いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

いつも終わってからのご報告@区議会委員会

2006-02-13 | Weblog
 この日誌で再三、お役人の議会軽視を書いている。一番の軽視が、常任委員会だ。月に一回の委員会に何を報告し、何を報告しないかは、すべてお役人の裁量である。めんど臭そうなものは、時期をずらして報告する、という荒業もある。

 そして、大体の案件、報告事項は「事が終わってから」行われる。だから、報告だ、と言われればそれまでだが、何のための所管委員会なのだろう。民間では、「ほう・れん・そう」が基本。報告、連絡、相談と議会の委員会でもしてもらいたいものだ。

 今日も、その好例が都市整備委員会で行われた。それは、今話題の以下の2件についてだ。

①ヒューザーの建てたグランドステージ池上の耐震強度調査結果(建築審査課)と、区の支援策(住宅課)。これは、一昨日(2/11)、報道発表したものである。

②東横イン本社ビルの違法増築について。これは、2/10に新たに286%の容積率オーバーの報告があったというもので、すでに2/11報道発表されている。

 本当に議会を「軽視していない」と言うのなら、報道発表や住民説明前に、議会所管委員会を招集して「如何か」と説明すべきではないだろうか。まさか、会派幹事長ぐらいには資料が配られたのかと思えば、そうでもないらしい。

 さらには、明日、総務財政委員会において、次のような報告がある。

12月31日で期限切れになった旧職員証にかわり、ICカード付き職員証を使用することになりましたので、ご報告します。様式は、お手許に配布してあるとおりです。

 おいおい、そのカードのことは、1月4日から着用していて、すでに先月の日記で、ショボイと指摘済みじゃないか。今更、なにが報告だろう?報告するなら、12月15日の常任委員会だろう。相変わらずだな!

 きっと、そのうち、どこかの自治体でこんな報告があるかも‥

実は、昨年度で、我が市(区)の財政は破綻し、市(区)としての業務を終わりました。従って、皆さん議員さんの報酬も払えないこととなりました。以上、所管事務報告を終わります。

 お願い!早く教えてね。



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ボケだな社民党は!「自衛隊違憲」だあ~

2006-02-11 | Weblog
 今日は、皇紀2666年紀元節。建国記念の日である。建国を記念する祝日に、これほどまでに「何もしない」国家というのは、多分世界でも我が国だけではないだろうか。区内身障者の施設で「施設のお祭り」が行われたが、建国の祝辞はおろか、国旗の掲揚もなかったことは、情けなさをとおりこす。

 さて、このよき日に党大会を開催するとは、社民党も偉いじゃないかい、と思ったのは、間違いであった。

 なんと、またまたシーラカンス政党へ逆戻りしてしまったのだ。「自衛隊は違憲だ」そうだ。1994年に合憲、容認した、村山富一元首相は「誤りだった」と記者会見したそうだ。

 あらあら、私は覚えているよ。当時の自衛隊観閲式で、指揮官として自衛隊の部隊を前に「もっと早くこの場所にくればよかった」と訓辞をたれた、ヤギさんの顔を、誇らしげな顔を。

 世界の先進諸国で「国旗、国歌を認める、認めない」やら、「国家を守るべきか、どうか」なんていう、くだらない議論をしている国は日本だけだろう。

 これで、社民党の参議院や統一地方選挙での「絶滅」は確定的になったようだ。かの、日本共産党さんですら「自衛隊容認」の現実路線を歩みはじめたのというのに‥



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すげえ~23区々議会議員訪朝団のお誘いが‥

2006-02-10 | Weblog
 控え室に「23区議連第三次訪朝団のお誘い」なる書面が置いてあった。日朝交渉が頓挫している時期に、なんと絶妙のタイミングである。主催は「日朝友好促進をすすめる区議会議員連絡会」、お問い合わせは、朝鮮総連東京都本部、振込先は議連会計のさる区の区議会議員の口座である。

 大田区議会には、日朝、日中、日韓の各友好議員連盟があり、ほとんどの区議会議員が、すべての議連に加盟している。(私を含め、3名が日朝と日中に未加入又は、加入後脱会)

 朝鮮総連の内部文書によれば、日本の政治関係者のあらゆる階層への浸透を謀れ、とある。区議会議員も政治関係者である。この企画が「浸透計画」の一環でないように祈るばかりである。

日程:北京経由 4月10日(月)~4月15日(土) 260000円
   ANA905にて北京経由平壌へ 

   瀋陽経由 4月12日(水)~4月15日(土) 210000円
   ANA141で関西空港経由ANA947便で瀋陽経由平壌へ

 日程内には、労働党の直轄組織である、対外文化交流協会主催の歓迎宴や、答礼宴も組まれており、実に興味深い日程である。

 せっかく我が国の議員が行くのだから、是非とも、拉致された人々とともに帰国されるよう願ってやまない。その時は、必ずや、お出迎えにはせさんじ、日朝議連にも入ろうではないか。

 Bon Voyage!   
   


