約2坪(細長い4畳)位の台所では踏み板の上を歩いた。いづれ全体の図面を示さないと、空間構成がはっきりと分らないが、私の家では既に述べた4畳半の「茶の間」と「台所」は直結していなくて、途中に「玄関の間」3畳があった。又、台所の踏み板から上がった所は台所から見て右半分が2階へ上がる階段、左半分が板の間で、それが更に左手の3畳の玄関の間と繋がっていた。板の間から台所に向かっては一段低い踏み板に下り、更に少し低い長い「へっつい」までも通じる踏み板があった。台所は元々は土間だったかもしれないが、履き替えが面倒で、踏み板を置いたのではなかろうか。「へっつい」の手前で右手に勝手口があった。勝手口は引き戸で、戸は1/4位下が板で上が木の桟にガラスだった。勝手口の「鍵」は、つっかい棒だった。今から考えると極めて無用心と言える。
最新の画像[もっと見る]
- カリン・レヒナー(ティエンポ の姉)とセルジオ・ティエンポ (レヒナーの弟) 10年前
- 最近、時々『文藝春秋』を読む 11年前
- 縦長四角形と横長四角形 12年前
- 「梅ちゃん先生」見る楽しみージオラマー 12年前
- 天草の洋(なだ)に泊(はく)す 頼 山陽 13年前
- 深井純一さんの思い出 13年前
- イエロストーン公園のコヨーテとオオカミに思う 13年前
- ル・コルビュジェツアー企画案 13年前
- ル・コルビュジェの「メッセージ」(BS・TBS)見る-5地中海カップ・マルタン小屋 13年前
- ル・コルビュジェの「メッセージ」(BS・TBS)見る-4ロンシャン礼拝堂ほか 13年前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます