噛みあわない会話と、ある過去について（辻村 深月）

なーーんか、なんか・・・
昨日の辻村作品が あまりに（！）良・か・っ・た（!!）ので、今日は サラサラっと…
短編集 でした。

なんとも言えないニュアンスの、まさにまさしくタイトルどおりの４編。
ほんと、巧いなぁ～と思います。　
どれ読んでも。
自然と辻村センセイの思惑（笑）にハマってしまうぅぅ・・・　
やはり、己＝ 辻村・感（？）（わはは…）（？）

ただね…
なんせ、昨日のが あまりにもすごかったもので---
ちょっと 自分の中で燃え尽きちゃったというか---
それに今日は、仕事納めだったしね。
（疲れたびーー。 燃え尽きちゃったビ---。）（逃）

ハイ。
これにて 終了。
みなさま、お疲れさまでした。（← とりあえず。）

傲慢と善良（辻村 深月）

「いやぁーーー（唸）　すごかった！！」
と、この本 を読み終えた瞬間、ワタシの上げた雄叫びに 犬顔ダンナがびっくらこいて “ぬギョっ” と 飛びのきました。（爆）（笑）
ってくらい、すごかった！！

やはり、わたくしめ、普段から自分が “ハズれない、絶対安泰” と位置付けている お一人、辻村センセイですから、と 自信満々で読み始めるも、この…
展開、心理戦、女心と揺さぶり、（なんか、とことん 自分が女でいることに嫌気がさした… という）巧妙で 絶妙な筆力！！
もぅ…　 ただただ圧倒されまくりだった。。。

そして、確信。
ワタシは、「池井戸・教」で 「瀬尾・血」 だけど、それだけじゃぁ なかった・・・
「辻村・感」　…（？） で できている…（？）
かもしれない…　と。（爆）
（辻村センセイ、勝手にごめんですーー（滝汗））
（あと、池井戸センセイと まいこセンセイも…（汗））

そのくらい、好き！！　　好き。好き！
自分の身の一部になっているんじゃないかと、こんなにも 読みながら、『快感！』なのって、ほんと幸せだった…。　
2020年の最後に こんなにも素敵な思いをプレゼントして下さって、辻村センセイ、ありがとうございます。（熱）
いやーーー、いいもの読んだ。
美月センセイと 飲みに行きて～～～！（爆）（笑）

明日は、仕事納め。
しかも、この期に及んで 懸案事項が…（多）。早く行かねばならない＝早く寝なくちゃ！の状況下…
だったのですが、この本読み終えての高揚感で 布団に入ってもなかなか寝られンだろう…　と、この記事に着手。
こんな、無茶苦茶記事でごめんなさい。
明日、ご出勤のみなさま、共に頑張りましょう！　（Ｏｈ！）

あたしたち、海へ（井上 荒野）

うぅぅーーーーーん・・・
うぅぅーーーん・・・
と、読み終わってしばし…　唸っております。。。
ということになったのは、こちら。

というのは、「考えさせられる！」　はい。まさに、この一言。
読み始めたら、止まらなくなく 滑らかな筆力。
さすがの直木賞作家です。
そして、、 考えさせられる。　（うーーーーーーん）←とまたもや唸る。（爆）

んで、これだけの反応にもかかわらず、なぜ カテゴリー＝良かった にしなかったのか？？
それはーーー
オトシマエ（非情な奴らに対して）が付いていないから。
これに尽きます。　（ムラムラ）

ルエカとか、海のお母さん（和子さん）の職場の卑怯者達。（怒）
こいつらまとめて、100倍返し（！）してやりてーーーー（叫）!!
あ、
瑤子達の担任のあなた、ソノッチ（← あーー、ムカつく。こいつ、教育者だけに。）もよ。（怒）
ただじゃ、済まねーーー!!! （爆）

と、読んだら 思わず感情移入させられずにはいられない作品。
それだけに、かなりムラムラしているワタシは、池井戸 教。（爆）

沈黙の狂詩曲（日本推理作家協会/編）

前回読んだ こちら のお仲間で、今度は こっち を読んでみました。
中には、大好きなシリーズ（安積班）もあって、ワクワクと♪
内蔵作品は、下記の１５作品です。

ん…？
なんだかんだで、こっちの方が “いいじゃん！” と思う作品が多かったかも。

まず、前述の №９でしょー。（そもそも、タイトルからして良い。 好み。
須田刑事、大好きだし～。 今野センセイの “人を見る目” がクローズアップされていて、流石！と思う短編ver.）
それと、№５でしょ。（なんか… ジーンとしてしまった。こういうの大好きな正統派。）
あとは、№２とか６とか、７ もなかなか。
10も不思議な魅力に誘われて--- （ホラー特有の味わい？）
それと、13 も 15 もなかなか。
で ありました。　（ふむふむ。）
こうして振り返ると、やっぱり こっち（ラプソディ）の方が 自分の好みに合っていたみたいです。