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条例の基づいた正しい昼休みの過ごし方

2006-02-09 | Weblog
昼休みは、45分自由時間、残り15分は職場で休息が合法。

 再三、大田区職員の退庁時間が早すぎると、連日訴えている。そこで、素朴な疑問が浮かんだ。午前8時半から午後5時15分まで、職員の勤務時間は、8時間45分である。そこで、1時間昼休みを取ると、労働時間は7時間45分となる。この前提で以下すすめることにする。

 第一の疑問:なぜ、週40時間労働で区職員の給与が決まっているのに、7時間45分の5日間であるとすれば、38時間45分労働となり、毎週1時間15分労働時間が少ない。

 第二の疑問:大田区勤務時間条例第6条及び、勤務時間規定3条によれば、職員の休憩時間は0時~0時45分の45分間となっているが、条例の規定より15分多く13時まで休憩しているのはなぜか。

 職員課に確認したが、納得のいく理由は聞けなかった。唯一の根拠らしきものは、労働基準法第34条1項の規定である。そこには、以下のように休憩時間が明記されている。

労働時間が6時間を超える場合:休憩45分
労働時間が8時間を超える場合:休憩60分

(労働時間とは、実際に働いている時間で休憩時間を除く。厚労省確認済)

 すると、大田区職員の場合は、勤務時間が8時間45分で、45分条例通り休憩を取得すれば、労働時間は8時間となり合法である。8時間丁度は「超える」かどうか、担当副参事(課長級)と意見がわかれたが、総務課法規担当から、明確に「8時間丁度は、超えるとは言わない」と回答を得た。

 つまり、すべての大田区職員は、条例で規定された休憩時間45分を、毎日15分間超過して休んでいるのだ。これは、例外なく全職員である。

 即刻是正しなければいけない、と思ったら、裏技があったのだ。それは、「休息時間」と呼ばれるものだ。勤務時間条例によれば、勤務4時間につき、15分の休息時間を与える、とある。これによると、午後は、0時45分から5時15分までが条例上の勤務時間なので、4時間30分の勤務となる。従って、15分の休息時間を与えなければならない。

 が、実際には午後の勤務時間中に休息はとれないので、休憩時間に連続して取っている、と想像するのが妥当だろう。休憩時間は、職場を離れられるが、休息時間は離れられない。つまり、0時45分までに、職場に戻り、15分は職場で休息を取る、というのが、正しい職員の昼休みの過ごし方である。

なお、心ある大田区職員の名誉のために言えば、23区すべて同じである。


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考えよう!認知症にならないまちづくり

2006-02-08 | Weblog
 今日は、東京都老人総合研究所が主催、大田区が共催した、「考えよう!認知症にならないまちづくり」講演会に参加した。

 会場になったアプリコ区民ホールは、7割方の入り。1200名近いだろう。平日の昼間の講演会にしては大成功だ。

 ただ、特別講演は一般向け、パネルデスカッションはプロ(介護事業者、行政など)向け、という、ターゲットが絞れなかった設定には不満が残ったが「入場料無料」に免じ我慢しよう。

 さらには、大田区の会場を使い、区共催でありながら、大田区の職員がパネリストに一人もいなかったことは、奇異ですらあった。さらには、支援している大田区の組織が、保健所や保健福祉部ではなく、地域行政センターというのもよくわからない。

 題名といい、相手のカウンターパートとしても、大田区保健所や、介護事業課、介護保険課などが対応し、パネラーとして、職員を出すべきではないか。大田区職員は腕章をして、入場誘導に専念していた。コーデイネーターが最後に「次回は、大田区の職員さんが、パネラーでお話いただけるように‥」と、嫌味だか、ホンネだかを話されたのは厳しかった。

 帰り際に、我が国最高学府ご卒業の保健所長が客席から出て来たので「ダメでしょう。壇上にあがらなければ‥」と嫌味を言ったら「私も認知症だから、勉強しなければ」と、かわされた。やるな、おぬし! 

