いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

「人権」を侵害する人権擁護法案はんた~い!

2005-11-16 | Weblog
 今日は、朝一番に「業務スーパー(24時間営業)」に行き、飲食店の仕入れをし、午前10時からは、馬込(大田区の地名)に新しくオープンする関係会社の店舗の看板の打ち合わせ。そして、お昼は、あのゴミ屋敷の住人とコンビニランチ。(また、ゴミが増えてきた!)

 午後は、日本会議首都圏地方議員懇談会(私は幹事長)が主催する「人権擁護法案反対緊急集会」に参加した。会場になった星陵会館(日比谷高校の同窓会館)は、平日の昼間にもかかわらず満場の人々で埋まっていた。

 来賓として、平沼赴夫拉致議連会長、山谷えり子氏をはじめ多くの国会議員が参加されていたが、なぜこんなに反対しているのに、法案が上程されるのか、いかなる力が与党内で働いているのか、極めて如何わしい。

 平沼氏は「名誉ある無所属の平沼です」と挨拶された後、中座をされて、安倍官房長官に、人権擁護法案の提出断念と女性天皇を容認する皇室典範改正反対、国立追悼施設反対の要望書を提出された。

 基調講演(櫻井よしこ氏)
人権の定義があいまいで、人権救済機関たる人権委員会は裁判所の許可なしに「被疑者の人権侵害」をすることができることが大問題。人権擁護委員(全国で2万人を予定)には国籍条項がなく政治的中立が確保されていない。人の内面に立ち入って法で罰することはあってはならない。
例えば、櫻井よしこの年齢はバレているので個人情報にはならないが‥(会場から大笑い)今、笑った方は、私の人権を侵害している。一生懸命化粧をして、シワを伸ばしたのに笑う。そうだ、人権委員会に訴えよう、ということになる。ひとつの法律を作ると、その余波は思わぬ方向に行く。
なんですか!あの古賀誠という男は。郵政民営化の時の態度は。採決では議場を退席して、その足で自民党本部に行き、卑怯にも惨めにも詫び状を書きぬけぬけとと公認を得て当選した。こういう者を日本語で「卑怯者」というんです。男の風上にもおけぬ。私は、女でペン一本で戦っているが、今後も機会あるごとに「古賀誠は卑怯者だ」と訴えていく。野中という男も一緒です。ここにいらっしゃるオノコの皆さんは、私の何百倍の力をもっているのだから、頑張って欲しい。人権擁護法案は絶対に阻止しよう。

 櫻井よしこ氏とは、拉致問題の集会では何度もご一緒し、そのすばらしい司会進行ぶりには感銘していたが、ご講演を聴いたのは初めてだった。その端麗な容姿からは想像も出来ない、ウエットにとんだ厳しい指摘には、益々ファンになって、サイン入り著書を思わず購入してしまった。

 最後に、以下の決議文を採択して集会は終わった。北朝鮮の拉致という重大な人権侵害には無関心だった政党や、政治家がこの法案には熱心(成立に)なのは、何故なのだろう。不思議な国だ‥

決議文
前文略
1.法案にかかげられた「人権侵害」の定義があいまいなため、恣意的な運用によって、誰もが人権侵害者といて規定づけられ、「表現や言論の自由」が侵害される。
1.被害者からの休載の申し出により「人権侵害の疑いあり」と判断されれば、人絹委員会には、裁判所からの令状なしの家宅捜査・差し押さえ・出頭命令ができるなど強大な権限が付与される。
1.二万人にのぼる人絹擁護委員の選任過程に関して、透明性の確保や政治的中立の確保についての規定がない。
1.人絹擁護委員の選任について国籍条項が整備されておらず、偏った政治思想をもった外国人にもその資格が与えられる。
1.法案にはいわれなき疑いをかけられた被疑者への救済処置が不明確なため、人絹侵害者としての「勧告」や「名前の公表」がなされた後には被疑者の名誉回復は不可能に近い。
こうした問題点を残したまま法案が成立するならば、基本的人権である「表現や言論の自由」が犯され、新たな人絹侵害・言論統制を招く恐れがある。よって、我々は本法案の来年の通常国会提出に強く反対することを、ここに決議する。
人絹擁護法案に反対する地方議員の会
日本会議首都圏地方議員懇談会




