めへへ 書感

本好きなヤギ似のワタシが 勝手な感想を綴った備忘録 (時々、他)♪

後悔と真実の色(貫井 徳郎)

2011-06-12 15:41:20 | 本(よかった!) た・な・は行の作者

おもしろかった~~~~~(叫)!
いやぁーーーーーーーー
久々に寝る間を惜しんで、一気読み してしまいました。
(だから、今日は、眠いのです ・・ z z z…)

あぁ~~~~~
おもしろかった~(← まだ言ってる…)
深夜(極めて早朝)に読破し、大・大・大満足で 布団に入ったものの、
神経が興奮しちゃって、ね・む・れ・な・い…。
でも、こんな アドレナリンだったら、もぅ もぅ 大歓迎ですっ。

改めて、このタイトルに納得…。
ふむふむ…、 なーるほど ねぇ。
すごいと思ったのは、ミステリーなんだけど、平成22年度の山本周五郎賞の受賞作品ならではの、
文学作品としてのレベルの高さ。
ひとことで言えば、「深い」!

なにぶんにも、ミステリーなもので、ネタバレ記載は割愛させていただきますが、
とにかく、ワタシのこの大興奮を他の方々にも 体験していただきたい!
まさに 快楽っ!!

ミステリーの要素を取り上げても、真夜中に読みながらのゾクゾク感は、
相当ありましたし、
なんつっても、登場人物の心情が せきららに綴られていて、結構、自分自身が共感できてしまったところが、
逆に怖いっす ・・・(汗)。
ここまでリアルに表現されるのは、まさしく貫井先生の力量ですよね。
ほーーーーんと、お見事です。

ま、
読みながら、若干、あ れ れ れ れ …?!と思う箇所(牛丼屋の部分)がないこともないが、
とにかく、全体像の満足感!
これは、すごいです。

貫井先生には、ぜひ、続編を書いていただきたいところですが、
やはり、諸事情から(ネタバレ…)考えますと、ちょっと難しいところでしょうか。
“ジョーさん、復活!”ってなことには、… ならないか 。 。 。
コメント
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