めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

百貨の魔法(村山 早紀)

2020-02-28 22:36:16 | 本(うーん…) ま・や・ら・わ行の作者

ここ最近のマイブーム(?)= 本屋大賞ノミネート作品~~♪
(なーんて…)(笑)

今回の は、特設サイトも華々しい 2018年のノミネート作品でした。
これはーーーーーー
チョット… うーん 。。 という感想でしょうか…。
デパートに勤めるスタッフ達の過去に遡りつつ、心温まるエピソードの短編集~~ という意図での構成なんだけど、なんだけど…
いかにもポプラ社!という作風なんだけど、なんだけど…
右往左往しちゃっていて、かんじんの感動(?)が 追いついてこないかなぁ… と。
そんな中、外商部の佐藤さんの第3章あたりなんぞは、なかなか良かったりもしたのですが…ね。

ところで、ところで、
世間のコロナウィルス大暴走~~(逃)は、一体全体、どういうことになってしまうのでしょうか・・
なーんか、卒業生や受験生に当たった学生さん達、かわいそうだ !!
世界のどこかしらで、終息の兆しが見えてくればいいんですけどねぇ…。 (がんばれ、がんばれ!!!)
ワタクシめ、来週、入院なんですが… はたして病棟での世論はどんなもんだか… ??
先生達のマスク、余裕しゃくしゃくで足りているんだか… (汗) 
(みんな、がんばれ、アビガン がんばれ!!)
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デートクレンジング(柚木 麻子)

2020-02-26 21:13:45 | 本(うーん…) ま・や・ら・わ行の作者

こちら、先日の新聞に イチオシ(これを読まなくてどうする?的な迫力で・・)の紹介がされていたんです。
でも~~~~~~~~
ちょーーっと…
自分には イマイチでした 。。。
おーーっと、内容がとっても詳しく出ているサイト発見しました。→ こちら
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キラキラ共和国(小川 糸)

2020-02-24 21:06:08 | 本(よかった!) あ行の作者

もぅ! Moo~~~~!!
めちゃめちゃ 良かった!!! (笑)(泣)
数年前に読んで、すっかり忘れていた こちら続編
2018年の本屋大賞、ノミネート作品。
あれ が対抗馬じゃなかったら、この本が大賞だよ!!
と、確信するくらい、良かった。

そーよ、そーだった。
ポッポちゃん、QPちゃん、バーバラ婦人、男爵とパンティー、マダムカルピス…etc.
ほんと、言葉を生み出す天才だわね。
小川 糸という作家さんは。(← 呼び捨てスマン!)
そして、読んでいるうちに思い出してきたけど、
そーよ、そーだったわよ。
ポッポちゃん(=鳩子)が 先代から受け継いだ、代書を通して依頼人の思いを伝える(=叶える)んだった。。
それに使う紙や筆記用具へのこだわりもさることながら、ワタシが驚いたのは、文字よ! 文字。

今回も、小川センセイの紡ぎ出す1つ1つのエピソードが、ほんと(!) 「言霊」だと思いました。
J.クレオパトラとリチャード(半)には笑わされたし、
オバサン(=猫)といい、もう、なんなのよ。
キャラ1つにしたって、この語彙の豊富さは。
頭の柔らかさは!!

その一方で、思わず泣かされるエピソードも用意してくれちゃって。
困っちゃうじゃないのよ。 公衆の面前での涙は。(爆)
って、めまぐるしく … ほんと、すごい(!)としか、小川センセイの底知れぬ才能に感服しながらも、
逆に サラッと読み手を惹き込んでいく、、、 この不思議な魔力(=魅力)に翻弄される幸福感を味わったのでした。

でも、自分としての潜在的な価値観は、ポッポちゃんと一致しています。
だからこそ、より共感させられ惹き込まれたのかもしれんが…。
小川センセイ、ありがとう。
男爵とパンティーを不幸にしないでね。(←お願ひ)
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さざなみのよる(木皿 泉)