おおっ!変わったな蒲田社会保険事務所

2005-11-15 | Weblog
 ずいぶん前に、蒲田社会保険事務所の町金のような取立てと、感じの悪さを書いた。それから月日はたち、郵政民営化の次なる標的は社会保険庁であることは明らかであろう。

 今日は、新たに採用した社員さんの政府勧奨健康保険(中小企業のための健保)と厚生年金加入手続きに「あの感じの悪い」蒲田社会保険事務所に出かけた。昨日、書類などについて電話で確認したのだが、その際「わざわざお電話ありがとうございます」という、恐ろしく気持ちの悪い(本来なら当然なのだが、過去の感じの悪さからすると、変わり方が気持ち悪い!)対応を受けていたので、気持ちの準備(?)はできていた。

 さて、到着したのは、彼らが最も嫌がる閉庁間際の午後5時前。以前なら、相当いやな顔で出迎えられたのだが、笑顔である。用紙を無愛想に渡していた、あのおばさんは、今日は、一々書類の説明をしてくれ「お手数ですが‥」という言葉のオマケまでついていた。

 筆記台で記入していると、ベテランらしき女性が近づいてきて「おわかりになりますか?」すごいじゃん!窓口には、以前と変わらない事務的な中年のオヤジが座っていたが、愛想は以前に比較にならないほどいい。先客が手続きをしていたので、並んで待っていると、な、なんと奥から別の職員が出てきて「お待たせしました」以前は、絶対になかったことだ。

 保険証ができる間、壁面に飾られた標語らしきものを見て感動した。曰く‥

社会保険庁は変わります
窓口接遇マナー3箇条
1.明るい挨拶でお迎えします
2.お客様の気持ちになり応対します
3.積極的に一声かけさせて頂きます
電話接遇マナー3箇条
1.ベルが鳴ったらすぐ電話に出ます
2.所属名前を名乗ります
3.電話を切るまでが会話です
蒲田社会保険事務所サービス3箇条
1.親切・迅速・正確に応対します
2.わかりやすい言葉で丁寧に説明します
3.お客様の声に耳を傾け、真心をもってお応えします

 昨日と今日の電話、窓口での応対は、すべて上記に合格である。しかし、何が彼らを変えたのだろう。メンバーが変わったのではなく、同じ窓口の同じ人間の対応が、別人のようによくなったのだ。

 公務員でもやれば出来るじゃん。モチベーションはなんだのか知りたいものだ。給与下がるぞ、なのか、職場がなくなるぞ、なのか、それとも「このままではいけない」という自発的なものなのか。経験則から3点目のものではないと思うが、そうであったとしたら、素晴らしい!頑張れ社会保険庁!地方事務官!





つまらねえ~放送大学「現代社会論」面接授業

2005-11-13 | Weblog
 別に大卒の「履歴」が欲しい歳やら職業でもないが、若かれしころの若気の至りで中退したレベンジやら、学びへの欲求で、現在も放送大学教養学部の正規の学生である。

 この大学は、通常、UHFとFM、スカパなどで開講されている放送授業を聴き(見)、レポートを送り、これに合格すると単位認定試験を受験する、という段取りである。ただ、卒業するためには、30単位以上を面接授業(学校に出かけて)で取得しなければならない。

 そこで、比較的行事の少なかった、この週末を利用して世田谷学習センター(旧学芸大学)に「現代社会論」の授業を受けに出かけた。古い大学校舎をリニューアルしたセンターは、走ると廊下が鳴って、授業に迷惑をかけるような作りだ。予算つけろよ!(男女共同参画に9兆円もつけなくていいから!)

