西村一朗の地域居住談義

住居・住環境の工夫や課題そして興味あることの談義

台所の踏み板、勝手口

2005-11-28 | 金沢の思い出
約2坪(細長い4畳)位の台所では踏み板の上を歩いた。いづれ全体の図面を示さないと、空間構成がはっきりと分らないが、私の家では既に述べた4畳半の「茶の間」と「台所」は直結していなくて、途中に「玄関の間」3畳があった。又、台所の踏み板から上がった所は台所から見て右半分が2階へ上がる階段、左半分が板の間で、それが更に左手の3畳の玄関の間と繋がっていた。板の間から台所に向かっては一段低い踏み板に下り、更に少し低い長い「へっつい」までも通じる踏み板があった。台所は元々は土間だったかもしれないが、履き替えが面倒で、踏み板を置いたのではなかろうか。「へっつい」の手前で右手に勝手口があった。勝手口は引き戸で、戸は1/4位下が板で上が木の桟にガラスだった。勝手口の「鍵」は、つっかい棒だった。今から考えると極めて無用心と言える。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