1. 三月四日、午後二時半の密室　（青崎 有吾）
2. 奇術師の鏡　（秋吉 理香子）
3. 竹迷宮　（有栖川 有栖）
4. 銀の指輪　（石持 浅海）
5. 妻の忘れ物　（乾　ルカ）
6. 事件をめぐる三つの対話　（大山 誠一郎）
7. 上代礼司は鈴の音を胸に抱く　（織守 きょうや）
8. 署長・田中健一の執念　（川崎 草志）
9. 不屈　（今野　敏）
10. などらきの首　（澤村 伊智）
11. 迷蝶　（柴田 よしき）
12. 蟻塚　（真藤 順丈）
13. 美しき余命　（似鳥　鶏）
14. 三角文書　（葉真中　顕）
15. ホテル・アースポート　（宮内 悠介）
以上

では、みなさま～、温かい アットホームクリスマス（イヴ）をお過ごしください。　
(^_-)　ね。

喧騒の夜想曲（日本推理作家協会/編）

ちょっと待ったーーー（叫）！
ブログの記事に行く前に、チョット 待った。　へーい、お待ちぃ～～。
気付いたら、いつの間にか、このブログを書き始めてから、にゃ… ニャんと！、１０年が経過していました・・（驚）
あわわ…
祝・１０っ周年～～　ぉめでと～o(>∀<*)o ｫﾒﾃﾞﾄ♪　（爆）
いやはや… ワタシも歳をとるわけだ・・・（どよよーーん…凹）（笑）
こんな、なんちゃってブログにお越しいただきありがとうございます。
（おほほほ…）（滝汗）

《前座、失礼いたしました 。。。》

それでは、よーやく 本題。ホンダイ。 本だい！（笑）
えーーーと、（汗）　こちら 読みました。
ワタクシめ、普段は （敢えて）短編って 読まないんですけど、これは なかなか面白いかった（のもあった）。

内蔵作品は、下記の豪華15作品立て。
これだけあると～～、きっと “なかなかいい♪” と思う作品が見付かるのではないでしょうか。
ちなみに、ワヤシは №15 がダントツ☆
で、あとは、２、７、10 あたりが…。
あとーー、13には ついつい惹き込まれてしまった…
という感じでした。

1. 手から手へ、今　（赤川 次郎）
2. 春の作り方　（芦沢　央）
3. 居場所　（天祢　涼）
4. 川の様子を見に行く　（太田 忠司）
5. 降っても晴れても　（恩田　陸）
6. 論リー・チャップリン　（呉　勝浩）
7. シャルロットと猛犬　（近藤 史恵）
8. 永遠に美しく　（知念 実希人）
9. 巨鳥の声　（長岡 弘樹）
10. 兄がストーカーになるまで　（新津 きよみ）
11. 陽奇館（仮）の密室　（東川 篤哉）
12. 追われる男　（東山 彰良）
13. 見張り塔　（深緑 野分）
14 動機なし　（前川　裕）
15. 守株　（米澤 穂信）

（ﾆｭｰｽ）岩塚製菓さん、感動した！

関越道での立ち往生のニュース、
本当に気の毒です。。
一刻も早く脱出できるように、影ながら願っております。
どうか、どなたも体調を崩さないで。　どうか ご無事で！
ご家族のもとに、温かい我が家に帰れますように！

そして、こちらのニュース、ワタシは全く知らなかったのですが…
かなり（！）　感動しました。　（なんて、いい話なんだ！！（涙））
犬顔ダンナが 買ってまいりました。（爆）
そして、さっそく、おいしく （とりあえず、夕飯は置いといて…（笑））
２人で バリバリ、「うめぇ～～♪」「さすが 岩塚さん！」と いただきました。