 授業は、1時限がなんと2時間15分。10時に始まる1限は12時15分。土曜日は、10時から17時55分まで、同じ教室、同じ講師、同じ内容である。そして、今日は、午前1限、午後1限。これでやっと1単位認定だ。

 さて、14名ほどの学生は、70歳近いであろう老紳士から20代前半と見られるギャル(死語か?)まで、幅広い。これが、この大学の面白さであもある。
 
 さて、担当講師は、おお!美人である!(差別発言だ、といつもいわれるが、以前書いた「顔」という稿を参照されたい)ところが、授業たるや、つまらない。ほとんど放送授業とかわらない。

 面接授業は、日頃顔を合わすことのない学生同志が、話せる少ないチャンスでもあり、一方的な板書と講義であれば、放送授業でやってもらいたものだ。さらには、手を上げて自らの知識と意見をしゃべりまくるオヤジを制止できず「センセイ!一人だけの意見を聞いていてはダメ」と、私が制止する有様。

 たまげたのは、講師がコピ-してきた文献の出所。あのジェンダーフリーの権化たる上野千鶴子東大教授の「近代家族の成立と終焉(1994、岩波書店)」であった。思わず、休憩時間中に「センセイは、上野千鶴子さんの一派ですか?」と、質問してしまった。

 前回の政治学の講師も、上野派だった。国立大学(放送大学の教授、講師は国立大学扱い)の教員にはジェンダーフリー推進派が相当数いる。これも、かの「女は男に引き上げてもらいなさい」と言いながら、「男女共同参画」を訴え、橋本元総理に引き上げられ、今回は「女」であることで比例第一位で当選した、猪口センセイのおかげかしら。

 一方的な授業と、あの家族崩壊で青少年んの凶悪犯罪が激増したスエーデンを「教育・介護の社会化」のお手本である、というような内容の講義に嫌気がさし、1時限終了でお暇した。(5時限中4時限出席で単位はOK)

 大学の講師にも、評価制を導入すべきだ。以前聴講した神奈川大学のメーケッテイング論での東京大学名誉教授もひどかった。研究成果も重要だろうが、「教授法」を学べ!こいつは、小学校や中学校の教員にも言えることだ。教えるプロだの自覚をすべての教員がもたねばならない。


あきれちまうネ!大田区職員労働組合闘争・職場討議資料

2005-11-11 | Weblog
 公務員の権利意識、既得権意識の「非常識」は、再三訴えてきた。職員からも「そうだ」という自虐的賛意や応援が、メールや郵便で送られてくることは喜ばしく、ありがたいことだ。

 さて、今週、大田区職員労働組合は全組合員に「2005年賃金確定闘争・職場討議資料」~職員をバラバラにし大幅な給与引き下げをもたらす「人事・給与制度改悪案」は撤回を!なるA412ページからなる文書を配布した。

 内容を読むと「笑っちまう!(おっと、失礼)」。暫しお付き合いを‥

特別区の職場に「査定昇給」はなじみません
区長会が狙う「人事・給与改悪」その大きな特徴は、職員一人ひとりを「評価」で選別し、昇給に「差」をつける「査定昇給」制度を導入することにあります。だって。

 あったりまえだろうに、そんなこと。今までが可笑しいだけでしょう。創意工夫をし、効率的な公務執行を心がける職員と、敬語すら使えず、定時前に退庁準備をする職員を同様に昇給させることのほうが、よほど「悪」だと思うのは、昇給のない議員にヒガミかしら。

所属長の「評価」で、昇給する人と昇給のない人が生まれる
「査定昇給」制度では、職員をA~Eの5段階に選別します。Aの人は勤務成績が「極めて良好」として最大8号昇給します。現在の普通昇給(定期昇給)に該当するのは、勤務成績「良好」としてCにランクされる人で4号の昇給。Dランクは「やや良好ではない」として、昇給延伸。「良好でない」と「評価」されたランクEの人には、昇給そのものがありません。

 とあり、さらには、以下のような時代感覚と「社会主義国家」かと疑う記載が‥

公務職場において職員個々の「能力・業績」をどのように把握するのでしょうか。人材育成と、給与に「差」をつけることは次元の違う問題。(中略)
「評価」により職員の給与を左右させることになる所属長の責任や能力もきびしく問われることになります。

 大体、だまっていても「休まず、遅れず、働かず」で、誰でも1000万円プレーヤーになれる公務員全盛時代は、終焉したことを組合も気付くべきである。それであっても、Cランクで、定期昇給なみの昇給があるのだから、まだまだ甘い制度ではある。

 上記で、賛成できるのは、「所属長の責任や能力」のくだりだ。区の管理職が職員を怒っている姿を見たことがない。(高級幹部が下級管理職を叱責することはよくあるが‥)能力的にも「?」マークが紛れ込んでいるのも事実である。

 本改正により、働く有能な職員が評価されなかった「過去」と決別して、より優秀な管理職の登用と、職場の活性化を願ってやまない。区職員労組と、特区連(特別区労組の集まり)は、要求実現に闘争を実施するrしいが、納税者は誰一人(公務員以外)支持しないだろう。やるべきは、職員全員が頑張ればCランク以上の「評価」を得れる仕組み作りであろう。



大田区議会議員20名は現在海外滞在中!