2020-02-24 09:51:52 | 本(普通) か・さ行の作者

遅ればせながら、ようやく… 図書館の書棚に存在するようになったので、読んでみました。
こちら
(・_・D フムフム
確かに、本屋大賞(←去年の)、ノミネートというのは、わかる。
気がする・・・
でも、大賞は--- ないだろうな~、、、
というのが、感想です。  ハイ。

2人の作家さんと脚本家さんが書いていらっしゃるスタイルなので、
いいところは、イイ! すごくいい。
でも・・・
なんつーか、途中ちぐはぐな部分が否めない・・・かな(?)と。
どうしても、創作側としては、譲れないポリシーがありますもんね。きっと。(それはそれで、立場はわかる。)
でも、お互いの相乗効果ばかりでなく、こういう部分が “もったいない!” と思えてしまったのでした 。。。
だって、それぞれ、独立していれば とてもいいエピソードだったので。

あと~~~
時代がいきなりカッとんじゃった(?) 最終章(第14章)も、、、 要らないかな…ぁと。 若干…。
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ガーディアン(薬丸 岳)

2020-02-23 12:54:02 | 本(普通) ま・や・ら・わ行の作者

薬丸センセイ作品は、ほんと(!)読み易くて、今回の もつくづく思いました。
そして、今作に対しての印象 → まず、「斬新!」と。
だって、今まで、こーゆーテーマに斬り込んだ作品、知らなかったから、まずは、薬丸センセイの着眼点にびっくりしまくり。
それでいて、前述のとーり、ほーんと 読み易いので、どんどん惹き込まれちゃうんですよね…。
(中毒性?)(笑)

ただ、それだけラストまで、ズンズン、快足に読者を誘導した分、
ツッコミどころ… も否めないかなぁ… の感も。
八巻くんが、あっさり復学(?)= 卒業式 の顛末に至るまでの過程が… なかったり、
教師側がガーディアンの存在を認めていたばかりか、発足に絡んでいたにもかかわらず、なぜ?
秋葉ティーチャーからの提起に対し、あーで、こーで、(=一連)、
そして、秋葉先生本人の結末が あーゆー匂わせ方になっちまうのか???
Wh-------y?????!(叫)

おまけに、大好きな夏目刑事まで敢えて登場させた意図が、、、、、
結局わからん 。。。

と言いつつも、基本的に 薬丸センセイの作品好きさ~。
(↑ フォロー!)(爆)
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七つの試練 池袋ウエストゲートパークⅩⅣ(石田 衣良)

2020-02-20 21:06:56 | 本(普通) あ行の作者

なんだかんだで、ずーーーーっと読んでいるIWGP.。
いやはや、もう ギリシャ数字が一体、いくつなんだかわからん…
(と、前作の記事 をカンニング確認ちう・・)(笑)
なんともはや(驚)、今回で 14作目 ですって~~~~。

この、Gボーイズのテンションを保ちつつ、それぞれの時代に即した話題を提供して下さる、 石田センセイって、すごっ 。。。
タカシもマコトも マコトのお母さんが、全く違和感なく、(サザエさん的に)歳をとらないというスタイルが、すごっっ。
これだけで、もぅ、アッパレ(!)でしょう。
(拍手~~♪)← 往年(滝汗…)のファンとして。

ちなみに、今回は、
1. 泥だらけの星
2. 鏡のむこうのスタラングラー
3. 幽霊ペントハウス
4. 七つの試練
の4編でした。

今朝は、我が通勤列車が 押し合いへし合い+間引き運転 で、いつもの倍の時間かかったにもかかわらず、
ちょうど №3 と 4あたりを読んでいたから、あまり苦にならなかったなぁ…。
(ついには、エビぞり状態となり、断念するも…(笑))
IWGPの原点 = 正義(!)が表れている この3と4の作風は、ヨカッタ!

