嗤う淑女（中山 七里）

今回読んだ中山作品は、こちら。

間違いなく、おもしろいんだけど…
一気読みなんだけど…
気持ち良い読後感ではなく…
（おもしろいのにナゼだ… ？？） となんかしっくりこないと思っていたら、
カテゴリー＝『イヤミス』 だったんですね。
（合点！）

でも、この表紙は 読み終わって改めて見ると、
すごーーく的確に中身を表現していると思う。
これは、素晴らしい。

また、桜の国で（須賀 しのぶ）

こちら、久々に読み応えのある本だった。
持ち歩きには重たかったが、ついつい惹き込まれてしまい、携帯するのが苦にならなかった。（笑）

すご～～～く資料を読み込まれて、念入りに調べて…　という作家さんの気合いが感じられた。
まぁ…
名作っちゃぁ、名作…なんだろうなぁ・・・
（うーーん…）
　　 ポリポリ… 　f ￣．￣*)

明日の食卓（椰月 美智子）

今回読んだのは、こちら。
どうやら、華々しく TVで取り上げられ話題になっているとのことで、喰い付いたらしい（それさえも忘れた・・・） ミーハーなワタクシ…（汗）
書評 も華々しいです。

まぁ、 とっつきやすいテーマで 読み易い描写だけど、
うーーーーーん…
「本」「作品」としては どうですかねぇ…
ちょーーっと、本に対して求める観点が ここではないかなぁ…
という感想。　　 ﾎﾟﾘﾎﾟﾘ f ￣．￣*)

大好き！！ 陸王サントラ♪

ワタシとしては、先に原作を読んでいないのが実に不本意でして…
今回は 順番あべこべで ドラマ を先に観てしまっている 我が家・・・

いやぁ～～～　
いいわ　（笑）
犬顔ダンナなんか、ほぼ毎回 泣いているし…
実家のハハ（＝ リッパな後期高齢者です。）なんか、茂木裕人 に夢中になってしまい、録画を3回位繰り返し観ていると…　（爆）

んで、ワタシはというと… ストーリーはもちろん好きなのですが
（だって、 池井戸作品だもーーん！）
そもそも、“ドラマよりも原作の方がいいに決まっている。” と、どこか冷静な観点で捉えているので、犬顔ダンナほど 入りこめていない感じ～　（汗）

しかし、初回から思っているのですが、使われている音楽 が、実に、実に（！）イイんです。
はっきり言って、この曲のおかげで、このドラマの感動が倍増しているんじゃぁないかと… ♪
そしたら、やっぱりね～！ と納得の 服部隆之さん♪
そうよね、そうよね！

あ…　　あと、地元がロケ地で使われているので、夫婦して 時にコマ送りでかぶり付きで拝見してます…。
ハハハ。
ドラマ、あと数回で終わっちゃうの残念だな～～。
でも、原作読む楽しみが まだ残っておる ♪
（うっしっし～）

ツバキ文具店（小川 糸）

これ は、いいわ！！
以前なんとなく、TVドラマ化 した ? というのは、うっすら知っていたのですが…
TVも相当イイ！ のだろうけど、
（なにしろ キャスト がぴったんこ！）
なんのなんの。
本の方だけでもバッチリ！
なんといっても、本ならではの “仕掛け” が施されていて、異色の１冊となっています。

これを読んだら、
純粋に、字を綺麗に丁寧に書きたくなった。
そして、今はパソコンやら　スマホやら　文明の利器の進歩目覚ましく、着いて行けない程 すごいけど…
今さらながら、 「手書き」 の威力に畏れ入った。
この構成ならではの 心に伝わってくるもの、 感じ入るものがあった。

とても読み易く、サラサラ読めてしまうけれど、
実は とっても趣が深い本です。
良かった。

踊る星座（青山 七恵）

青山センセイの作品、わりと好きで 刊行される度にほぼ読んできたのですが…
今回の は・・・・・・・
　　＿|￣|○il||li ｶﾞｯｸｼ・・
13作の短編集なんですが、どれも--------
あまり ・・・

なーんか 独特の世界感の下に成り立つエピソード ？？
とも言い難いし…
かといって、一貫したメッセージ性も感じられないし…
どれも抽象的でようわからん！
　　┐(ﾟ～ﾟ)┌

二礼茜の特命 仕掛ける（城山 真一）

前回の がなかなかおもしろかったので、シリーズ 2作目 を読んでみました。

短編仕立てだった前作に対し、今回のは長編作。
その分、ターゲットの企業を深く追うストーリーだったので、これはこれで入り込めたような…。

茜と良太のキャラも定着した分、救済の過程と危機感がじっくりと描かれていて、まぁ これはこれで ストーリーの行方には興味を惹かれたような…。
ただ、個人的に「株」に全く興味が持てないので、その辺は ご勘弁を！ ということで、若干 消極的な評価となりました。
（チャン　チャン♪）