2005-11-10 | Weblog
 掲示板でも、区議会議員の海外視察、親善訪問につき賛否両論が議論されているようなので、議案として提出された内容を公開する。

海外視察に伴う議員の派遣について 平成17年10月21日

派遣の目的:諸外国の環境・福祉・教育・産業・文化・都市問題等の実情を調査研究し、その成果を区政に反映させることを目的とする。
派遣場所及び調査項目:フライブルグ、カールスル-エ、フランクフルト(以上ドイツ)、モナコ、ニ-ス、パリ、リール(フランス)
調査項目:少子化対策、環境対策、まちづくり施策、観光政策、郵政民営化の状況、介護保険制度
派遣期間:平成17年11月7日から11月17日
派遣議員:自由民主党大田区団・区民連合8名、民主・自由・未来1名

費用:一名約80万円

海外親善訪問に伴う議員の派遣について 平成17年10月21日

派遣の目的:大田区との姉妹都市であるアメリカ合衆国マサチュ-セッツ州セーラム市との友好・親善の促進を図ることを目的とする。加えて、諸都市の実情を調査研究して区政に反映させる。
派遣場所:アメリカ合衆国マサチュ-セッツ州セーラム市、ニュ-ヨ-ク州ニュ-ヨ-ク市、フロリダ州オ-ランド市
派遣期間:平成17年11月7日から11月14日まで
派遣議員:自由民主党大田区議団・区民連合4名、公明党3名、生活者ネットワーク1名

費用:約40万円

 議案では、派遣議員の名前も明示されているが、議員名を公開することが本稿の目的ではないので、会派名のみとした。

 私自身も、平成11年のセーラムに参加して以来、海外視察2回分、友好親善1回分を「辞退」している。その理由は以下である。

①議員が知らない間に、議会事務局保管の議員名の三文判で「旅費請求書、精算書」が作成され決済されていること。
②旅費が、一般市場に比べ高額であり、「派遣先選定」「派遣先とのアポ」など大手旅行会社に完全に依存していること。
③公務員や区民サービスには、削減や合理化見直しを求めている立場として、緊急的課題がない視察、訪問には賛意を示せないこと。


 本日現在、47名の区議会議員のうち、20名が海外に滞在中である。行かれたからには、大いなる成果をお土産に、無事帰国されることを願う。



交通違反の反則金は郵便局で!

2005-11-09 | Weblog
 やっちまった。蒲田で姉と待ち合わせ、事務所前に車を駐車。ついつい話が長引いて降りてくると、婦人警官(おっと、女性警官と呼ぶそうだ)が仁王立ちに。

 「運転手さんですか?駐車違反です。免許証を‥」万事急須である。過去の経験から、このような状況では、いかに短時間であったか、緊急止むを得ない事情があったか、さらには、ひたすら、米搗きバッタのごとくプライドを捨てても、職務忠実なる官憲は許してくれはしない。

 すべきは、笑顔で免許証を出し、いかに彼女らの働きが、蒲田の街の交通渋滞を解消し、治安維持に貢献しているかにつき所見を述べ、賛辞を呈することだ。その間に、彼女らは、笑顔で反則金納付書を作成してくれる。

 お互い、社会人として礼儀正しく対応すれば、15000円也の請求書は、なんなく発行してもらえるのだ。

 さて、実は、昨日が納付期限であった。3時までは覚えていたのだが、ついつい仕事に熱中して、午後4時前になって気付いた。近隣の5時まで開店している民間金融機関に駆け込むと「公金は3時半までです」と、つれない返事。じゃあ、なんで5時まであけとるんじゃ!

