいますが、今回の は、いかにも“女性誌で連載してます”調の
短編集でした。

1. ハズバンズ　　　2. ピンポン（： ナント 全8ページ）
3. 僕が受験に成功したわけ　　　4. 内緒（： 全6ページ）
5. アンバランス　　　6. 早朝の散歩（： 全8ページ）
7. 三年目（： 全6ページ）　　　8. それは秘密の
以上、 読みながら 「へっ… ?」と思う位の短編ありの 全8編から成っています。


うーーん… (‘`；)
まぁ…
乃南センセイなので、1つ1つは それなりに納得（?）の技量の作品なのですが…
ちょーーーっと 今回は…、イマイチでしたか。

しかし、8作品の中では、個人的に No.6が気に入りました。
これは、乃南調の感性が 1番表現されていて、イイ話だと思います。
（短いですけど…）

ちなみに、今作は 後で知ったことには、
9.25のzip!（代官山蔦屋書店のブックコンシェルジュ間室道子さんが選ぶ今週の一冊）で紹介されておりました…
ありゃりゃ…　(：D)|￣|＿
ダメだこりゃ。

つくづく、このコーナーで紹介された本＝“「ダメよー、ダメダメ」”（←日本エレキテル連合風に）
☆(≧∀≦*)ノ