いぬぶし秀一の激辛活動日誌

おかしな議員[わんちゃん]の激辛日誌です。日々感じたこと、活動報告、行政への提言など、本音で書き込む人気ブログです。

朝鮮総連「張成沢氏は汚物」、粛清は金正恩氏の偉大な業績と賞賛byアジアプレス

2014-03-31 | Weblog
 北朝鮮の内部事情を報道するアジアプレス・ネットワークに以下の記事があったので転載する。

◇「金正恩元帥の唯一指導は総連の生命線」と許議長
在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)は10日、東京都千代田区の朝鮮会館で決起集会を開催した。この席で許宗萬(ホ・ジョンマン)中央常任委員会議長は、今年の基本事業方針を「金正恩(キム・ジョンウン)元帥様の領導を徹底的に支持することに中心を置く」と発表し各組織・職員の奮起を促す一方、昨年末に北朝鮮で行われた張成沢(チャン・ソンテク)国防委副委員長の粛清にも言及、「金正恩元帥様だけが成し遂げられる巨大な業績」と称えた。朝鮮総連の機関紙「朝鮮新報」朝鮮語版が11日、伝えた。(アジアプレス編集部)
同紙記事によると、決起集会の正式名称は「敬愛する金正恩元帥様の主体103年(2014年)新年辞と新年祝電を高く崇め、総連の新たな全盛期開拓に向けて画期的転換の局面を開くための総連働き手達の決起集会」。
参加者には許議長など中央本部の核心幹部をはじめ、関東地方の総連本部委員長や専従職員、朝鮮学校の教員たちなどが参加したとされる。
決起集会では金正恩第1書記が許議長宛てに送った、全ての働き手と同胞たちに向けた新年の祝電が朗読された。祝電で金第1書記は今年を「第23回全体大会がある意味深い年」とし、「在日朝鮮人運動の新たな全盛期を迎えると確信している」と伝えた。
全体大会とは3年ごとに開催される朝鮮総連の「最高決議機関」。本来は13年5月に開催される予定だったが、総連中央本部の競売問題のため、延期されていた。

◇「張成沢氏は汚物」、粛清を金正恩氏の偉大な業績と賞賛
朝鮮新報朝鮮語版は、この決起集会における許議長の演説要旨を公開している。これによると許議長は昨年(13年)を「栄光ある金正恩時代を全世界に誇り高く宣布した歴史的な年」と表現、「困難な環境の中でも国民が大団結し、経済強国の建設と人民生活の向上に向けた闘争で奇跡が起き、人民の笑い声が鳴り響いた」と振り返った。
さらにこうした「勝利」は「金正恩元帥様の天才的な叡智、卓越した領導で、偉大なる金日成大元帥様と金正日大元帥様の思想と不滅の偉業が最上の輝きを放ったもの」と言及している。
また、「わが党が適正な時期に正確な決心の下、反党反革命宗派一党を摘発粛清した」という金正恩第1書記による年頭の新年辞を引用し、「党内に刻み込まれていた宗派汚物を断固として除去できたのは(中略)白頭の偉人である敬愛する金正恩元帥だけが成し遂げられる巨大な業績」と称えている。「汚物」というのは労働新聞などで張成沢氏を指す表現として使われたことから、張氏粛清を支持していることが分かる。

◇許議長「金正恩元帥様の領導は総連の生命線」
最も重要な今年の方針については「全ての総連の働き手たちはまず、敬愛する金正恩元帥様の唯一的領導を生命線として握り締め、組織建設と愛族(民族)愛国運動を偉大なる金正恩時代の要求に合わせ展開していく」と明かした。この実践のために、全ての働き手たちに対し「領導者(金正恩氏)の思想と意思でがっちりと武装すること」を要求している。
昨年6月から7月にかけて、北朝鮮では39年ぶり「党の唯一領的導体系確立のための十大原則」が改訂された。もちろん、金日成―金正日時代の一人絶対独裁システムを、金正恩時代に合わせるためのものだ。この「十大原則」は、北朝鮮において憲法や労働党規約を超越する最高の「掟」である。新「十大原則」は、金日成-金正日を同列に並べ崇拝の対象とし、金正恩氏こそがその唯一の代理人=後継者であるとするものである。許議長の演説を見ると、在日組織の朝鮮総連でも、新「十大原則」に基づいて金正恩絶対化を徹底することが決まったものと思われる。

◇「組織取り巻く環境はいつになく厳しい」
演説ではまた、日本で朝鮮総連の置かれた状況を確認するような文脈も見られた。許議長は「われわれを取り巻く日本の政治状況は、総連結成以来いつになく厳しい」とし、「軍国化、ファッショ化を推し進める日本は、共和国(北朝鮮)敵視政策を強めていくものと思われ、その一環として総連組織と民族教育をはじめ愛族愛国運動に対する弾圧と妨害をより悪辣に敢行する可能性がある」と分析している。
その上で、総連の働き手の役割として「内外の反動(勢力)たちの謀略策動に対し警戒心を高め、共和国の最高尊厳(金正恩氏)を生命よりも大切に仰ぎ、擁護していく」ことを要求している。

◇日本語版記事には掲載されず 
今回の決起集会に関する記事は、15日現在、朝鮮新報朝鮮語版だけでの掲載にとどまっており、日本語版ホームページに見られない。重要な集会であるはずの決起集会が開催されたという短信すら、日本語版には無い。独裁者に無条件に追従するという時代錯誤的な内容が日本社会に与える影響を考慮し、掲載を見合わせているのか、単純に記事整理に時間がかかっているのかは分からない。
朝鮮総連は地域の在日朝鮮人コミュニティを支える役割も果たしており、そうした場では今回の決起集会で言及されたような思想的に過激な内容は逆に「タブー」とされることが多い。許議長により発表された「方針」が、今後、総連の活動の中で現実的にどの程度反映されるかについては見極めていく必要がある(以上転載)

 このような組織が、日本の中にあり、在日朝鮮人の子供らに同様の教育を行っている事実に目を向けようではないか。松原忠義大田区長自ら平壌に出向き、金日成閣下(目録より)にパソコンの土産を持参した、親北朝鮮自治体大田区では、来年度予算で朝鮮学校に1000万円の補助金を支給することを、自民、公明の賛成多数で決定した。

 ちなみに、大田区議会議員さん、47名の議員のうち議長(自民党)副議長(公明党)を含む42名が、日朝友好促進議員連盟に加盟し、毎月議員報酬から会費を天引きで払っている。日朝議連の区議さんよ!拉致被害者を取り返しておくれよ。テポドンを日本に向けて撃つのをやめさせておくれよ!

 しかし、なんでいまどき日朝友好議連なのさ?その見識のなさには、あきれるね!