 頑張ろう!大田区の地域介護組織。


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大田区職員早帰り問題

2006-02-07 | Weblog
 先週来、大田区職員の定時退庁問題を書いている。つまり、17時15分までが勤務時間なのに、その時刻に玄関に多くの職員が出てくるのはおかしいと書いた。所管職員課長と担当副参事(課長級)は、先週、玄関で出てくる職員を追い返したそうだ。行為としては正しいが、なんとも情けない話である。

 さて、今日はどうだろう。興味津々、玄関にたつ。17時12分、再雇用職員らしき女性の一団が帰る。17時15分丁度。先週より少なくなったが、相変わらず、お役人が家路へ急ぐ。私の顔を見て、怪訝そうな顔をする職員もいる。

 さらに待つこと、数分。時計の針は、17時18分。おお!なんと、参事級(部長クラス)、副参事級(課長クラス)も、お帰りになる。流石に、17時18分だから、自席を17時15分に立ったとの言い訳はたつが、管理職である。これでは、一般職員の早帰りを注意できない訳だ。

 時間内に、一生懸命仕事をして定時に帰るならいい。一秒でも早く帰ろうとする、その下衆な根性が許せないのだ。まして、管理職がさっさと帰る。ところが、予算に計上されている超過勤務手当8億円余りは、適当に消化する、というのは、一体どうなっているのか。

 たかが、数分、されど数分。自らの仕事に対する心構えの問題だろう。

 人として、自らの行為を情けないと思わないとしたら、軽蔑するぜ!たかが数分だろう。

****すべての管理職が、同様の行為を行っている訳ではないし、部外者との懇談会に参加するために、早めに退庁することはあり得ることを申し添える******



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17時15分までは、お席にいなさい!@区役所

2006-02-06 | Weblog
 先日来、大田区役所職員の退庁時間の乱れについて書いた。最初に書いた翌日も変わらず、17時15分にはゾロゾロ蟻さんのように、我先にと職員が出てきた、とも書いた。

 流石に怒った職員課長は、全部局に「禁足令」を発令した。曰く「17時15分までは席を立つな」まるで、小学校である。

 世の中には、72対28の原則がある、と藤田田氏(日本マクドナルド創業者)が著書で書かれていた。マンションの共用部分と占有部分の面積比を、このようにすると収まりガいいそうだ。また、会社の利益の72%は、上位28%の顧客によりあげられている、というのだ。

 また、グッピーの法則(原則だったか‥)というのを読んだことがある。それは、水槽にグッピー(熱帯魚)をいれる、すると、必ずエサにすぐ来る群れと、なかなか来ない群れが出来る。この比率が、確か、2対8だったか、3対7という。そして、エサにすぐ来るグループだけを別の水槽に入れると、またまた、その割合に分かれるそうだ。何度、小さい単位にしても、そうなる。つまり、必ず優秀な群れと、遅れる群れが出来るのだと。

 さて、これらの伝で仮説を立ててみよう。大田区役所の仕事は、良く働く28%の職員で、その72%が成し遂げられている。どんなに区役所の人事評価システムを変えても、7割の職員は、安易なほうにながれ、3割の職員がより上位を目指す。

 大田区議会議員の72%は、有権者の28%の信託により当選している?ともなるな。区議選の投票率が40%程度なので、まんざら違う数字でもないような気がする。

 頼むよ!職員さん。小学校みたいな通達ださせないでよ!



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国家百年を見据えた大事業?by国土交通省@多摩川

2006-02-05 | Weblog
 お役人の脳内は、本当にお茶目で、こんな馬鹿げたことをマジメな顔してやっていると思うと、いい子いい子してあげたくなる珍事が役所には多い。今日、日曜日は久しぶりに何の行事もなく、のんびり自宅近くの多摩川の土手を散歩していた。

 すると、土手の民地側の小さな苗木に、なにやら黄色い紙がまいてある。なんだろうと思って覗くと、国土交通省田園調布事務所からの「通知」だった。曰く、この植物を植えた方は、河川管理上問題ですので、ご連絡ください、とある。


こんな小さな苗木を見つけるとは、国土交通省の監視員さんは、なんと仕事熱心なんだろうか。

 しかしだ、その周辺には、昔々誰かが植えたであろう樹木がうっそうと茂り、いい環境とCO2抑制に効果をあげている。これを見つけた監視員さんは、きっと100年後にこの苗木が大きくなって、土手を侵食したらどうしよう、と心配して「通知」をつけたのだろう。偉い偉い!



 こんな、些細なことも問題にしないと、公務員の仕事がなくなってしまうのだとしたら、小泉さん!改革はまだまだ遠いぜ!ガンバレ!

 



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腐ってる役人根性!@大田区役所

2006-02-03 | Weblog
 お役人が、いかに民間と違う感性や、非常識を持ち合わせているかは、再三再四書き続けている。一部改善されたこともあるが、大化の改新以来続いているお役人DNAを払拭するのは、並大抵のことではない。

 先日、区役所職員の退庁時間について述べた。5時15分までが勤務時間なのに、その時間に玄関を出る、という非常識が区役所では「常識」としてまかりとおっている、という現実だ。さっそく所管、職員課長に注意したところ、昨日の課長会議で全課長に注意を促したそうである。

 が、だ。その当日、相変わらず、サルだか火星人のような区役所職員がゾロゾロと5時13分ぐらいから玄関にあふれているのだ。別に、監視するつもりではないが、昨日も、たまたま5時に区役所にいたので、興味深々で玄関ロビーで待機していたのだ。

 すると、なんの後ろめたさもない職員が出て来る、出てくる。知り合いの係長がいたので「早いね」と嫌味を言ったら「もう5時15分ですよ」と言われてしまった。唖然である。別の顔見知りの職員は、どうしようという態度で、玄関の外でこちらをうかがっている。

 すぐさま、職員課長に文句を言いに行き、さらには「5時15分ですよ」と言った係長の上司にも通報した。いずれの管理職も「まさか」という態度である。

 たかが数分のことだが、その心構えが問題なのだ。せめて、遅れず休まず働かずの次に、早帰りせず、を付け加えてもらいたいものだ。

 例えば、5800人いる大田区職員の10%が早帰り5分しているとする。すると、1日あたり2900分の損失。年間では855,500分、なんと1782日分の日当がパアーになる。区職員の平均時給3500円をかけると、4990万円の損失である。

 予算委員会でも追及するし、場合によっては、全管理職にこの損失を区に弁済せよ、との監査請求をも辞さないつもりだ。


 全国の皆さんにお願いである。毎日5時12分ぐらいに大田区役所に電話して欲しい。用件はなんでもいい。「大田区の介護保険の適用人数」やら、「国旗国歌をどう思うか」など、とにかく帰らせない運動をしたい。電話は03-5744-1111である。ご協力を。さらには、区内の方は、5時15分に区役所や行政センター、特別出張所に出かけて、出てくる職員に「まだ勤務時間でしょ」と声をかけて欲しい。納税者の監視が、腐った役人根性の是正につながる。

 ふざけるな!大田区職員!大田区職員労働組合よ、弁明してみろ!


*****なお、大田区の全職員が、このような不正を行っている訳ではないことをご理解いただきたい。一部のバカもんである。****** 

 

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たらいまわし?いえ、適正な業務分担です@区役所

2006-02-02 | Weblog
お役所では「たらいまわし」は、業務量を「かさあげ」するために必要な「適正な業務」なのかもしれない、と最近思う。つまり、一回の電話ですべてがすんでしまう、一回の来庁、一つの窓口ですべてのの用事がすんでしまうと、あんなに多くの職員に仕事をまわすことができない。そこで、分割して、なるべく「たらいまわし」して、忙しい「ふり」をする、のでは、と邪推してしまう。

 昨日も、「適正な業務」のおかげで、随分と携帯電話代を無駄にした。雨の中、首都高速を国会から大田区に戻っていると、携帯が鳴った。(勿論、イヤホンマイク装着済)親しい区民の方からだった。ある政策についての助成金が継続されているかどうか調べて欲しい、という趣旨だった。区役所に戻ると17時を過ぎてしまうので、携帯から、「それらしい」A課に電話した。

犬伏:○○の助成制度については所管外かもしれませんが、おわかりですか?
A課員:それは、こちらでは直接は所管していないんで、よくわかりません。B課が所管していると思います。

B課へ電話をかけ直す。

犬伏:○○の助成制度について、教えて欲しいのですけれど‥
B課員:ああ、大田区の助成は、もう終わっています。東京都の分は、まだやってます。

 東京都の助成の内容、所管などを聞く雰囲気ではない。まして、時間は、小雨降る「退庁時間」5分前である。ハイハイ、区議たる私の勉強不足ですね。ごめんなさいネ!都庁に聞くのは明日にしよう。

 ここで、民間であれば、同じ会社(区役所)の他の課が扱っている商品(制度)でも、関連する課であれば「折り返し調べて電話する」、「商品(制度)の概要やら、他営業所(都庁)の所管部局などを教える」ということは、当たり前のことだが、お役所ではしない。理由は「正しい情報を伝達できない可能性がある」からだ(区役所幹部)そうだ。

 そして、今日も明日も、全国津々浦々で膨大な量の「たらい」がまわされ、550万人の地方公務員が、101兆円の税金を使っている。議員は、この「たらい」に絶対に乗ってはならない。


(追記)
部課を書かなかったのは「たらいまわし」が、今回のA課とB課特有の現象ではないためである。特定して「犯人探し」をされても、問題の本質的解決にはならない。

 

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