運転手さん、どうか お気を付けて。
運転手さんと 岩塚さんに、幸あれ！

ぼくときみの半径にだけ届く魔法（七月 隆文）

にゃにゃにゃ… ニャンと！
よかったです。　こちら。

いーじゃないか、いいじゃないか。
こういう話。
おばさん、好きです。（笑）
カメラマン須和 仁。
ビッグにお成りで（ネタバレ…（汗））
いやーーん、良かったよぅ♪
しかも、この本の「仕掛け」が、胸を打つ。。 気が利いている。。　
あっぱれ！幻冬舎。（爆）

それで、何かに “似てる・・” と思った。
よくよく思い起こしてみたら、アレよ。　アレ。
冬ソナ。
そうそう。　似てる。（かな…？）（汗）

うちの父が運転をやめません（垣谷 美雨）

まさにまさしく！我が実家にとって、タイムリー な こちらの本。
ほんと、切実です。
マスコミの報道や世論で報じられている側面だけでなく、
垣谷センセイは、現実的なエピソードの上に 問題を投じてくださっているので、身につまされます。。。

でもねーーー、
この問題は、親達本人もわかってはいる。
わかっちゃーいるンだけど、現実的に無理なのよ・・・
実家では、車がなくっちゃ、生活できん！
それで、毎日、毎年、「何事も起きませんように！」と 念じながら、先延ばしにしていくしかない・・
そういう土地なんです…。

まぁ、言うなれば、わかっちゃいるけど 目を反らしながら生活していくっきゃない…
というところです。
きっと、今や それぞれの土地で生活している同級生達、みんな そう思っていると思われるが、
帰省する度、子どもの頃から馴染んできたスーパーも次々なくなるし… （およよ）
ほんと 皆、頭から離れない心配ごと、課題として 頭を抱えているんじゃないかなーー。（汗）（汗）

この本としても、結局のところの解決策、というのは… まぁ理想論なんですが、そこは フィクションだからね…。
息吹くんが ものすごくイイ子で、こういう考え方をお持ちの中学生、高校生がいるというのは、救われます！（涙）
本の中の世界だけど、ほーーんと嬉しく思いました。

お父さんはユーチューバー（浜口 倫太郎）

読んだだす。　こちら。
先日の新聞の下側ポジションにも、広告がワリと大きく占めていたので…
（興味津々♪）　ミーハーだな～～（苦笑）

それで、、、
結果的にはーーー（汗）
なーんかね・・　本という感じがあまりしない（？）本だった。。。

やはり…（蒸し返します。）
昨日の 鳴沢刑事シリーズを攻めるとするかねぇ・・・（笑）
ボチボチ、年末年始の拝借本たちの計画執行のシーズンに入っていまして…
（当市の図書館は、10冊/館の制限があるので、毎年、２館を巧みに（！）活用させてもらっていますの。）おほほほ…
すっかり、毎年恒例の風物詩です。

ですので、普段は ドシドシ入れている予約をかなりセーブして、書棚にある本からお借りする方向にするため、言わば 発刊からしばらく経過の、人気のほとぼり冷メェーーの本に照準を。（笑）
さ～てと。

雪虫：鳴沢 了ｼﾘｰｽﾞ1（堂場 瞬一）

い、、　今さらなのですが・・ （汗）
まだ、“刑事・鳴沢了シリーズ” を読んだことがなかったので、このたび 「着手」してみることにしました。
（ははは…、何を思ったか・・ ）（汗）
ということで、第１作目。

うーーーーーん・・・
なんか…
自分には、あまり響かなかった 。。。
第一、おじいちゃん（伝説の、退職後もなお多数の部下から慕われるほどの 名・捜査一課長）の最期が・・・
？？ ああ来るか…？？
というのが、最大の落胆（？）…

そして、自分で「違う！（刑事になったんじゃなく）刑事に生まれたんだ。」とまで、言い放ったオトコ＝ 了 が、どして？、あっさりと警察を辞めるのさ…？？？
「はぁ？？？」という心の叫び。＋ 疑問、謎、理解不能。
しかも、これで この話が締めくくりとゆーのは・・・
うぅうーーーーん・・・（？）　謎！

でも、このシリーズ、全11作とかあるんですよねぇ…？
ということは、それだけ愛好家さんに求められている…？ ってことでしょ？
じゃぁ、２作目以降は ジャンジャン良くなるって期待が持てそう---？（← 誘惑、誘惑）
気になるといえば、気になる・・・（爆）
気にならないといえば、嘘になる・・・（笑）
うーーん・・・
（た、、たぶん、読むと思われます…（滝汗））