 まず無理であろうと思いつつ、話題の中心「日本郵政公社」の窓口へ行く。なんの問題もなく収納印を押して返してくれた。どうやら、公金収納だけは、民間より公社が便利なようだ。

 ちなみに、国庫金なのに、税務署では受け付けてくれない。


●●町会会館手抜き工事のお知らせ(要旨)

2005-11-08 | Weblog
 昨日配布された、Sさんのチラシは以下のような内容である。

私は同町会の一住民ですが、先日建築された町会会館は「手抜き工事」による「欠陥会館」であることを町会の皆様にお知らせし「このままで良いのか」を考えて頂きたいと思います。(中略)スラブ受け鉄筋を、全柱廻り「酸素バーナーで切断し」鉄骨柱を建ててしまったことから違法工事が発覚致しました。本来スラブ受け鉄筋は、柱廻りにおいては柱の手前で「L」に折り、「地中梁」下まで入れなければならなかったのに「行程が面倒」と言うことで、まっすぐな鉄筋を入れ、鉄骨柱を建てるのに邪魔になり、酸素バーナーで切断してしまったものであります。(後略)

 と、この後には、S氏がこの疑惑究明にいかに努力したか、町会役員及び、その窓口となった、区議会議員犬伏が、悪者か、が記載され、いかにも「欠陥」と誤認しそうなカラー写真が添えられていた。

 私は、建築には詳しくないので、さっそく大田区建築審査課に出向いて確認をした。以下、担当者の弁である。

スラブ受けは、荷重がかかっていない鉄筋で、レベル調整のためにあるようなものだ。のせておりてもいいぐらいのもので、切断したとしても、何等問題はなく「違法」でも「欠陥」でもない。

 ちなみに、本会館は、建築基準法に基づいて、建築確認、中間検査、完了検査も適法に受け、検査済証も受領している。さらに、他の建築の専門家にも同様の質問をしたところ、「その人、建築の素人でしょう」とのコメントとともに、大田区と同じ見解がかえってきた。

 自治総合センターの助成金、大田区の補助金、そして町会員の浄財と、このチラシで名指しされた幹部役員及び多くの人々の有形無形の協力と熱意のもと出来上がった、地域の拠点に、このような無礼なチラシをまく事は許し方愚行である。今後、町会が取るべき態度は①徹底的に無視する②徹底的に法的措置を取る、のいずれかであろう。

 この会館に、地域の人々が集い、笑顔と笑い声が商店街まで響いている現実、Sさんはどう考えるのだろう。



町会会館は違法工事!とのチラシが配布

2005-11-07 | Weblog
 世の中には、変わった人が結構いるものだ。私の自宅周辺にも、監視カメラを家のまわりに設置し、子どもがボールを取りに敷地に入れば、学校長を呼びつけて謝罪をさせる、などという変わり者のオバサンがすんでいる。

 随分前に、テレビ黄金伝説を紹介して全国的に有名になった、ゴミ婆さんも「ある一部」変わっていた。

 今日の事件の当事者Sさんも、相当の変わり者である。地元の町会会館建設について、建設当時から色々とイチャモンをつけてきた。(ご本人は、指導だと思っているらしい)

 そして、先日は弁護士を通じて、「会館の図面をみせろ」との配達証明をおくりつけてきたのだ。結局、会館で設計図面を閲覧させたのだが、コピ-を専門業者で取りたい、との持ち出し許可で折り合わず、またまた配達証明がきた。

 相手の弁護士には、会館建設の経緯と、役員各位の私財と時間をなげうっての献身的努力について説明し、争ってもSさんは地域と溝を広げるだけだ、町会の一員として、ビールでも飲みながら懇談しませんか、と提案した。弁護士も、その通りだ、Sさんに話してみる、と言ってくれた。

 ところが、次に弁護士に電話すると「Sさんに解任されました」というのだ。どうやら「いぬぶし如きに懐柔させられるなんて、とんでもない」ということらしい。

 弁護士もダメだと思ったSさんは、実力行使にでた。なんと、B4裏表カラー写真入りの「町会会館手抜き工事のお知らせ」なるチラシを刷り、昨日、地元の毎日新聞に600部、読売新聞に3500部折り込みを依頼した。

 これを昨日知り、町会役員とともに「事実無根の誹謗中傷チラシ」は、広告基準違反である、と販売店主にかけあって、折込は中止された。これで終われば、たいした変わり者でもないが、Sさんは「大物」である。

