いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

無防備都市宣言運動は極左で反共?

2006-03-29 | Weblog
 昨日、控え室の机の上に、無防備都市宣言条例の直接請求の署名運動のチラシがおかれていた。いよいよ来たな。4/29から1ケ月間署名して、有権者の1/50の署名を集めれば、議会に条例制定の直接請求ができる。

 そもそも、無防備都市宣言とは、①地方自治体が出来ないこと②万一したところで、実効性がないこと③占領軍に無条件降伏するとの意志表明であること、などから到底賛成はできないものであることを、昨年第4回定例会で質問した。

 そして、昨日の本会議前に、この運動の事務局長さんという方がたづねてきた。曰く、今度、シンポジウムをやるが、賛成派だけではつまらないので、犬伏さんに参加してもらえないか、というのだ。

 冗談じゃない。会場全員が『敵』そのうえ、そもそも哲学が違う人々に、何を話せというのだ。例示が品がないが、女性は皆きれいでステキだ、という価値観を持っている私が、女性はみんな汚い、という連中を説得するのは不可能だ、と申し上げた。半分が賛成派、半分が反対派で、討論をしようというのであれば喜んで出席しますよ、と固辞した。さらには、市民運動としてやるなら中核派などは排除しないとダメ、とも付け加えた。

 区議会では、間違いなく否決される直接請求だが、区民の直接請求という権利を啓発する意味ではよいと思う。ただ、『無防備だの、非武装』が『平和』を招くという、平和ボケ意識の頒布はやめていただきたい。警察官がいなければ犯罪が減る、消防官がいなければ火事は起きない?そんなことないでしょ。

 チラシにも『偽装』がある。日本地図の上に、いくつかの都市名が書かれていて、いかにもその都市で『無防備宣言条例』が可決したかの誤解を受ける表記だ。実際には、すでに否決されたり、署名運動を行っている都市名にすぎない。

 区議会では、左翼に属する日本共産党の議員に、この運動について質問すると意外な回答がかえってきた。

あれは、我々とは無関係。彼らは、反共で、極左だ。と。


 そうなんだ!まあ、極だろうが、普通の左だろうが、日本が嫌いな連中は同じ穴のムジナである。


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