マコトもタカシもGボーイズも、いつまでも変わらずにいてね。
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泣くな研修医(中山 祐次郎 )

2020-02-18 21:18:36 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

とても良かったです。
こちら

本当にタイトルのとおり!
国家試験に合格して、研修医1年生としてスタートした、雨野先生の戸惑いや、リアルな医療行為・・・
さすが、現役のお医者さんがお書きになっただけあって、実際の外科ドクターの緊急時の手術や、がん告知など、
全く不自然なところがなく、すんなりと一気読みしてしまいました。

中山センセイご自身の研修医時代が、雨野先生とかぶっているのかな~、とか、いろいろな場面で感じられました。
特に、先輩医師達に対する違和感(= まっさらな研修医としての、医師に対する思いというか、初心ゆえの)のあたりは、実際に過去の中山センセイが葛藤された部分なのかもしれませんね。

そして、ベテランのお医者さまとなられた、今、このタイミングで研修医にスポットを当てたという動機についても、
中山センセイが今後、どれだけ 出世されたり、お医者さまとしてご活躍されたりしていく上で、失わずに大切にしていきたい部分なんだろうな~、と思いながら 読みました。
あと、、
ワタシは、佐藤先生と岩井先生も好きです♪
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本と鍵の季節(米澤 穂信)

2020-02-16 16:30:54 | 本(うーん…) ま・や・ら・わ行の作者

ふうーーーーーーむ・・・ (唸)
そーすか、… そぉぉーーーきたか・・・
と、今回読んだのは こちら でした。

短編仕立ての いわばミステリー。(ともチョット違うような気もするんですが…。実際のところは・・)
内蔵作品は、
 1. 913
 2. ロックオンロッカー
 3. 金曜に彼は何をしたのか
 4. ない本
 5. 昔話を聞かせておくれよ
 6. 友よ知るなかれ
と、以上の6編。

まぁ、本紹介サイトのとおり、男子高校生の2人が 身近な謎を解き明かすごとに 1話完結なのかなーー、と思いきや、
なんか、5話目あたりからは、松倉くんの生い立ちが絡んできて、(← これはこれで、バッチリミステリーなんだけど・・)
今回の記事の書き出しに 戻るわけよ。 (ふっふっふ…)← 特に意味不明…(笑)

まぁ、、、
面白い行方なのかなぁ… と匂わせる展開かと思いきや、
ちょーーーーーーーっと、腑に落ちなかったり、意図がよくわからない章もあったりで、
再び、冒頭のリアクションに戻る----- (爆)次第でしょうか 。。。

ちょっと、ミステリースタイルを貫く傾向とは言え、
なーーんか、かんじんなところが ボカしてあるよーな、(No.3 のターゲット=かんじんな植田くん兄本人が、これっぽっちも出てこなかったり・・・
№5と6の 松倉家。
これについても、お母さんと弟のレイモンくんが 出てこないのも・・・
(うーーーん・・・)

今の世の中って、こーゆー漠然とした作品が ウケるのかなぁ…(?)
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ファーストラヴ(島本 理生)

2020-02-15 19:36:21 | 本(うーん…) か・さ行の作者

ムムムムム・・・
こちら、直木賞(第159回)受賞作だったのですね。(驚)
それは、オメデトウございました。
読んでから知ったという、無礼者…(汗)

うーーーん…
ぅう~~ん・・・
直木賞デスか… 
そーーでしたか・・・
う、、うーーーん・・・
(6 ̄  ̄)ポリポリ.・・・

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木曜日にはココアを(青山 美智子)

2020-02-12 21:30:34 | 本(よかった!) あ行の作者

うーーーーーーーん・・・
(ファンのかた、ごめんなさい 。。。)
度々、新聞の下の部分に すごく良いようなニュアンスで広告が載っていたので、こちら 読みました。

まぁ… よくあるパターンというか…
全てが繋がっている短編から成っている構成で、「そっか、そっか。」と、全て円満にめでたく納まるようになっています。
まぁ…
これはこれで 平和感を味わえる… というか、奇をてらいつつ 不本意な結末に…などというストレスは、「ゼロ」の本なので、ごくごく 読み手の予想(=期待)どーり って感触です。
ただ、そこに留まる-------
それだけ(!)という 器とも言えよう・・・。
(あーーー、ごめんなさい。 ↑ 偉そうに…)
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