いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

大田区議会議員20名は現在海外滞在中!

2005-11-10 | Weblog
 掲示板でも、区議会議員の海外視察、親善訪問につき賛否両論が議論されているようなので、議案として提出された内容を公開する。

海外視察に伴う議員の派遣について 平成17年10月21日

派遣の目的:諸外国の環境・福祉・教育・産業・文化・都市問題等の実情を調査研究し、その成果を区政に反映させることを目的とする。
派遣場所及び調査項目:フライブルグ、カールスル-エ、フランクフルト(以上ドイツ)、モナコ、ニ-ス、パリ、リール(フランス)
調査項目:少子化対策、環境対策、まちづくり施策、観光政策、郵政民営化の状況、介護保険制度
派遣期間:平成17年11月7日から11月17日
派遣議員:自由民主党大田区団・区民連合8名、民主・自由・未来1名

費用:一名約80万円

海外親善訪問に伴う議員の派遣について 平成17年10月21日

派遣の目的:大田区との姉妹都市であるアメリカ合衆国マサチュ-セッツ州セーラム市との友好・親善の促進を図ることを目的とする。加えて、諸都市の実情を調査研究して区政に反映させる。
派遣場所:アメリカ合衆国マサチュ-セッツ州セーラム市、ニュ-ヨ-ク州ニュ-ヨ-ク市、フロリダ州オ-ランド市
派遣期間:平成17年11月7日から11月14日まで
派遣議員:自由民主党大田区議団・区民連合4名、公明党3名、生活者ネットワーク1名

費用:約40万円

 議案では、派遣議員の名前も明示されているが、議員名を公開することが本稿の目的ではないので、会派名のみとした。

 私自身も、平成11年のセーラムに参加して以来、海外視察2回分、友好親善1回分を「辞退」している。その理由は以下である。

①議員が知らない間に、議会事務局保管の議員名の三文判で「旅費請求書、精算書」が作成され決済されていること。
②旅費が、一般市場に比べ高額であり、「派遣先選定」「派遣先とのアポ」など大手旅行会社に完全に依存していること。
③公務員や区民サービスには、削減や合理化見直しを求めている立場として、緊急的課題がない視察、訪問には賛意を示せないこと。


 本日現在、47名の区議会議員のうち、20名が海外に滞在中である。行かれたからには、大いなる成果をお土産に、無事帰国されることを願う。