 自ら、ポステイングにまわり、こともあろうか、近隣の町会役員宅まで投げ込みに出かけたのだ。ご苦労さん!そんなパワーがあるのなら、ご商売を一生懸命すれば、楽しいだろうに、かわいそうな人である。

 先日は、町会長、副会長宅の前で泥酔のうえ、騒ぎ立て、交番で説諭された。また、自宅周辺での争いが絶えず、近所の交番では有名人でもある。

 また、彼は、某有名宗教団体の会員であるため、この地域の団体幹部が、何度も仲介の労をとったが、お手上げで降参してしまった。(彼は、この団体で、何を学んでいるんだろう?)

 前述の、お二方の「変わり者」と同様、淋しいんだろうな、と同情する。
迷惑千万ではあるが、心の病と受け止める度量が、地域や町会にも求められる。

***チラシの内容については、明日の日誌を参照されたい****


お役所仕事の好例!大田区公文書開示に10ケ月!

2005-11-04 | Weblog
 お役人の仕事が「遅い、のんびり、緊張感がない」という事例は、ここに再三書き続けてきた。マスコミも注目してくれ、それなりに公務員の意識改革に貢献したと自負している。特に「サルか火星人だと思ってくれ」と書いた、大田区の住民票の窓口は、驚異的に良くなった。

 今回は「まだまだ!」という、お役所仕事の好例をひとつ。お役所との対応は「忍耐」につきるのである。

 区内の病院に勤務するOさんは、昨年12月15日に、「平成12年以降の介護保険に係る相談、苦情処理対応票」の開示請求をしたところ、同年12月24日「区と相談者との信頼関係を損なう」との非開示決定を受けた。sこで、翌年2月大田区長に対し「異議申し立て」を行った。

 そして、大田区では平成17年4月から3回の情報公開審査会を開き検討し、所管の介護保険課が部分開示を6月に決定。同年10月19日に部分開示決定通知書をOさんに送付してきた。

 条例によれば、審査会は「不服申立てについて決定又は採決を行わなければならない(12条2)」となっているが、部分開示をしたことにより、「不服申立てをした事実が消滅した」として、判断を回避している。

 お役人の基本的DNAには「その場逃れ」というものがある。議会の委員会などでも、随分と「その場逃れ」の答弁をして、後で訂正をしてくる。今回の非開示も「その場逃れ」である。そして、区民が適法に戦ってくると、またまた、審査会の決定をまたずに「その場逃れ」をしてくる。その期間なんと、10ケ月である。お役所仕事に乾杯!


正直に言えよ!清掃労組さん

2005-11-01 | Weblog
 議員になると自宅や控え室に、山のような陳情やら訴え、怪文書、さらには各種団体の案内が届く。

 今日は、清掃労働組合なる団体からチラシやら、署名簿が届いていた。曰く「清掃工場の運転系が民間委託になると危険だ」と。また、労組得意の形容詞である。

 兎に角、民間委託されると、①組合員だ減って、運営費が減収になる②自分たちの働きが非効率的なのが明白になる③職場がなくなる
といったような実害が組合やら、職員に及ぶ。しかし、それが理由の反対では、区民や納税者の理解が得られないので、枕詞として「民間では危険」とつけるのである。

 大田区の保育園の給食の民間委託では、区職員労組、共産党、一部保護者などが大合唱で「給食の民間委託で子供たちが危ない!」と訴えた。結果、民間委託になって、なにも問題がなかたので、大合唱は終わった。

 清掃労組のチラシには、平成13年に大田区の不燃ゴミ処理センターで火災事故がおき、消防士が亡くなった事故について「民間委託だったから起きた」と書いている。理論が自分勝手、無茶苦茶である。

 現在、清掃車の相当数が民間の車で、運転手も民間人である。民間人の運転手の事故率が高い、という話は聞いたことがない。給食の時には、反対勢力の皆さんにこう言ってやった。「デニーズやジョナサンなどのファミレスは民間だから危険なので、絶対に行くなよ!」と。

 清掃工場の皆さんも、六本木ヒルズや、横浜もなとみらいなどのビルには絶対に入ってはいけませんよ。それらのビルのボイラーや、空調などの「運転系」は、全員が民間人ですから、危険が一杯!そうでしょう。