西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

小学校4年生の通知票

2011-08-14 | 金沢の思い出
昨今、資料を整理していたら私の金沢市立十一屋町小学校の昭和26年度(4年生)の通知表(コピー)が出てきた。(担任は吉村不二子先生、校長は藤田清正先生である。)60年も前のことである。

教科についての5段階評価、出欠状況、科外活動、身体状況について書かれている。

教科(教の字も「メ」のつく字)では国語(国も「國」になっている)から始って社会、算数、理科、音楽(楽は「樂」になっている)、図画工作、家庭、体育となっており、家庭(科)のみ評価が入っていないので、4年段階ではやっていなかったのかな。家庭科で豚汁などつくり、運針もやった記憶があるので、5,6年生で家庭科があったのかな。

各教科では、それぞれ3又は5つの評価項目(國語のみ5つ)があり、5段階評価である。
年間を通じて、國語、社会、算数、理科は「5」であり、音樂、図画工作と「4」レベルとなり、体育は「3」レベルである。

出欠状況では、年度末の3月に3回休んでいる、多分「風邪」だ。

科外活動は、「演劇クラブ」になっている。

身体状況では、身長131.4cm、体重は26.6kg・・・である。未だ「痩せひょろひょろ」である。

で、この夏、名古屋に住む孫が3人が両親(母親が私の娘)とともにやってきた。長孫が男で中三、次孫が女で小四、末孫が男で四歳である。長孫と次孫は一学期の「通知票」(小学校は「あゆみ」、中学校は「学びのあしあと」と名付けられている。一歩一歩前進する、というイメージだ。)をもってきた。

そこで、小四の次孫に私の小四時の通知票を見せてみた。彼女は丁度10歳で私と60歳違う、つまり干支は同じなので分かりやすい。彼女の「通知表」の教科の並び方順も私の場合とまったく同じで「家庭」は最初から入っていない。各教科の評価項目も国語は5つだが他は4つとなっていて、私の場合より1つ増えている。評価は、何段階なのか分からない。

彼女は、1教科を除き◎、1教科は○となっていた。◎が「5」とすると、私より「相対的に」頑張ったということになる。「頑張ったね」と声をかけておいた。彼女も60年前の年期ものの「通知票」を興味深く眺めていた。


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