いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

神様VS地元町会@六郷神社例大祭

2013-04-21 | Weblog
 私は自他共に認める「神道信者」である。「信者」というのは適当ではないかもしれない。日本人として、当たり前の「常識人」と言い変えたほうが適切だ。天照大神を御祭神とする神道は、我が国の歴史と伝統の継承者でもあるから、それは「宗教」ではなく、日本人としての「暮らし」そのものだとも思っている。

 子供たちの節目の行事、息子の結婚式、選挙の「事務所開き」など、必ず地元の氏神様である六郷神社にお願いする。さらに、毎月1日には「一日早朝参り」の会に参加をするという具合だ。したがって、靖国神社も「宗教法人」などとは認めたくはないのだ。

 さて、今日は、大田区中で「こどもガーデンパーテイ」が開催されている。各地区で様々な「こども向けのイベント」が、地元町会、青少年対策委員会などが中心となり行われている。

 最近、わが六郷地区で町会関係者がこのようなイベントで集まると、必ずと言っていいほど出る話題が「お祭どうなった?」というものだ。毎年6月の第二の週末に行われる六郷神社例大祭は、地元にある町会がこぞって参加して、おおいに盛り上がる地元の大イベントである。

 ところが、最近このお祭をめぐって聊かの議論が行われているのだ。それは、お祭につきものの「奉納」についてだ。神社側からは、その年の「氏子(実際は住民)数」に基づき、各町会毎の「奉納額」が提示され、いままではその金額を神社に納めていた。ところが、数年前に、ある町会が「奉納なのだから、額はこちらで決める」とばかり、10万円を神社に持参したところ「受け取り拒否」にあってしまった。

 この町会は止む無く「町会主催のフェステイバル」として、神社の「御霊」の入っていない御神輿を担いで町内を巡行した。

 そして、今年の「奉納金」である。町会長らが話し合って、各町会50万円で統一することが決議された。ところが、神社側(実際には、神社総代会)が「奉納額はこちらで決める」と、この提案を拒んだ。さらに各町会で検討を重ねたところ、数町会が「神社の提示した額」を奉納することに転じた。

 提示される奉納額は、町会によって違うが、40数万円から80万ぐらいらしい。景気が良い頃は、企業の寄付が集まり、大変ではなかったが、昨今は寄付もままならず、町会の予算を圧迫している、というのが今回の減額の背景だ。(町会によっては、政教分離のため、祭礼は別組織にしている場合もある)

 今月26日には、この問題を協議する「神社総代会」が開催されるそうだ。子供と大人が一緒になって「地域に住む」ことを体感できる六郷神社例大祭が、神社、町会相互に理解しあいながら円満に開催できることを願ってやまない。



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